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あーぁ…こんな事なら、もっと早く言えばよかった
どうも、kyです。唐突だけど、俺には好きな人がいる。それは…
us「おーい!kyー!」
ん、どうやら、それを話す前に呼ばれてしまったみたいだ。
ky「なにー?」
us「撮影始めるよー?」
ky「えぇ!?マジ、早くね」
やばいやばい、us待たせてらんないって!
口では焦らないよう平静を装ってても心の中はめちゃくちゃ焦ってる。待たせてたら嫌われる。早くしなきゃ、そう心が急く、
正直、こんなの自分でもおかしいと思ってる。
…今の見てもらえれば分かると思うけど、
…好きな人はusなんだ。
あ恋愛的な意味でな?
…
気持ち悪い?そりゃおれも思ってるわ。
なんで?そりゃ俺の方が聞きたいね、いや、やっぱusに聞いて。
男なのにきもい?そうだなぁ、これは個人の自由だけど、俺は自分を目の前にしたら何も言えねぇよ。
きっかけ?さぁな、気付いたらかな。
おかしいと思い始めたのは、正確には好きだと気付き始めたのは、ちょうど一ヶ月くらい前、かな?
その日も普通に撮影して、解散予定だったんだけど、いつもとは違くて、もう少しだけ4人で話してることにした。ほんと、こんな事二度とないと思う。なぜ、あんなことになったのか覚えてない。
たぶん、ただの気まぐれ。ほんの、暇つぶし感覚だった。
…そうだ、usがいつも以上に優しくない?って事で話が長引いたんだっけ、。
まぁ、どうでもいい事で長引いてて、gtさんが用事で抜け、rtさんも寝るからって早めに抜けた後、俺らはまぁ、眠くなくて、少しまだ話し足りなくて、…
その後…は、。男なのに男好きなのどう?って、
俺から聞いたんだ。
薄々、俺は、usが好きなんだと気付き始めてた一ヶ月前。
くだらない話の最中、口をついて飛び出した質問。
一瞬、usが固まったのが、画面の向こうで分かった。
(まあ、悪くないんじゃない?俺、特に何とも思わないけどね笑 まあ、…でも、向けられるのは、…ちょっと困るかなぁ…どうしていいか分かんなくなっちゃう笑)
何の気なしに発せられた一言。
…そう、そうだよusに悪気なんて、悪意なんてなくて、おれが、俺がただ期待し過ぎてただけ。勝手に思いがってただけ。
その日からだ。俺がusへの気持ちが抑えられなくなったのは。気づいてしまったのは。蓋を、するようになったのは
usが他の人と、rtさんと話してても、無理のない程度に割り込んで、gtさんと話してても、ふざけて話を止めてusと話して。
ああ、おれ、期待も背負ってたけど、人にもこんなに期待するやつだったんだ。
us、おれをみてよ、ねぇ。
us、すごいでしょ、ねえ。
…us、……、ねぇ…ちょっとくらい、おれだけをみててもいいじゃん。
自分の中ですら消化出来ない、人との仲を引き裂いてまで手に入れたいのか、それとも自分のモノにしたい独占欲なのか、もう、
分からなくなってしまった。
rtさんとgtさんが流石におかしいと思って俺に声をかけてきた。
ky「なんでもないって、いつも通りじゃん」
勘のいい2人に質問攻めにされても、そうはぐらかして、誤魔化して躱すしかなくて、あまりにも消化できないウザったい気持ちにいい加減ケリをつけたくて、…でも、呼び出す勇気なんて、あと一歩足りなくて、。
gt「……あのさぁ、この間子供と散歩に行ったら、めちゃくちゃ絶景の場所見つけてさあ、」
rt「何だ急に、子供自慢か?微笑ましいなおい」
gt「いや別にそうじゃなくてさww」
gt「なんか、そこめちゃくちゃカップル多くてー、なんか有名なデートスポットだったらしいわ」
us「え、家族で行ったの?」
gt「まあね、いやさ、そこで告白スポットらしい。」
rt「えーなにその迷信ー?」
gt「まあまあ、なんかな?その場所ってなんか鳥居が浜辺から少し離れた所にあってその真ん中に太陽が来た時に言えば振られないらしいよ」
gt「ま、普段は広いただのため池なんだけどな、人工島なんだけど、花火打ち上げる用の島らしいわ。」
rt「へーgtさんが恋バナ持ってくるとか珍しー。どしたのgtさん、頭おかしくなった?」
gt「いやーたまたま気になったから」
us「何が気になったんだよw」
ky「www」
ああ、そこ、いいな、usと歩けたなら、きっとどれだけ美しいだろう
us、…今度、呼んでみようかな、そしたら、この気持ちにも、…踏ん切りがつくかもしんないし……
でも……もしかしたら…OKを貰えるかもしれないじゃないか。希望に賭けるくらいなら、絶対に失敗すると決まってないのなら、少しくらい、思っても、いいだろ…
とある日
ky「us、」
us「んー?」
ky「、この前さ、gtさんが言ってた絶景スポットってやつ、なんかイベントやるらしいから行こーよ」
us「え?イベント?kyそんなの興味あったっけ」
ky「、いやッ!なんか、その、露店出るみたい、だから」
us「露店ー?」
ごまかせなかったか…?
us「まあ面白そうだし、いいよー行こう」
ky「!まじ、!✨️」
us「わー、マジできれーじゃん」
ky「だなー来てよかったー」
……ここで失敗するかしないか、そんなの、分かるわけない、分かるわけないけど、…何故か夕陽に背中を押された気がして、勇気が出たんだと思う。
…じゃなきゃ、自分でもあんな風に言うことなんて、できなかったと思うから。
ky「、ねえ、us、…」
us「ん?」
、、今なら、言えるだろうか、
逃したら、今のこの夕陽を、空気を、横顔を照らす、この時間を、逃したのなら…二度と、告白できる勇気は、やってこないのではないだろうか…。
us「、ky…?どした?」
ky「…us、おれ、好きだよ、…!」
なんて、あまりにも直球で、あまりにも曖昧で、言葉のキャッチボールにすらなっていない予測できない変化球が、usを、真正面から殴りつけた。
us「は、…ぁ、?」
us「、ぁあ…!…俺も好きだよ!w」
! 伝わっt
us「ここ、マジでキレイな夕陽だしな〜!海沿いだし、人多いけどさー、」
ああ……、ぁあ…、そうか……、そっか、
us、わかって、くれないんだ。そりゃ、こんな曖昧な伝え方すりゃ、…わかる訳、ねえか。
伝える気なんて、最初から無かったのかもしれない。伝わらず、振られたようになったならそれで、諦めるつもりだった。
……
ごめん、us、分かってないなら、もう一度だけチャンスをくれるよな
やり直し、…させてくれ。
人生にセーブポイントがあるなら、俺は真っ先にそこに戻ってるだろうな。間違えてさっきと同じ選択を押してしまったかのようにこの先のエンディングを、カットして、別の選択肢を選ぶだろうな、きっと。
だから、分からないならもう一度やるまでだ。
ky「us、ねえ、俺の事さ」
us「んー?あ、そういやさ、kyー」
ky「へっ?」
us「お前が言ってたイベントってどこでやってんの?見当たんないんだけど」
ky「……あ、ぁあ、ごめん、もう終わったみたいだわ笑」
us「はぁー?時間ちゃんと確認しろよな〜まあ、俺も見なかったのが悪いけど」
ky「ごめんごめん笑」
us「んじゃ〜帰るかあ…」
ky「んじゃあ、なんか買って帰ろーぜ」
us「おっけー」
us「あそういや、さっき何言いかけてたの?」
ky「え、あいや、…俺らのこと…usってどう思ってんの、ってか……その、まぁ答えなくていい、し…その……」
us「えー?普通に仲間として好きだけどー特にって感じ。ほら、俺らって友達感覚でやってんじゃん?特にさ、rtrtとか……」
usの声が、遠くなっていく感覚がした
友達として…かあ。
まあ、そりゃそうか……
us「てかky、どした最近?」
ky「え?」
us「いやさ、今みたいに最近急に変なこと聞くじゃん?どーしたのかなって」
ky「え、あいや…その特に、ない…よ。」
us「ほんとかー?なんかあったら、言えよー」
us、us、ねえ、俺の事好きじゃないの、?
ねぇ、俺の、気持ちに気づいてよ…
その日の夜、俺はなかなか寝付けなくて、夕方見た海へ、散歩しに来ていた。
あぁ…失敗したんだ、おれ、今日ここで。
ky「us……」
寒空のした、海の上に立つ鳥居の、手が届かないくらい空に輝く、目に痛いくらいの月が、過去の自分を、否定してるように見えて、ひどく腹が立ったのを覚えてる
口にすればするほど、思いに蓋をすればするだけ、心の穴は、愛しさはただただ増していく気がした
もう、いっか……。
usに、気付かれる前に、気付かれない内に、愛されないなら、
……そういや、ここ海か…。
ごめん、us、…これで、最後になるかも、笑
そう言って暗く笑い、スマホを取り出す
ピコン
us「…?誰こんな時間に…」
kyと海辺に行った日の夜、深夜零時を回る直前くらいに、スマホが光った
us「ky、?珍し……」
us『どしたの?こんな時間に、いつもは掛けてこないのに』
ky『us、』
us『なに?』
ky『おれ、usに昼間俺らのことどう思ってるって聞いたじゃん?』
us『?うん、友達として好きって言ったと思うけど…』
ky『…おれも、好きだよ。』
us『…友達としてって事?』
ky『 』
us『え?』
us『ky?どゆこと?』
既読がつくばかりで、それ以上の返信は届かなかった
何度返信よこせって言っても、何度電話をかけても、その先には、虚しくコール音が鳴り響くだけだった
…嫌な予感が背中を冷たく伝う。
おい、どゆこと?どういう事だよ、ky、
…もしかして、、これ、おれ、返事ミスったのか?
嫌われた?いやいや、そんなこと流石のkyでもする訳ない、。
ない、よな、?笑
もしかして、俺、告白されてた?あん時。
だって、明らかに話の流れがおかしかったよな
自惚れるつもりは無いけれど、最近のkyは確かに最近、やけに話しかけてきていた。
…!そうだ、他の2人にも、!
us『2人とも!起きてる!?』
rt『なに、今撮ってるんだけど』
us『そんなことより!kyからなんか、連絡きてない!?』
rt『はあ?kyくんから?特にきてないけど』
us『やっぱり。』
rt『なに、どしたの?なんかあった?』
us『いや、kyから……』
rt『なるほどね〜…』
gt『…見つけに行った方がいいと思うけど』
us『うわ!?起きてたの!?』
rt『全然返事しないから寝たのかと…』
gt『正解』
us『で、追いかけた方がいいってどゆこと?』
gt『聞いてないで、早く行きなよ。遅くなっちゃマズいと思うよー』
us『…2人は行かないの?来ないなら俺一人で行くけど、』
gt『まあ、ここはusに美味しいとこ譲ってあげるよ』
rt『…めんどいから行かない』
us『一人最低な奴いるな、まあ、とりあえず行ってくる!』
gt『OK』
rt『美味しいとこ譲るって、そもそもkyくんが期待してんのはusだけじゃん?』
gt『まあまあ、めんどいからって嘘ついてky探したい気持ち必死で抑えてusに任せたのはどこのどいつだよ』
rt『うるせぇ!とにかく!今撮ってる最中だから、あとでどうなったか教えろ!じゃ!』
gt『はいはいwわかったよw』
ったく、みんな考えることは同じか…。
さて、kyはどうなったかな、usは……もう着いててもおかしくないか
吐息が白くなり始め、空気が澄み、空高くに月が見えるようになった頃、海の浜辺の隅で、ドボンと、冷たく白い水飛沫を上げて、飛び込む音が響く
その様子を見ていた1人の男が、急いで海に向かって、さけぶ。
us「kyー! kyーー!!どこだああー!!」
周りに人が居ないのが幸いと言うべきか、不幸と言うべきか
この様子なら、kyを見た人なんて、まして、飛び込む前の様子を聞くことなんてできやしないだろう
大声で叫んでも、周りの視線が気にならないのはいいけど、そこは難点だ……
いや、それより、kyに伝えなきゃなんないんだ、
友達として?いいや、俺は恥ずかしくて、答えるのを躊躇った。
それが、この結果だ、
ざまぁとでも言え、ky。
巫山戯んなって言え、ky。
……もっと、早く知りたかったって、大好きって、言え、言ってくれ、…ky。たのむ
あぁ、どこまでも冷たい、。何も、分からない。
冷たくて、暗くて、…分かるのは…自分の呼吸が持たないってこと…それと。
死ぬほど、苦しいってことかな。あぁ、死にに来てんだから、当然か、あ…。
未練…、未練……?ぁあ、最期くらい、usの声聞けばよかったなあ……
まあでも、ちゃんと伝えれることは伝えたかな。
自己満、だけど…ね、。
どぼんっ
月明かりで白くひかる水飛沫で、前が見えなくなる
ああ、まずい、これは、マジで寒い、はやく、早く見つけないと、…ky、ky…返事しろ!なにか、なんか合図しろ、!たのむ、頼む頼む、はやく、冷たい、手遅れになる前にって、こういう事かよ、…
us……、?な、んで…ここに、…
どうして、…きちゃ、ダメ、だろ…冷たいでしょ、早く、…帰っ、…て、。usまで、死なない…で、
、!いた!ky!
ッ、…ダメだ、水が、冷たすぎる…、手がッ、…しびれて、ッ……
あと、すこしなのに…ッ、ky、たのむ、ッ…手を伸ばしてくれ、つかめ、!手、こっちにのばせ…、!おまえが、死んじゃう…、。
涙で、潮水で、目が痛い。もともと視界が夜で悪いのに、さらに見えなくなっていく。海に僅かに差し込む月明かりだけしか光源がなく、必死でなんとかkyの影が見えるくらいだ。
ぁあ、…usが、こっち、手伸ばしてる…、。
ふりほどかなきゃ、届く前に、usを…うえに、押し上げなきゃ…、
っ、…は、ッ…?
ky、?、…なんで手振りほどくんだよ
だめ、来るな、ッ…うごかない、て、かんかく…、
も、…な、い…ッ。
ぶはぁっ!
us「はあ、はぁ、…はーあ〜…」
あの後、振りほどくkyの手を思い切り握ってなんとか手が届いて、kyを抱えて海面にあがれた。
us「ky!ky、!…」
…ッ、ごめん、まだ返事、とか、正式というか、告白、…してないけど、その前に一線というかを、超えちゃうけど、許してくれky、
そう心の中で謝りつつ、kyの唇にそっと自分の口を重ねて、息を吹き込む
そして、何度か声をかけながら息を吹き込む
ky「げほッ、げほっ、ごほ”ッっ、…はあ、はぁ、…はあ…はあ……ん”ん…u…us、な、なんで、ここにいんの…」
us「こっちの方が聞きたいんだけど…」
ky「…、ッ」
us「…なんで」
ky「、?」
us「海になんて飛び込んだの?死ぬ理由なんて、kyには無くない?」
ky「…ははっ笑us、最後の言葉、違うよ笑
死ぬのに充分すぎる理由が、俺にはあったの」
us「、?どゆこと?」
ky「……だって、、usは、…俺のこと、好きじゃないんでしょ」
us「!」
そうだ、忘れてた。忘れちゃダメな言葉、忘れてた、!
us「k、ky、!そう、そうだ、あのさ…」
ky「?なに」
us「あ、の…さっき、ていうか、夕方の、…返事、まだ言ってなかったじゃん」
ky「、!us…?」
やっと、教えてくれる…。知るのは、怖いけれど、知りたくもある。せめぎ合う気持ちが、心を埋める
us「……ky、好きです、俺と、付き合ってくれますか?」
ky「、…ぁ、……」
ky「ぅ、……泣」
us「k、ky?なん、ごめ、い、嫌なら…良いけど、その…」
ky「…泣 あ、りがと…」
ky「ありがとうっ、、!ニコッ」
そう言って、泣きながら笑うkyは、涙が月明かりに照らされて、とても、可愛かった
us「おーい、kyー?撮影始めるよー」
ky「、ふふっwはーい!」
どうも!年末まで出さないと言っておきつつ、思い切り嘘吐きましたごめんなさい。まぁ、ある意味のサプライズという事で。(?)
そして!今回はとある方のイラストを元に作らして頂きました!
この方の2話の曲パロイラストから、許可を頂き、描かせて貰いました!ありがとうございます!楽しかった!長くなって伸びなそう!ノベル下手な僕が書くより他の人が書く方が絶対もっと良くなりました……すみません😭
めちゃくちゃ絵上手いので見に行ってください!
上手すぎるし尊敬です…!