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同室の子_
ルア(寮生活か。確か進学組と一緒ってあの試験官は言っていたかな。)
ルア「僕の部屋は202…。20…あれ、」
303
ルア「どこで間違えたかな。確かここは××階のはず。」
○○階
シーン。
ルア「仕方ない。もう一回力を。」
ガチャ
???「ルア?まさか君もここの階だったのか?」
ルア「ラクアくん。いや僕は違うよ。」
ラクア「ん?じゃあどうして。」
僕は方向音痴だから─。
ラクア「…迷ったのか?」
ルア「……別に。」
ラクア(あーこれ迷子かぁー。)
ラクア「どこの部屋?案内しようか?」
ルア「いいよ。このぐらい自分で─。」
ラクア「そんな事言うなよ。俺は君に助けられたんだからさ。」
ラクア「お礼ぐらいさせてくれよな?」
ルア「わかった。…ありがとう。」
ラクア「どういたしましてー。」
••┈┈┈┈┈┈┈┈••
ラクア「じゃまたなー。」
ルア「ありがとう。」
202
コンコン
???「どうぞ。」
ガチャ
ルア「…。」
???「…?あぁ!君がペアの子かな?」
???「僕の名前はファム・グリーン。よろしくね!」
ルア「ルア・ルージェ。よろしく。」
ファム「そういえば合格発表から随分と時間が経ってるけど、何かあったの?」
ルア「…ちょっと迷ってた。」
ファム(まよ、迷ってた?そんな複雑じゃ無いはずだけど。)
ルア「あのさ。」
ファム「なに?あ、分からないこととかあったら僕に聞いてね!」
ルア「お願いがあるんだけど。」
ファム「うん?」
ルア「毎朝起こして欲しい。あと、教室とか僕のことを連れて行って欲しい。」
ファム「へ?えっと、要するに。」
ファム「毎朝起こすのと道案内。かな?」
ルア「うん。よろしく。ありがとう。」
ファム「え、あ、うん。」
ファム(まだ何も言っていないけど。)
••┈┈┈┈┈┈┈┈••
ファム「うーん。この問題分からないなぁ。」
ファム「はぁ。魔法科学苦手だなぁ。」
ファム(そういえばルアくん。部屋から戻ってこない。寝てるのかな?まだそんな時間じゃないはずだけど─。)
xx:xx
ファム「えっもうこんな時間!?明日の準備して寝ないと!」
••┈┈┈┈┈┈┈┈••