そして週末
風邪引きました!!!!
(うっそでしょホントについてない)
どこの任務で貰ってきたのか体温は39.5℃。
それなりである。
先輩にはLINEで謝りまくった。
(あーあ。こうやって呪いが生まれるんだろうな。)
なんて自暴自棄に咳き込みながら
1人寂しく布団に潜る。
「せんぱぁい…」
「しゃけ」
ああ、熱出すぎて先輩の声が…
「って、 え!?先輩!?なんで!?」
ガサゴソとレジ袋の中をまさぐっている先輩がそこにはいた。
「しゃけ〈お見舞い〉(。 ・`ω・´) 」
可愛いかよ。
いや可愛いんだよ。
てか違う。問題そこじゃない。
「う、うつっちゃいますよ!それにどうやって入ってきたんですか!?」
「いくらおかか。明太子〈悟が鍵くれた〉」
う、うせやろあの教師…
プライバシーって知ってるのかな…
「おかか〈それに〉」
上半身起こした私を倒して、おでこに冷えピタを貼って先輩は言った。
「高菜、すじこツナマヨ〈風邪がうつっても看病してくれるでしょ〉」
「し、しますけど…」
キュンとなった心をグッと抑える。
駄目だ、国宝だこの顔は…
「おかかすじこ、高菜〈熱出たって聞いて出掛けられないの悲しかったし、心配したんだよ〉」
布団を直して、袋からゼリーやらなんやらを取り出して続ける。
「いくら、こんぶしゃけ明太子〈だから、早く良くなって2人で出掛けよう〉」
「……ぇ…と…」
目の前の可愛すぎる顔と良すぎる声とサービスすぎる台詞が相まって
キャパオーバーが加速する。
多分、私今めっちゃ顔赤い。
急に恥ずかしくなって布団に顔を埋める。
けど、意志と反対にその布団は下げられてしまって
咄嗟に目を閉じる
唇に柔らかい感覚がした
体が熱い
目を開いたら
耳まで真っ赤にして照れてる顔が、どうにも可愛かった。
ああ、この時間が
いつまでも続けばいいのに。
__𝐹𝑖𝑛.
コメント
1件
自分で書いてるのにめちゃめちゃ恥ずかしかった…