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この柔和な顔にだまされてはいけない。俺には、自分の生き方をする義務がある。ロックの灯火を生かす義務がある。

「そうすると、つまりはあんな軟弱になるんですね。言葉が行き過ぎたらすいません」

「君にはそう感じるかもしれないけど、心がなごむという人も多い」

昔一斉を風靡した、歌手という名の芸能人。昔一斉を風靡した、バンドという名のグループ。それらに替わって、時代は今、ミューズ系電子ポップ。

「ミューズのせいで、ロックが死んだという人もいます」

OBが、おい、いい過ぎだぞと言った。

「でも米子さんも、昔ロックンローラーだったなら、分かるはずです。僕が言おうとしていることが」

周りは固まった。

しかし、社長は固まらない。

「まさか君まで、世の中を誰かのせいにする一人じゃあるまいね」

世の中を、誰かのせいにする一人じゃあるまいね。俺はその言葉を、声に出さず反芻してみた。意外に、芯は骨の固いロックンローラーなのかもしれない。

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