この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、事件等には一切関係ありません
警戒心と好奇心の境目とは何だろう。
何を一番の目的としているか、だろうか。
それとも結果的に何かから逃げるのならば警戒心、踏み出すのならば好奇心なのだろうか。
それでも、何が危険なのかがわかりにくい世界では、警戒心も好奇心も危険と隣り合わせの欲求に過ぎないのかもしれない。
目の前の暗闇が不自然にうごめいた気がしたときに、僕は自分の間違いに気がついた。
同時に血の気が引いていく音を聞いた気がした。
重力に負けるように小さな箱から地面に落ちた時でさえ、僕の目は好奇心だか警戒心だかにとらわれたままじっと窓を見続けていたのだ。
不気味なうねりとともに中央からゆっくりと開かれていく目を、見ていたのだ。
尻から地面に落ちて、衝撃(しょうげき)と痛みに思わず目を閉じたが、すぐ*****
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コメント
4件
現実世界の人があそこの世界では影ってこと?
窓から覗いていた目ができた影からも逃げきれたのか…??