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お久しぶりです、かにねこです。
いやーーもう……本当にお久しぶりです!!!とんでもなくお久しぶりですーーー!!!!!出迎えてーー!!!!!!!
いやはや、春から新生活が始まりまして。小説を書く時間が無いのなんのって……もうまーじで時間が無いです、ぴえん。
もうね、いやもう…ごめんなさいほんとお待たせして!!!ネタも思いついてんのに書く時間ないし!!!忙しいです!!!!!!!
つぎどえろ書くつもりだよ!!!!ネタ下さい!!!!!!!!
これからめっっっっちゃ不定期投稿になります……申し訳なさすぎる…1ヶ月に1、2本投稿出来たらなって思ってます…
それではここら辺に致しまして…
◤◢◤◢ATTENTION◤◢◤◢
・🔞
・筆取るのが久々だからまぁ国語力が落ちてる
・二宮さん彼女持ちだしタバコ吸ってますごめんね
・シリアス味つよい
・まじちょっとだけガチでほんのちょっとだけユズニノ
・二人とも相当やばい
・セフレ
「二宮、さん」「…なんだ」
…二宮の自宅、絵馬は二宮の布団に包まり、ベランダで煙草を吹かす二宮に声をかける。絵馬は目を伏せて、口を開いた。
「おれ、もうこんな関係やめたいんだけど」
二宮の吹かす煙草の灰が、ほろりと落ちる。ばっ、振り向いて、二宮は絵馬を見つめる。だが当然目は合わず、二宮の目線を気にせずそのまま続けた。
「二宮さんだって彼女いるでしょ、未成年に手出してるなんてバレたら、別れられるよ」
二宮は下に煙草を落とし、絵馬に歩を進める。そして頬を片手でむぎゅ、としてから無理やり目を合わせる。
「嫌だな、セフレは辞めない」「…ふはは、なにそれ、笑えるんだけど、」
***
「絵馬」「…なに?」
真冬、二月。絵馬と二宮は同じ帰路だ。同じ歩幅で歩いていると、二宮の声が聞こえる。絵馬は二宮の目を見ず、返事をした。
「今日、夜は?」「空いてる」「じゃあ、」「その代わり、今日で終わりにして」
二宮はまた絵馬の瞳を捉えようとするが、また絵馬は目を伏せたまま。二宮は昨日に引き続き腹たったのか、絵馬のマフラーを引っ張る。
「ぅ゛、ッぐ…彼女、いんだろあんた…おれなんかに、構わないでよ」「…最近、彼女は忙しくてな」
二宮のその言葉を聞いた途端、絵馬の何かが切れた。二宮の手首に、爪を立てる。
「じゃあ、どうしておれなの。密航させた隊員の弟子にそんなん、よくできるよ」「お前が一番身体の相性が良かったんだ」
ぷつり、と切れた絵馬に今、怖いものなどない。絵馬の華奢な手が、二宮の首に掛けられる。くっ、ゆるりと力が入る。
「ッ…」「じゃあ、納得させて。おれに、セフレ解消しないって、言わせて。」
虚ろで、ハイライトの入らない瞳と見つめ合った。
***
「ッん、…」「…なんだ、気持ち良くないか?」
首を横に振る。気持ちよくないわけではないが、この関係を終わらせる為に絵馬は必死に耐える。
「…なら、セフレを解消するという言葉を撤回しろ」「…ゃ、だ、」
強情な絵馬に、二宮は少し腹が立った。手を早める。
「ぅ゛…ん、あっ…♡」
なかなか言葉を撤回しない絵馬にとうとうキレた。引き出しから0.03mmのコンドームを出し自身のモノへ付けようとする、が。
「…ふん、」
ゆっくりと引き出しを戻して、ゆるりと勃たせてから絵馬の後孔に宛てがう。
「っ、ぁ?にのみや、さん、ごむつけ、てる、?よね?」
急に変わった感触に動揺する絵馬を他所に、二宮はそのまま挿入した。絵馬は生を嫌がっていた。腹を下すし、何よりリスクがあるからだ。抵抗するが、二宮の力には敵わない。
「あっ、あぁ、!やだっ……やだぁッ、!!」
奥まで突かれると、絵馬の口から喘ぎ声が漏れる。いつも通り、自分の良いところに当てようと腰を揺らすが、今日の二宮はそれを許さない。嘲笑さえする始末だ。
「ふふっ…どうした絵馬?セフレを解消したいんじゃないのか」
悔しくて涙を流す絵馬の頭を撫でて、動きを止める。息を整えるように深呼吸すると、絵馬は言った。
「…す、るっ…いいとこ、あてないっ……」「…強情だな、お前は」
舌打ちをひとつしてから、二宮は律動を再開した。絵馬は仰け反って、シーツに皺を作る。
「っ、ひ…」「絵馬、まだ焦らされたいのか?」
二宮に嘲笑われるが、絵馬は絶対にセフレを解消すると意気込んでいた。だからうつ伏せになっていた身体を仰向きにして、二宮の首に手を回した。
「誰が、焦らされて嬉しがるんだよ。絶対にセフレ解消させてやる」
ベッドの枕元に置いてあった女の物であろう口紅を鷲掴んで、二宮の唇に塗る。絵馬の突然の行動に驚きつつも、二宮はそれを拭わず絵馬にキスをする。
「んむ、っ」「…お前は、赤が良く似合う」
絵馬の唇についた口紅を親指で拭って、また口付ける。どんどん高くなる絵馬の声を無視して、上へ上へと口付けて証を残す。真っ赤な口紅が絵馬の色白な肌に映える。
「…赤が似合う、ってさ、遠回しに死ねって言ってるようなもんだと、思わない?」
薄ら笑みを浮かべてから絵馬は、二宮の首に手をかける。
「…そうだね、あんたも赤が似合うよ」
そう言いながら、絵馬は二宮の首を絞める。苦しそうな顔を見て、絵馬は満足げな表情をした。
「ッぐ……、ぇま、」「なに?」
首にかけた手に力を入れて、締め上げる。二宮の顔が歪んだのを見た瞬間、絵馬の中に何かが芽生えた。
「…ねぇ、セフレ解消するって、あんたから言ってよ。おれ、そうじゃないと満足できなくなっちゃった」
二宮の瞳が揺れたのを感じて、絵馬はまた笑う。殺すつもりはないのだ。だからほんの少しだけまた、力を込めてみる。二宮は苦しそうにしつつ、絵馬に嘲笑をひとつ送る。
「はっ…絵馬。俺は、この程度のことでは言う事は聞かん」「…流石、天才射手様、って?」
二宮の瞳と見つめあっていると、絵馬の視界が反転した。押し倒されたのだと気付くのに時間はかからなかった。
「えっ、は?にのみや、さ」「あの程度では、逆に言う事を聞かされるぞ」
抜けかけていた二宮の陰茎は、また絵馬の中に埋まっていく。先程よりも質量を増したそれに、絵馬は身体を震わせた。
「ひっ、ぁ゛ぐ…ッや、あっ゛……!!」
そのまま律動を始める二宮に、絵馬は必死に意識を保つ。意識が連れていかれそうなセックスは、絵馬がいちばん嫌いと言っていた。二宮はそれから優しく抱いていたが、今日はえらく酷くしたいらしい。
「にの、みゃさ……っ、ぁうッ゛」「…絵馬、意地を張るのは、もうやめにしないか」「…ッや、だね、」
舌をれぇ、と出して、絵馬は二宮に反抗する。二宮はまたひとつ舌打ちをして、口紅を手に取る。
「っ、それ、」「お前に赤を刻めば、俺から離れないでいてくれるか?」
キャップを外し、適当に口紅を塗る。そうしてから、絵馬の首筋に顔を持っていく。ちぅ、音がしてから、二宮は絵馬を見つめる。
「どうして、お前は俺から離れようとする、」「は、っ…そんなの、あんたに彼女がいるからに決まってんだろ。」
二宮は何も言わず、絵馬に口付けた。絵馬は二宮を押し退けようとするが、力が入らない。
「っぷは、なん、だよ…まだ理由いる?」
絵馬が睨みつけながらそう言えば、二宮はうっとりした目を絵馬に向けて、口を動かした。
「……お前が好きだ、」
二宮の言葉を聞いて、絵馬は目を大きく見開いた。それから、後ずさって。
「……ッうそだ、」
震える声で、呟いた。二宮はゆっくりと絵馬に近づく。二宮の告白を聞いた絵馬は、二宮を突き飛ばす。
「っこな、いで!」
顔を手で覆い隠す。二宮はゆっくりと絵馬の手を下ろさせる。そこには、目を濡らして頬を赤く染めた絵馬がいた。
「みな、いでよ…」「…どうして、泣くんだ」
「っおれ、二宮さんとセックスする度、好きになっちゃいそ、うで…でも、彼女いる、し…」
えぐえぐと嗚咽を零しながら、絵馬は自分の気持ちを吐露した。二宮はそれを聞いて、ゆっくりと絵馬を抱きしめる。
「…じゃあ、付き合えばいい」「…は、?」
絵馬の涙は止まっていた。その代わり、鳩が豆鉄砲を食ったような表情をしている。
「お前が好きなんだよ、絵馬」「でもっ、かのじょ、」「…お前の為なら、なんでも捨てられる。」
二宮はそう言って、絵馬の唇を奪った。薄らと、赤を残したまま。
*END*