コメント
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あぁぁぁぁ最高過ぎるぅぅ(´TωT`)
ハッピーエンドにしますっ!
昨日起きて、まだ伸びてないだろうなー、やっぱバットエンドかなーって思ってたら
え、700って、、マ?って思ってましたw
あ、最後にこれまでに出てきた病気の紹介や何故使ったとかの経緯を話そうと思います
それではどうぞ!
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太宰side
中也を家に招き、お茶を出す
如何してそこまで完璧にできたのかが一番不思議だ
中也『俺、眼が、死にそう』
其れを聴いて一番動揺して善いのは中也だけなのに
私には動揺する権利なんて有りもしないのに酷く動揺してしまう自分が居る
太宰「どうぞ」
中也「嗚呼、、」
今、この誰も喋らないという気不味い雰囲気が耐えられない
でももしかしたら自業自得かもしれない
だって好きなのに自分から中也の傍を離れて、其れから久しぶりに会ったのに伝えられたのは、眼が失明する
私が、悪いんだ
太宰「ねえ、中也。」
「もう一つ病院行ってみない?」
中也「、、え?」
静寂を突き破った私の声がよく響く
中也は驚いたような声を出して、泣きそうな顔で此方を見てくる
中也「でも、もう間に合わないって、、」
太宰「それは、其の病院の話でしょう?」
「まだ、間に合うと言ってくれる病院があるかもしれない」
中也の眼には、疑惑や不安の色が見えた
でも
これからの人生、色がない世界で独りぼっちは可哀想だし此方が耐えられない
独占欲が強いと思うが、此れからも私を見て欲しいから
中也「もう、諦めようぜ」
「あの病院だって結構でかい病院だったんだ」
「其れでも無理な」
太宰「じゃあ、あそこより大きい病院へ行こう」
「治せなくても、最悪与謝野さんが居る」
そうだ、どんな病院で治せなくても探偵社なら重症は無傷
与謝野さんは、何でも治せる武装探偵社の心強い人だ
彼女ならきっと治してくれる
中也「そうじゃなくて!」
「俺自身が諦めてるんだよ!」
「ポートマフィアにも迷惑かけるのは分かってるけど、諦めなくちゃいけないことだってあるんだ」
太宰「中也、何時から君はそんなに弱虫になったの?」
「前の君の方がよっぽどマシだ」
「馬鹿みたいに無鉄砲に突っ走って、転んでもお構いなしに敵に向かっていく前の君の方が」
「そんなに病気が怖いなら、もう帰りなよ」
「見ないうちに私の好きだった中也はもう何処にも居なくなったんだね」
冷たい言葉がするする出てくる
後ろ向きな中也にどれ程腹を立てたか
それがわかるような私でも聴いたことがない冷たく低い声だ
中也「っ、、」
「俺だって、治したい、、」
ちっちゃな声だけど、私はちゃんと聞き取れた
多分気圧されたんだろう、私の声に
こんな声聴いたら普通の人ならとんでも無く吃驚して少しの間金縛りにでもあうだろう
中也に近づき優しい力で抱き締める
太宰「はあ、、早く言ってよ、、。」
「全く仕方の無い犬なんだから」
中也「五月蝿え、、」
其れから直ぐに病院へ行った
先生「まさか、、病気を3つもお持ちなんて、、」
「網膜剥離も進行してますね、、」
太宰「何とかなりませんか?」
先生「この状態で治るかわかりませんが、治すには手術をするのが一番早いと思います」
太宰「治るんですよね?」
先生「二分に一の確率かと、、」
太宰「中也、やってみない?」
中也は判断がしづらそうな顔をしている
そりゃそうだ、失敗したら?もっと早く失明するかもしれない
これを決断するのは中也であって、私では無い。
中也「やる」
意外な言葉に、私は吃驚してしまった
私の家では、あんなに葛藤していたのに
太宰「いいの?中也」
中也「嗚呼」
「治ってある人に伝えなくちゃいけないことがあるから」
太宰「、、」
呆気に取られてしまったけれど、私が出せる言葉はたった一つだ
太宰「頑張って、中也」
中也「絶対治してみせる」
「治ったら一番に来いよ、太宰」
太宰「言われなくたって、、」
「勿論一番に逢いに行くよ、中也に」
森side
中也裙が眼の手術があって面会が許されたとき、直ぐ様病室へ足を運んだ
私は未だ中也裙の手術の結果を聴いてない
まあ、中也裙なら大丈夫と信じているからね
森「失礼するよ」
本来なら中也裙しか居ないのだが、ある意外な来客者が居た
太宰「あ、森さん」
「何やってるの」
中也「お疲れ様です、首領」
森「何やってるのって此方が聞きたいのだけれど」
「取り敢えず中也裙は治ったのかい?」
そう言うと、中也裙は顔を明るくさせて頷く
中也「はい治りました!」
「心配かけてすみません、、」
太宰「あーあ、治んなかったら私達武装探偵社の仕事が減ったのに」
そんな太宰裙を見てある一つのことに気づいた
森「太宰裙、今天邪鬼になるのは流石に中也裙が可哀想だよ」
太宰「別に私天邪鬼じゃ無いのだけれど」
「ちゃんと中也に言ったし。」
太宰裙がそうサラッと言うと中也裙が顔を赤く染める
太宰「其れにほら、中也も満更でも無さそうでしょう?」
中也「黙れ、青鯖!」///
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はい、今回の話で終わりになります!
短編集と言ったくせに、馬鹿みたいに長いですね。言葉の使い様には気をつけようと思います
そして今回登場した病気等の紹介です
視界砂嵐症候群→テレビの砂嵐が視界に常に見える病気(夜とかに結構強くなります)
飛蚊症→視界上に糸屑や黒いスス等が視界上に彷徨く病気(病的現象は網膜剥離が起きます)(生理的現象はストレスです)
光視症→視界上に光が走ってるように見える病気(病的現象と生理的現象は大体飛蚊症と同じです)
これらを使った経緯を話すと、無月が全てこれらの病気を持ってるからです
視界砂嵐症候群と飛蚊症はほんとに小さい頃からのお友達です
光視症は最近知りました。
私の場合、視界砂嵐症候群は幼少期のどこかしらに発症したもので、飛蚊症は生まれつきです(多分)
光視症はもしかしたら、病的かもしれないですね、、
あとがきが長くなって御免なさい!
じゃあ次回で〜!
おつむつ!