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死パロ
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🐙🌟 👻🔪
「」 『』
ここから先は分かりやすさ重視の為, 名前は伏せません。(ご了承ください
・・・
星導side
『 一緒に死んでほしい 』
ある日 突然 誰よりも大切な人から言われた
突然そんなことを言われて頭が真っ白になった
過去に別の形でこんなような会話をした事があった
・・・
「 死にたい 」
『 … そっか 』
「 ねぇ、一緒に死のう 」
「 心中 」
「 素敵ですよね 」
『 そうだな、』
『 なぁ、星導 』
「 なんですか 」
『 心中は素敵だ 』
『 だけど今は俺と幸せを見つけるために一緒に生きないか?』
「 、もちろん俺も幸せになりたいですよ 」
「 幸せというものが本当にあるのなら 」
『 生きてさえいれば幸せになれる 』
その言葉を聞いて俺と小柳くんは生きてさえいれば幸せになれると信じ込んでしまっていた。
・・・
小柳くんも俺も生きてる。生きてさえいれば幸せなんでしょ?なのになんで一緒死んでくれなんて、
なにか彼に「 一緒に死んでくれ 」なんて言わせるきっかけがあったのだろうか
「 小柳くんは幸せなんじゃないんですか? 」
「 なにかあったんですか?」
「 小柳くんが『 一緒に死んでくれ 』なんて言う人じゃなかったじゃないですか、笑 」
『 星導 』
『 幸せか?』
「 んー、そうですねー 」
「 幸せは未だに分かりませんが、小柳くんの傍にいられることが俺はうれしいです 」
『 そ、笑 』
「 小柳くんは幸せですか?」
『 星導の言った通り幸せとか無いのかもな笑 』
『 ごめんな幸せにしてあげらんなくて 』
『 生きてさえいれば幸せになれるなんて 馬鹿げたお呪いを信じて俺の傍にいてくれてありがとうな 』
そうだ
俺のせいだ
俺がずっと小柳くんの傍にいるようになってから俺は毎日毎日「 幸せいつ来るかな 」なんて小柳くんに呟くのが日課の1部だった。
毎日毎日積み重なっていくその言葉が小柳くんを追い詰めてって、きっとそれが今の小柳くんに繋がったんだと思うと胸がぎゅっとなり罪悪感で潰れそうだ。
「 笑 」
「 ほんと神様いないですねー笑 」
「 いいですよ、死にましょう 」
『 俺たちの人生は世界一不幸で 』
『 俺たちの最期は世界一素敵だな 』
「 心中 」
「 素敵ですね 」
「 最期は幸せですね 」
『 幸せ、』
『 そうなのかもな笑』
今日は7月7日、俺たちはたった一つの強い願いを短冊に殴り書いた
・・・
神の存在がない醜い世界に生まれて世界一不幸な人生を送って、今まで沢山の罰を受けてきた優秀な俺たちをどうか来世は、神の存在がある美しい世界に生まれて幸せな日々をずっと2人で過ごせますように。