ペラッ
オリバー「ホワイト家…。」
ホワイト家の伝承
とある国には、魔法が使える貴族がいた
その貴族は魔法を引き継がせるために、4人の貴族に魔法を教えた
一つ、炎のエンブラウン家
二つ、水のレンスイ家
三つ、大地のレニア家
四つ、天のホワイト家
それからは、その家の者たちが国をまとめた
それは今でも、引き継がれているとか…
オリバー「…みんなに知らせなきゃ」
チャット
オリバー「みんな、ホワイト家についてまた見つけたよ」
レイン「え、まじ?!」
ローレン「俺も、少し見つけた」
レオス「じゃ、まずはオリバーくんから聞きますか」
オリバー「うん、まずはとある国のお話になるんだけど…その国に魔法使いがいたんだって。で、四つの家に魔法を教えて引き継がせた。その一つがホワイト家ってこと。あとはエンブラウン家、レンスイ家、レニア家の三つ。」
ローレン「で、それぞれの魔法が炎と水と大地と天だろ?」
オリバー「うん、そう。」
ローレン「過去の事件漁ってたら、ホワイト家に侵入した奴がこどもを誘拐してたのを見つけたんだ。多分それが」
レイン「ユウってこと?」
ローレン「そゆこと」
レオス「で、その魔法ってのは?どんな感じかはわからなかったんですか?」
オリバー「エンブラウン家が炎、レンスイ家が水、レニア家が大地で、ホワイト家が天ってことはわかったけど、詳しくは書かれてなかったかな。」
ローレン「俺の方にも書かれてないっすねー」
レイン「でもなんとなくホワイト家以外は想像つくよね〜」
レオス「そうですねぇ〜」
ローレン「天ってなんなんだ??天気とか?」
オリバー「その可能性もあるよね〜」
レイン「あ、そろそろご飯の支度するからまたね!!」
ローレン「ん。了解」
ユウ「レイン?これはどうするの?」
レイン「これはね、こう切ったらいいんだよ!」
ユウ「…難しい。」
レイン「これから頑張って覚えようねw」
ピロンッ
レイン「ん?メール?」
メール内容
???:こんばんわ。いきなりの連絡で申し訳ないですが、お仕事を頼みたいんです。
レイン:お名前を伺ってもよろしいですか?
ヒリス:申し遅れました。私、ヒリス・レニアと申します
レイン:レイン・パターソンです。お仕事の内容をお聞かせください。
ヒリス:数日後に貴族のパーティーがあるんですが、最近命を狙われることが多く、優秀なボディーガードに頼もうということになりお願いしています。
レイン:わかりました。お引き受けいたします。日程と場所を教えてもらえますか?
ヒリス:〇日の〜〜大聖堂です。
レイン:わかりました。では、また当日に。
レイン「…レニアって…」
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