テラーノベル
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それは突然だった
「僕と一緒に帰ろう」
震災に見舞われ、家族を無くした私に声をかけてくれたひとりの男性
引取り手が見つからず、ひとりで彷徨っていた私に一緒に帰ろうと言ってくれた
ただ、その一言で私は恐怖に襲われた
この人について行ってもまた、力を振るわれるのではないか
そう思ってしまった
だけど行く宛てがない私には、男性について行くしか無かった
でも、実際は違った
その人は優しくて、ずっと一緒にいたいと思えるほどだった
だから私は、何があってもこの人について行こうと思ったんだ
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