この小説は一切ご本人様に関係ありません。
ロッピ組
わんく
R「…、」
…あ、どうもロボロです。何で今無言で扉見詰めているかと言いますとね、両手デッケェ荷物で手ぇ塞がっとるんですわ。開けてください、まぁそういう事です。ここの扉開けられれば結構楽になるんやけどな…てか誰か手伝えや、ここまで荷物溜めたんあいつらなんに何で俺が運んどるん??ムカつくわ―…そう思っていれば丁度横にショッピが通りかかる。俺は咄嗟に声を掛ける。
R「あッショッピ!!」
S「…。」
俺の声に気付いたのか少し肩を跳ねるショッピに俺は続ける、とにかく開けて欲しい為開けてくれやら手伝え等とほざく。ショッピは後ろで多分聞いとる形やから多分めっちゃ迷惑そうな顔しとんのよな~~…、申し訳ないんやがとりあえず扉開けてくれるだけで良いからやって欲しいんやけど…。
R「頼むぅ…開けるだけでええからぁ…」
S「…ぁい…。」スッ…
ショッピはドアノブに手を掛ければゆっくりと扉を開ける。多分俺が扉目の前やから当たらん様に気ぃ遣っとんのよな…、申し訳ないなぁ…。俺は扉が開けばさっさと物置部屋にデカイ荷物を置く。さっきから持って突っ立っとったから腰が痛ぇ…、そう思えば俺はすぐに物置部屋から出てショッピにお礼を軽く言えばさっさとその場を後にしようとした時、こう声を掛けられる。
S「…ろぼろ…さん。」
R「ん?」
ショッピが珍しく俺の名前を呼ぶ。珍しいなぁ…何かあったんやろか?俺はすぐにショッピの顔に視線を向ける。相変わらず背ぇデカイなこいつ…、そう呑気な事を思っていればさっきまで距離があったショッピと俺の距離が一気に縮まる。俺は少し驚いて後退る、そんな俺を壁まで追い込み俺の事を見詰め続ける。え怖いんやけど、俺何か怒るような事したか??してへん気ぃすんねんけど…そう思いながらショッピの顔を見ていればショッピは口を開く。
S「なっ…仲直りの…仕方…教えて…下さい…。」
R「…は?」
そう途切れ途切れに呟くショッピに俺はついそんな返事をしてしまった。仲直りの仕方ぁ??そんなんただ謝ればええだけやん…、え何?そのいつもは死んだ魚の目ぇしとる瞳がちょっとうるってんの。えぇ~…、教えたらええの…??教えるも何もちょっと謝るだけで相手も分かってくれるやろ…あれか、いつも怒らん人怒らせていつもの様にいかんって感じか?…とにかく教えたらええんやな。
R「…ちょっと上目遣いでシュンってすれば…大体は…行ける。」
S「!!まじすか!?」
R「ぉ…おん…。」
S「ありがとうございます!」
そう深くお辞儀をすればすぐに何処かへ行ってしまったショッピ。てか荷物運んどる途中大先生に会ったけどコネシマとショッピの事で盛り上がっとったな…喧嘩したんかな…。まぁ…あいつら同棲もしとるし喧嘩は当たり前か…、まぁ色々あるんやろうな…。何やろ…何かモヤモヤすんな…、いや!!ショッピはコネシマの恋人なんやから!ダメダメ…はぁ…やっぱモヤモヤするけど、ショッピもコネシマと居った方が楽しそうやんな…笑、俺も恋人居るし…嫉妬させたらアカンな…!
終わり。
察しの良い方はもう気付いているかもしれませんが、これ『仲直り』のロボロ編なんですよね…。前の登場少なかったなぁ…でこんな感じのやつやってみたんですけど…どうですかね…?
では、また次の投稿でお会いしましょう。
コメント
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いやーけーご様神っす(*´꒳`*)ありがたやー あと皆さんとの会話が好きっす、、、頑張ってくだされ(^O^)
好きです!