どうも…最近、誤字脱字が酷い…
作者です(⑉・ ・⑉)
私の角名くんはドSで…いろいろヤラカシますのでどうか許せる方はご覧ください٩(ˊᗜˋ*)و”
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お褒めの言葉もお叱りの言葉も
作者の励みになります(/ω\*)
⚠️警告⚠️_(:3」z)_
それでは…どうぞ…
観覧車の中で夜景を見てのキスは2人の気分を高揚させるものの観覧車は1周15分のため、あっという間に時間がきてしまう。
「あ~ぁ。もう、ついちゃったね…」
角名は名残り惜しそうにキスをやめるとそう呟いて…観覧車の扉が開くと出てしまい、手を差し出して待ってくれる。〇〇は
「ありがとう…」
と伝えると角名の手を握り観覧車を降りて2人はエスカレーターに乗って下る。
当然のように角名が下で角名と顔の高さが普段よりずっと近くなる。〇〇はなんだか急に恥ずかしくなった。先程の観覧車での角名とのキスが不意に頭を横切って〇〇は頬を赤く染める。角名は〇〇のそんな様子をみてかわいいなと思う反面…少し虐めたくなる。〇〇の耳元に顔を寄せると
「〇〇…顔が赤いよ?もしかして…おれとのいやらしい事考えてた?」
と意地悪く囁く。〇〇は見る見る耳まで赤くなり、
「そっ!そんなわけないやん!なっなんで…私がいやらしい事、考えなあかんねん!」
〇〇はキスのことを見透かされたのかと恥ずかしい気持ちとあのまま観覧車に時間がなければ角名と自分がどうなっていたんだろうとさらに頭の中をよぎってしまいますます顔が赤く染まる。角名はそんな〇〇の百面相のようにコロコロ変わる表情とすぐに恥ずかしがったり照れて赤くなる〇〇を面白くもかわいくも感じてしまい、ますます虐めたくなるが、今日はお外のデートなので我慢するしかなくて残念に思うのだった。
〇〇と角名はエスカレーターでくだりながら
「ねぇ?なんで角名くんはエスカレーターでいつも1段か2段下におるん?」 」
〇〇は、今日凄く気になってたことを思いきって聞いてみた。角名は、
「ん?そう…?クセみたいなもんだよ…」
と、いつもの涼しい顔で淡々と話す。〇〇はそんなクセは初めてで不思議そうに
「そんなクセなんて…知らんねんけど…なんでなん?」
と、聞いてくる。角名は少し面倒くさそうに
「えぇっ?それ聞くの…?説明…めんどいじゃん」
と、露骨に面倒くさって顔をして、ため息を着いた後に仕方なさそうに
「〇〇は小さいからエスカレーターが上がる時におれが先に乗ったらどうなると思う?身長差がますます開くよね?それに、〇〇の制服はスカートで短いし、痴漢とか危ないじゃん。だから、上りの時はおれがあんたの後ろにいるの。あとは、もし、人がぶつかってバランスを崩してもおれが支えられるからね。で、下りはその逆だよ。〇〇の前に乗って、〇〇が人にぶつかっても抱きとめて助けられるし、下の人が見上げてもおれでブロックできるでしょ?それに〇〇との身長差も埋められるからだよ…。 〇〇…わかった?」
角名は説明すると〇〇の頬を撫でて周りに人がいないことをいいことにキスしてきて
「んっ…ちょっと!角名くん!」
〇〇は驚いて抗議する。
「えぇっ…めんどい説明したんだから、ちょっとくらいご褒美くれてもいいでしょ?」
と、全く悪びれる姿もなくて、〇〇は鳩に豆鉄砲を食らった顔をしている。角名はそんな〇〇もかわいいと思いながら残念そうに〇〇の手を引いて駅に向かうが時間帯が混む時間で人混みが凄い。角名は手繋ぎをやめて
「〇〇、この人波に拐われそうだね…」
と、笑い〇〇の腰を抱きしめるようにくっついて人の波を避けていく。
〇〇は急のことで恥ずかしくて…腰周りはヤバイ…ダイエットしとくんだったと後悔した。角名のおかげでスムーズに電車に乗れたものの混んでいて〇〇は角名と壁際に挟まれる。角名は〇〇が潰れないようにガードしてくれてたので
「角名くん…。ありがとう」
と、呟くと角名は
「ん?別に…普通のことでしょ…」
と、いつもの涼しい顔で話す。
〇〇は俯いて…
「そうなんや…」
と、呟く。
角名くんにとっては電車に乗る時もエスカレーターに乗る時も混雑した場所でのことも女の子に対して当たり前の行動なんやね。エスカレーターに対してはクセのレベルやし…。今日一日のデートが〇〇にとってとても特別で嬉しかった反面、角名くんは自分以外の女の子にもしていると思うと悲しい気持ちになってしまい、嫉妬したくない気持ちもあって、そんな自分を見られたくない気持ちが混ざって俯いて黙ってしまう。〇〇の様子が先程と違うなと角名は感じて
「〇〇…?具合悪いの…?」
と、声をかける。〇〇は
「うん…。大丈夫やで…ありがとう…」
と、俯いたままで…。2人は終始無言で稲荷崎で電車を降りる時は角名が〇〇を抱き寄せて
「〇〇、少し我慢しなよ…?」
と、満員電車の中、角名は人をかき分けて降りる。角名はホームの少し開けたところのベンチに〇〇を座らせると
「〇〇、もしかして満員電車で酔ったんじゃない?水飲む…?」
と、聞かれて〇〇はずっと俯いたままで、
「ちゃうねん…。ごめん…」
と、小さく答え角名の優しさに〇〇は切なくてぽたぽた涙がこぼれてしまう。角名は自販機で水を買ってきて〇〇の横に座ると
「具合悪いとかじゃないなら…そばにいるからさ…気持ち落ち着くまで待つよ…」
と、〇〇の頭を抱き寄せてポンポンと撫でる。
〇〇は角名の優しさに涙がますますこぼれて、ハンカチでずっと押さえてる。しばらくして〇〇は
「ごめん…。角名くん…。今日一日ありがとう。めっちゃ楽しかってん。でも、角名くんは…私だけやなくて他の女の子にも優しいんやろうなって思ったら嫉妬してしまいそうで…、そんな自分も嫌やって…なんか話したら涙出そうで…具合悪いとかやないのに…角名くんに迷惑かけて…ほんま…ごめん」
と、ぽつりぽつりと泣きながら話して、角名は〇〇の気持ちを静かに聴いていた。話が終わると角名は少しの沈黙のあと…静かな落ち着いた声で…
「〇〇…話してくれてありがとう。別に迷惑だなんて思ってないよ…。おれは〇〇が好きだから優しくするだけで…別に女の子全員に優しい訳じゃないよ…。でも、不安にさせたのならごめん…」
と、〇〇を抱きしめながら話してくれて、〇〇は
「ごめん…。角名くん…謝らんといて…申し訳なくて涙出てくるから…」
と泣き出してしまい、角名はそんな〇〇を抱きしめたまま優しくキスをする。
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