ショーの練習の休憩時間
えむ「付き合ってからギューしてもすぐに引き剥がされるし、そういえば好きってあたしばっかり言ってたかも!?」
えむはちょうど1ヶ月前に司と付き合い始めた
話を聞く限り司は想像以上にヘタレ
えむ「司くんもうあたしのこと好きじゃないのかなぁ?」
そんなわけないじゃん
けどえむ本人はすごく真剣に悩んでそう、
司に可愛いって言わせればいいわけでしょ?
ならこれしかないよね
寧々「髪型変えてみたら?」
えむ「どうして?」
寧々「髪型帰ると男はドキッとするものなの」
えむ「可愛いって言って貰えるかな・・・」
寧々「きっと大丈夫だよ ふふっ」
ほんと世話が焼ける
けどそういうところもいいよね
私の親友を泣かせたら許さないんだからね
えむ「どんな髪型がいいかな?」
それはもう決まっている
絶対にツインテール、絶対可愛い
いつかえむにしてもらうと心に決めていた髪型
寧々「ツインテールがいいんじゃない?」
えむ「似合うと思う?」
寧々「絶対」
えむ「じゃあ明日してくるね!」
寧々「うん」
絶対撮ろ
次の日練習前
えむは昨日言った通りツインテールできた
ばか可愛い
えむ「司くんどう?可愛い?」
司「あ、あぁ、か、似合ってると思うぞ」
やっぱり司はヘタレだ
うわっ、えむが上目遣いで可愛いか聞いてるのに似合ってるって・・・
司が顔を赤くし目を逸らしたその一瞬えむは悲しそうな顔をしたがすぐに笑顔でありがとうと言った
作戦は失敗だ司はあんなに顔を赤くしていたし、好きじゃないなんてありえないけど感情に聡いが恋愛には疎いえむだから直接好きや可愛いと言ってもらわないと満足しないらしい
えむ「寧々ちゃ〜ん、司くん可愛いって言ってくれなかったよ〜」
寧々「そうだね、だから今度は嫉妬作戦で行こうと思ってるんだけど」
えむ「司くん嫉妬してくれるかな?」
寧々「絶対するよ」
嫉妬作戦はこう、えむが類に好きと言って
類がえむをハグするそれだけだが嫉妬させるには十分だろうってか奪い返さなかったら殺す((
寧々「ってことで類、手伝ってくれない?」
類「あぁ、いいよ」
えむ「ほんとっ!?ありがとう!」
こうして失敗作戦は練習終わりに行われることになった
練習終わり
作戦開始だ
えむ「類くん!好きだよっ!」
類「ありがとう、僕も好きだよ」
普段はえむがハグをしているのだが
今日は類がえむを抱くすると司は類がえむを抱いた途端とても不満そうなイラッとしたような顔になる。そして
司「何をしている、えむは俺のものだぞ」
類「そうなのかい寧々から聞いた話によるとえむくんばかりアタックしていてえむくんが可哀想だそうだけど」
司「うぐっ、だがえむは俺のものだ!」
そう言ってえむを類から奪い、自分の腕に閉じ込めた
司はえむが妙に大人しいのに違和感を覚えたのか?が浮かびそうな顔をしてえむの方を見た
するとえむはぼんっと爆発したように赤くなっていた。司は自分のしていることを今理解したようで
司「あ、あの、急に抱いてしまいす、すまない」
えむ「い、いいのいいの!」
司「あと、不安にしてしまったのならこれからはその、尽力しよう」
えむ「う、うん」
類「僕達は先に帰っていようか」
寧々「うん、」
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作者です
寧々ちゃん視点の司えむどうでしたか?
面白かったら拍手お願いします!w
では次の話で
コメント
6件
好きですわ
待って司えむマジでしてそうで尊死する(((
あのね、好きよ。