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#幽霊
凛道桜嵐 新
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#日常
がくじゅつてき・あかげ
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わーい
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今日から仕事再開。最初の2時間は、これまでの進捗とこれからの仕事を萌木さんと話し合って終わってしまったが、体的にそこまできつくなさそうだったので俺は言った。
「割といけそうなので、今週1日3時間、来週から4時間働くのでもいいですか?」
「あっ助かる!」
萌木さんは目を輝かせた。
「実は漢方メーカーの仕事が取れそうでさ、和泉さんが時間取れるならそれも任せたかったんだよね」
「あっそうなんですか、じゃあ頑張ります」
「今日、あと1時間いいんでしょ? その漢方仕事の打ち合わせもしようか」
「はい!」
そんな感じで、仕事始めはつつがなく終わった。リモート会議を切って、俺は安堵のため息をついた。
千歳が『うまく行ったみたいだな』と俺の顔をのぞき込んできた。
「おかげさまで。ちょっと前からリハビリしててよかったよ」
『昼飯できてるぞ、食おう』
「はーい」
本日の昼食は、ラタトゥイユと焼きたてチーズフォカッチャとサラダチキンサラダ。どれも千歳の手作りで、本当においしい。
仕事が始まったので、俺の食器洗いも復活。千歳はそろそろ頼まれてる組紐作りを再開するとのことで、明日から洗濯も俺の担当。
『でも、無理しなくていいからな』
「全然。千歳のおかげで元気元気」
『ならいいけど』
仕事、ちゃんとできそうで本当に良かった。萌木さんに、久慈さんに、北明社長にも良くしてもらった分、できるだけ仕事で返したい。俺の得意分野の仕事も来そうなことだし。
とは言え、久々の仕事でちょっと疲れちゃった。午後は何もしなくていいし、無理しても仕方ないし、昼寝するか。
お昼の皿を洗った後、布団を出してきて横になると、寝室に千歳がやってきた。
「千歳もお昼寝?」
『しないけど、こっちで組紐作る』
「そっか、俺は寝るね」
千歳が作業してる気配を感じつつ、俺はまどろみに落ちた。しばらく寝て目を覚ますと、千歳が気づいたらしくて俺に寄ってきた。
『元気出たか?』
「うん、すっかり回復……ふぁーあ」
伸びをしながら言うと、千歳は微笑んで、俺の耳に唇を寄せて言った。
『仕事うまく行ったご褒美に、夜、付き合ってやってもいいぞ?』
「えっ」
そ、それは夜の仲良し(隠語)ってことですか!?
「ぜ、ぜひお願いしたいです!」
『おっけ、じゃあ風呂入る時準備しとくから』
「ありがとうございます!」
うわー、仕事は順調な滑り出しで、夜にもこんなご褒美があるなんて最高か!? 俺は……俺は本当に幸せ者だ。
コメント
1件
うわぁ〜〜、このエピソードめっちゃ良かったです!仕事復帰初日が順調で、千歳さんの優しさと手料理にほっこり…そして夜のご褒美(隠語)の流れ、最高すぎません!?主人公の幸せそうな感じがにじみ出てて、こっちまで幸せな気分になりました。千歳さんの『付き合ってやってもいいぞ?』にキュン死寸前です…!これからもずっと幸せでいてほしいです!✨