テラーノベル
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「君があの日見た月の色は」
君視点バージョン
親の転勤であの子と離れて
もう何年経つんだろうか。
今は日本に帰ってきて
普通の社会人をしているけれど
未だに大好きだったあの子が
忘れられない。
初恋のあの子にまた巡り会えたら
それはもう運命なんだろう。
けれど世界は
運命などないと言うように
俺とあの子を引き剥がす。
もう一度
もう一度だけ
あの子に大好きと伝えられたら
それほどの幸せはないのだろう。
今あの子は何をしているのだろうか
どこに住んでいるのだろう。
それが分かったらなにも苦労はないのに
それすら分からないまま
今日が終わっていく
おやすみなさい、
また逢う日まで。
コメント
7件
わぁ、、そっかぁ、、 会えるといいですねぇ、
第6話、拝読しました。親の転勤で離ればなれになった初恋の人を忘れられない主人公の独白、切なくて胸がぎゅっとなりました。特に「もう一度、もう一度だけ」の繰り返しが、その切実な想いを一層引き立てていて、最後の「おやすみなさい、また逢う日まで」という優しくも諦めの混じった言葉が余韻を残しますね。運命を信じたい気持ちと現実のはざまで揺れる心情が丁寧に紡がれていて、続きが気になります。
❄️白鳩🕊️
721
#BL
うあいお
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