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今日は体育祭。これから、リレーが始まる。
《よーい、》パンッ
一人目が二人目の人に、めがけて走る。
バトンがどんどん渡されていく。次は私、、、。
「はい!」
バトンを手に取った私は、全速力で走る。
どんどん抜かれていく。息は切れ、減速していく。
「あ!!」
ズテーーーー!
カーブで転んでしまった。膝はすりむけ、血が出ている。
「いったぁ、、、。」
「大丈夫!?」
誰よりも早く、駆けつけてくれたのは、保健体育委員のあまねくんだった。
すごく心配した顔をしている。
「ありがと。だいじょ、、、うわっ!」
あまねくんは、私をお姫様抱っこで持ち上げると、走って保健室へと向かう。
周りの視線が刺さる。
「あまねくん!おろして!恥ずかしい、、、///」
無言でせっせと私を保健室に運ぶ。
その間、私は恥ずかしくて、顔を手で覆い隠していた。
「もー!もー!恥ずかしかったんだからね!!!💢」
あまねくんの肩をポコポコ叩く。
「はいはい。ばーそーこー貼りにくいから、叩くのやぁめぇて。」
「うぅ、、、。」
私は叩くのをやめて、あまねくんの肩に顔を埋める。
すると、あまねくんは、私をそっと抱きしめた。
「しんぱい、、、だったんだよ。君のことが、、、。///」
照れたような口ぶりで、ボソッと言った。
私は、もっと顔を赤くして、あまねくんを再びポコポコ叩いた。
「いたいってぇ。ポコポコするのやめてよぉ。」
「ん〜!!💢」
ミカン:仲の良いお二人ですね♡
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