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⚠️【幼児化&虐待表現】
恵「ふぁ…あ…よく寝た~…って…もうお昼だし…いつもなら誠一が起こしにくるんだけどな…休みの連絡は………入ってない…なら、なんで?」
まどかがベッドから出る
そのまま、リビングの方に歩いて行く
そういえば…
恵「誠一~いる~?」
始めに目にしたのは誠一…でも……いつもとは違う
体が小さく年的には5~6歳
今の季節は夏なのに長袖、長ズボンを着ていた。
誠「え……み…?」
恵「うそ……」
なんで、子供に?と、思っていると近くには瓶があった。
その瓶を拾い表示紙を見ると、そこには短く
幼児化の薬
と、書いてあった。
きっと…また、ネストが寄越したモノなんだろう
それを誠一は知らず知らずのうちに飲んでしまった…ってことかな
と、なんとか原因は分かったが…
まともに子供の世話をしてきていないからどうすれば良いかなんて分からない
どうするかと悩んでいたら健三が買い出しを終えて帰ってきた。
恵「おかえり…健三……」
健「まどかさん…これは……一体…」
恵「誠一がネストが寄越した幼児化の薬を飲んだんだよ」
健「馬鹿ですか?」
誠「………」
恵「ちょっと…健三……この子は誠一だけど今の誠一じゃないんだから」
健「すみません…えっと……私は神柴健三と申します」
誠一は服の端をぎゅっと握って
仮面をつけたかのような笑顔をする
誠「はじめまして!俺は踏切誠一、恵美とは幼なじみなんだ」
関西弁じゃない誠一には少し違和感があったが…
それでも…僕の記憶は忘れていなかった。
でも…こんなにも……気持ちの悪い笑顔をしたのは……
健「その服…暑くないのですか?」
誠「え……?……暑く…ないよ?」
嘘だね…汗をかいてる
それに…目も泳いでる……分かりやすい
この頃から…嘘が下手だったね……
恵「嘘はつかない方が良いよ?」
誠「…………………なんでもないから」
左腕を右腕で押さえる
手が震えている
目を見れば分かる…明らかに警戒されている。
そういえば……誠一が半袖着てるの…小さい頃、見てなかったな…
今では半袖は着ているけど…小さい頃は一時期、一年中長袖長ズボンだったな
恵「誠一…少し……腕見てもいい?」
健「まどかさん?どうしたのです?」
恵「ちょっとね…気になって」
誠「……………………なんで?」
恵「ずいぶんと腕を気にしているみたいだったから…なにかあるのかなって」
誠「見てて…良いものじゃないよ?」
恵「それでも…良いよ」
誠一は少し考えてから腕を捲った
そこには…いくつものアザがあった。
健「これは……いったい…」
恵「なにがあったの?」
誠「転んだ…の……」
恵「誠一、嘘はつかないで、本当のことを言って」
誠「…………………俺が…悪い子だから…ね、 お父さんを怒らせちゃったの」
健「それは………」
あぁ…これは……紛れもない…虐待だ…
誠「俺が…悪い子だから……お父さんは悪くないの…俺が……良い子になれば…お父さんは優しくしてくれるの…前にね、お父さんに本を買ってもらったの!だからね…だから……お父さんは………お父さん…は……」
誠一の過去について…あまり深くは聞いてこなかった。
誠一と会ったのは6歳の時だ…
誠一とは…長年一緒に居て僕のことを誠一はどんどん知っていくけど…
人に興味が無い僕は…知ろうともしなかった。
こんなことに…なってたなんて……
健「あの……その…」
誠「健三…さん…でしたっけ?…大丈夫ですよ」
健「え……?」
誠「さっきのこと…謝ろうとしてくれてたんですよね?」
健「なぜ…分かったのです?」
誠「優しい人だから…そうなのかなって……でもね、大丈夫です。慣れてますから。お父さんの機嫌が悪いといつも言われてるから…大丈夫……もう…慣れてるから」
健「っ……すみません」
…………………… ごめん…誠一……
ーーーー
翌日…
誠「…?あれ、俺…寝てたんか?って、1日経っとる!?」
恵「ふぁ~あ、誠一…おはよ」
誠「おう…おはようさん……って、恵美!俺、寝てたら1日経っとるんやけど!?」
恵「覚えてないの?」
誠「?なんのことや?」
覚えてない…なら……言わなくて良いか
きっと…誠一は知られたくないんだろう…
あの時隠してたんだからね……。
恵「ううん、なんでもない…それよりお腹空いたから朝ごはん作って~」
誠「はぁ~あ、しゃあないな」
健「おはようございます、まどかさん」
恵「おはよ、健三」
健「誠一君も…おはようございます」
誠「お…おう……おはようさん」
誠一がキッチンの方に歩いて行く
恵「健三、昨日のことは誠一には内緒ね」
健「はい、分かりました」
きっと…誠一はこれからも……話さないのだろう
自分の弱さを…見せたくないから……
僕は…その弱さを見せてほしい……だなんて
わがままだな……
コメント
4件
誠一の子供時代で虐待を受けて可愛そう。大丈夫だよ誠一、まどかと健三が守っていますよ。だから大丈夫です。
夏休みの宿題が終わったので 今【午前6時】から寝ます。 コメント返信遅れるかもだけど してくれると嬉しいです。 誠一君の弱さって中々無いから見たいなって思ったので書きました。 母子家庭の誠一君のお父さんってどんな人なんだろうって思って離婚理由も分かんないから こうなのかなって想像です 決して、原作がこうでは無いです。
第19話、読み終わりました…。 誠一の子供時代の傷、まどかが初めてその“弱さ”に触れた瞬間がすごく切なかったです。 「慣れてますから」って笑う誠一、あの仮面みたいな笑顔が胸に刺さりました。 まどかが「知ろうとしなかった」と後悔する気持ちも重くて、でもその分、これからどう向き合っていくのか気になります。
ちーず
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