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OO side


玄関を開けると

首筋に汗を垂らし息を切らしている風磨がいた。


「風磨…」


『わりぃ、買い物してきたら遅くなった。』



手には近所にあるドラッグストアの袋をぶら下げている。



「来なくていいって言ったのに。」



違う。私が言いたいのはこんな言葉じゃない。

来てくれてありがとう。

たったその言葉が何故か言えない。



『飯作ってしばらく様子見たら帰るから。」

『それまでベッドで寝といて。』



そう言われベッドで横になり待っていると、キッチンから野菜を刻む音が聞こえてくる。


料理とかあんまり出来なさそうなのに、こういう時は頑張って作ってくれるんだよなあ。


しばらくして料理を持った風磨が私の寝ている横に座った。



『ご飯出来たんだけど、食べれる?』


「うん、食べれる」



するとスプーンを持った風磨の手が近づいてくる。



『口開けて』


「自分で食べれるって、」



美味しい…。風邪ひいてるからかな。

風磨の優しさが少しキュンとする。



「ありがと。」



いいんだよと言って微笑む風磨。



「…来てくれてありがとね。」


『 どしたよ、今日はやけに素直じゃん』

『 次俺が風邪ひいた時は嫌だって言われてもぜってえ〇〇に看病してもらうからな?』


「他に面倒見てくれる女の子いなくて流石に可哀想だからその時はしょうがないねー」



私以外に面倒見る女の子がいたら本当は嫌なんだけどね。

そんなことを思いながら

風磨が作ってくれたおかゆを味わって食べた。


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