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#有栖川帝統
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乱数🍭「幻太郎の……兄…」
帝統🎲「オレが幻太郎に出会ってからすぐ、その話を聞いた。
その兄は、中央区の権利。その手によって、殺されてしまったという。
……その時から、幻太郎はああいう性格になったんだ。
悲しみを抑える為。紛らわす為に、嘘を着いた。
その嘘で人々を笑わせられるなら。
楽しく出来るなら、何度でも嘘を着こう。
そんな想いから、彼奴は嘘を着いてる。
服も全て兄の物。
『着物を汚したくない』
それは彼奴のプライドでは無く、
兄の着物を大切に扱いたかったから。
だから、伊弉冉の野郎にも凄くムカついたんだろ」
乱数🍭「そっか」
独歩💻「……!?一二三がすみません…!
あいつ本当にデリカシーが無くて……」
帝統🎲「お前が謝ることじゃねーよ」
二郎2️⃣「……そうだな、俺はこの薬兄ちゃんに渡さないといけねーし、データ復元は出来たんだろ?
それについてはこの謎にコピーされた資料持ってけばいいだろ
とりま帰ろーぜ」
乱数🍭「そーだねっ!後で話そ〜!」
帝統🎲「……すまねぇ!待たせた」
一郎1️⃣「おっ、無事に帰ってきたのか」
乱数🍭「ウン!イチロー、それでね、ジローがお話あるからこっち来て〜って言ってたよ!」
一郎1️⃣「あ、本当か?今行くわ」
一郎1️⃣「…二郎、どうした?」
二郎2️⃣「………ああっ、兄ちゃん、これ…」
一郎1️⃣「なんだこれ?見た感じ薬とかか?」
二郎2️⃣「嗚呼、そういう感じ
三郎、ニセモノだろ?
彼奴、夢野幻太郎?って奴の考察によるとシステムの障害ってやつを起こしてるらしい。
……今のまま現実世界へ戻ると、三郎は死ぬ。
だから、これを打って、死ぬ可能性を無くしてくれ……って話だ。」
一郎1️⃣「これを打ったら現実世界への死は途絶えるのか?」
二郎2️⃣「うん、そう」
一郎1️⃣「……そうか、痛てぇかもだけど、生きる為に我慢してもらわないといけねぇな。」
二郎2️⃣「……そうだね、俺たちは3人で生き残らなきゃ」
一郎1️⃣「もう夜になる。薬を打ってくるから、お前はもう寝てろ」
二郎2️⃣「わかった」
一郎1️⃣「三郎!ちょっと来てくれ」
三郎3️⃣「はい!なんでしょうか?」
一郎1️⃣「お前背中にゴミ着いてんぞ〜」
三郎3️⃣「えっ本当ですか!?取ってもらえます?」
一郎1️⃣「おう、」
三郎3️⃣「痛っ!?
いち兄、なにかしました!?」
一郎1️⃣「あ?いや、取ろうとしたらつねっちまっただけだ
取れたからもういいぞ」
三郎3️⃣「あ、そうですか?
なら良かったです」
一郎1️⃣「うん、お前も寝ろよ」
翌朝
???「う!」
???「ろう!!!」
一郎1️⃣「二郎!!」
二郎2️⃣「……んっ!!!?
どうした兄ちゃん!!?」
一郎1️⃣「朝だぞ!飯!!」
三郎3️⃣「……やっぱり、二郎は低脳だから朝も起きられないんだよ!」
二郎2️⃣「はぁっ!?」
左馬刻🐴「朝っぱらから兄弟喧嘩もうっせぇもんだな」
簓🎋「ほんまやで、いい加減にしぃや」
一郎1️⃣「……すんません」
寂雷💉「やっと皆さんが揃いましたし、食べましょうか」
零0️⃣「おいちゃんも、食べるとすっかね」
盧笙👓「…そうやな!」
一郎1️⃣「それでは皆さん、手を合わせて〜」
全員🎤「いただきまーす!!!!」
空却📿「一郎!お前料理の腕上がったか?!」
十四🌖「確かに!この前よりめちゃくちゃ美味いっす!」
一郎1️⃣「…ほんとか!?それは照れるな……」
理鶯🐦「そういえば、本日する事は決まっているのだろうか?」
銃兎🐰「…決まっていませんね」
理鶯🐦「…………………有栖川は?」
銃兎🐰「え?」
理鶯🐦「さっきから居ないが……」
銃兎🐰「ヒョオッ!!!皆様、有栖川さんがおりませんが?」
乱数🍭「え?」
獄⚖️「……大丈夫なのかよ?」
独歩💻「確かに、朝から1度も見かけておりません……」
寂雷💉「それは大変ですね。私が見てきます」
寂雷💉「……有栖川くん?」
帝統🎲「……………………」
寂雷💉「有栖川くん!!!」
帝統🎲「………zzZ」
寂雷💉「……ふっ。」
寂雷💉「……爆睡していましたよ」
簓🎋「ブッwww
心配返せやwww」
乱数🍭「ほんとだよ〜笑」
獄⚖️「……早いものでこれから昼になるようだ
会議がある。早く済ませろよ」
???「まもなく昼時間となります。
会議が行わられるため、早急に移動の方をお願いします。」
三郎3️⃣「夢野幻太郎を除き、全員揃いましたか?」
全員🎤「はい」
三郎3️⃣「では、現時刻より、第4回会議を開始致します。
まず初めに、先日行いました山田二郎、飴村乱数、有栖川帝統、観音坂独歩らによる調査で、伝えることはございますか?」
帝統🎲「俺から言うか。
俺らが入手したもの、伝えることは…
このゲームを悪用した者のデータだ!!!」
一二三🥂「ええっ!?そんなもの、ある訳ないじゃんか〜!」
独歩💻「本当だよ。
現実世界でそいつを捕まえる。 」
一二三🥂「えっまじんこ??!
ちゃんどぽが言うならほんとか〜」
乱数🍭「あともうひとつ。
データ復元に使用した回答、全てヨコハマに関することだったんだよねっ
だから、何かありそうだし、このことは伝えておくね」
左馬刻🐴「……そうか」
三郎3️⃣「……よろしいですか?
まとめますと、ゲームを悪用した者のデータが今貴方の手元にあり、
復元に使用した回答は全てヨコハマに関するもの。
で宜しいですか?」
2️⃣🍭🎲💻「はい」
三郎3️⃣「承知しました。
本日は僕らからお伝えすることはありません。
4人方、他に伝えることありますか?」
2️⃣🍭🎲💻「ありません」
三郎3️⃣「はい。
本日の会議は、こちらでお開きとなります。
宜しいですか?」
全員🎤「はい」
三郎3️⃣「ゲームマスターに命じる
今、この時刻より会議を終了する!」
???「会議を終了します。
夜時間まで、ごゆっくりお過ごしください」
独歩💻「一二三…………バレてるからな」
一二三🥂「あ……
…………バレちった?」
独歩💻「当たり前だ。
そもそも、俺以外の3人もわかってんぞ
あれの回答はニセモノは回答不可だからな。」
一二三🥂「こんな早く俺っち居なくなっちまうのか……
メシ、イチローが作れなくなっても俺っち居ねぇんだから他のが頑張れよな 」
独歩💻「……泣くなよ
だせぇぞ」
一二三🥂「………どっぽちんの方が大人だね
小さい頃さ、いっつも雪降った時とかずっこけて
泣いてたのを見てたのは俺っちの方だったのになぁ。
風邪引いた時も、毎回お粥作ったげて
食わして
おしぼり乗せて
世話してたのは俺っちだったな
ダサかったのはどっぽちんのほうだった
なのに……
なのにさ、随分成長したじゃん
頭を撫でる立場は逆になっちったか」
独歩💻「大丈夫。
また会えるから
現実世界で美味しい飯作って待っとけよ
必ず帰る。
約束する。
帰らなかったら、 一二三が死んだ時天国でぶん殴っていい
一人で泣くなよ
だせぇからな」
一二三🥂「わかった
先生呼んでくれ
オレ、どっぽの代わりに頑張る
絶対だよ
帰らなかったら許さないからな
来世でも恨んでやるぞ! 」
独歩💻「……先生! 」
寂雷💉「どうしましたか?」
独歩💻「…………大変言い難いのですが、
一二三を排除してください。」
寂雷💉「………遂に私が下す時が来たかい。
……本当に、いいんだね?」
独歩💻「……はい。」
寂雷💉「一二三くん。」
一二三🥂「いつでもいいっすよ〜…
オレ、早く済ましたいんで」
寂雷💉「私達は必ず帰るからね。 」
一二三🥂「またそう言う。 」
寂雷💉「………いいかな。」
一二三🥂「……………悔いの無いように。
お願いします。」
寂雷💉「ゲームマスターに命じます。
一二三くん……伊弉冉一二三に、ペナルティを下します。」
???「伊弉冉一二三を排除します。 」
一二三🥂「……うっ、あ」
独歩💻「っ、一二三!!
先生、大丈夫なんですか……!?」
寂雷💉「……私にはわからないね。
きっと、一二三くんは私達を待っているよ」
独歩💻「そうですか……」
《現 実 世 界》
萬屋ヤマダにて
依頼人「えっ!?夢野幻太郎さんですか……!?」
幻太郎📚「ええ、そうですよ?
諸事情がありまして、数日程萬屋を経営しています。」
依頼人「えっと、本ずっと読んでます!!
新刊とか特に面白かったです……!」
幻太郎📚「本当ですか?
それは良かったです。
2日後に、また新刊が出るんですが、
良ければ、先に貴女にお渡ししましょう」
依頼人「えっ!?いいんですか!!!?
ありがとうございます……!!」
幻太郎📚「いえいえ。あ、お代はしっかり頂きますよ。」
依頼人「そうですよね!えっと〜、これです! 」
幻太郎📚「あ〜…特別に、半額でいいですよ。」
依頼人「ええ!?いいんですか……?」
幻太郎📚「ええ。それで、依頼の方は?」
依頼人「えっと、私、お兄ちゃんが居るんです。
ですが、ある日友達と遊びに行ったまま帰ってこなくて……
警察も調査は難しいと断られてしまったんです。
なので、萬屋さんにお願いしようかと……」
幻太郎📚「お兄さん、ですか
嘸かし良き人だっただろうに。
人探しは苦手ではありません。
小生も、数回程ですが人探しをした事があります。
その依頼、引き受けますよ。」
依頼人「本当ですか……!
……てか、今幻太郎さんが経営者なら、萬屋ヤマダじゃなくて萬屋ユメノですね…笑」
幻太郎📚「確かに、そうですねぇ。
数日程萬屋ユメノにしましょうか。
………まぁ、小生がここに居ることはサプライズなので嘘ですが。
あ、必要事項を聞き忘れていました。
まず先に、貴女のお名前は?」
依頼人「私は、龍崎理恵(りゅうざき りえ)です!」
幻太郎📚「龍崎理恵さんですね?」
理恵(依頼人)「はい!」
幻太郎📚「お兄さんのお名前は?」
理恵「龍崎富羅(りゅうざき とみら)です!」
幻太郎📚「富羅さんですか。了解しました。
にしても、お二人様良き名前をしてらっしゃる。
両親がとてもいいお方だったでしょう。」
理恵「そうですかね…?でも、本当にいいお兄ちゃんだったんです。
欲しいものくれたり、色々手伝ってくれたり…」
幻太郎📚「あら。それはとてもよろしい方で…。
忘れてました。服装や声、髪型などはどういう感じでしょう?」
理恵「服装はストリート系の服をよく着てます…!声は…うーん、高くもなく低くも無くですかね?
髪型はセンターパート?で、色は茶色です」
幻太郎📚「ふむふむ。承知致しました。
お兄様と貴女方のお家はどこら辺でしょう?
もし分かれば、お兄様が遊びに行くと仰っていた場所もお聞きしたいのですが…」
理恵「え〜っと、イケブクロの…△町、南です。
お兄ちゃんはシンジュクの方に行くと言ってました!」
幻太郎📚「承知です。
シンジュクは〜…カブキの方ですかね?」
理恵「…そうですね!ホストやってる友達が居るとかで、最近連絡が取れたから久々に会いに行くと…!」
幻太郎📚「成程。
それでは、本日はありがとうございます。
小生は捜索に参りますので、また後日、見つかり次第御連絡をさせていただきます。
お代の方は……えーっと、交通費は、
シンジュクの方へ向かう際、
トウキョウメトロ マルノウチ線ではなく、
ヤマノテ線、ショウナンシンジュクラインの方がお代も安く済む為、そちらで宜しいですかね?」
理恵「はい!お願いします」
幻太郎📚「合計を出しますと…
交通費往復340円程、捜索費2600円、手数料等込みで合計3300円となります。
宜しいですか?
因みに、手数料はいつもの値段よりも安くしてあります。
新刊、購入してくださったのでね。」
理恵「えいいんですか!?
ありがとうございます…!
ではこれ、3300円です」
幻太郎📚「3300円、丁度お預かりしました。
ではまた後日お会いしましょう。」
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