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‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥
「それが俺の中に居るんだな‥‥今も」
「そうです」
ロウさんが自分の体に触れる
「そりゃ声が聞こえる訳だ」
「ロウさんは姿は見た事ないですか?その‥‥されてる間‥‥」
「無いな」
何度交わったのか‥‥
何度辛い思いをしたのか
それは流石に聞けなかった
「ロウさん‥‥次に眠ったら‥‥」
「俺はどうなるんだ?」
「多分‥‥あちらの世界に連れてかれるんだと思う」
「今度は俺も北見に祓われるのか?」
「冗談言ってる場合ですか?」
「‥‥でももしそうなったら迷わず祓えよ」
「そうならない様に今できる事しないとですよ!ロウさん」
「お前の力でどうにか出来そうか?」
「アイツがなんなのか判れば‥‥」
「お前見たんだろ?ソイツの姿 」
「見たんですけど‥‥暗くなって‥‥なんか腰から下が黒く光って鱗みたいな‥‥魚人?」
「魚人?」
「あ、それとロウさんが言ってた音聞きました!シャーって言うかサーって言うか‥‥」
「鱗‥‥もしかして蛇か?」
「蛇?」
「蛇って鳴くっけ?」
「聞いたことないけど‥‥ってか鳴かなそう」
「調べてみるか」
その言葉にスマホを取り出し検索にかける
蛇の鳴き声
「あ、あります。再生しますね」
「シャー‥‥シャー‥‥」
「「鳴いてる!」」
俺達は声をハモらせ見つめあった
「だったらこの中の奴は蛇の化け物だ」
「この辺って蛇出るんですか?」
「いや、見た事はない。でもどこかで‥‥」
ロウさんが悩んでいる
そう言えば俺もどこかで‥‥
「あ‥‥‥‥あの置物?」
「ん?どれだ?」
「俺が持ってきた金の置物で、人の顔が付いた金の置物がどっかにあった気がする‥‥」
「あぁ!そうだ。お前が積み上げてた荷物の中にあった」
「そう、荷物の中‥‥」
部屋の隅に置いていた荷物は全部離れに持って行った
あの中だ
「お前‥‥ちゃんと片付けてんだろうな?」
「最後の荷物は全部‥‥山積みにしちゃったかもなぁ」
「早く行こう!その中から見つけるぞ!」
「はい!」
俺達は離れに向かい急いで置物を探した
「おい、北見‥‥お前片付けって意味知ってるか?」
「ごめんなさいっ!」
山積みの中に手を突っ込み1つ1つ確認する
これでもない
こっちも違う‥‥
「どこだどこだ?」
「ロウさんそんなに投げ捨てたら‥‥」
ロウさんに視線を向けるとロウさんの後ろ
机と座布団が置いてあるその間
「ろ、ロウさん後ろ‥‥」
「あ?そんなに後ろに投げてないよ」
「違くて‥‥その‥‥それ‥‥」
ロウさんが振り返る
そして俺もそれに近づく
「‥‥これ‥‥これだ‥‥」
「ですよね⁈これですよね!」
俺は急いでそれを手に取る
するとすぐに置物から音がした
パキッ‥‥
「お、おい!それちょっとよこせ!」
「うわぁっ!ごめんなさい‥‥俺今力制御出来ないかも」
「馬鹿、これ壊したら‥‥」
急いでロウさんに渡すと、ロウさんが側にあった手拭いに包んだ
「とりあえず俺が寝る前に始めよう」
「そうですね。俺準備してきます!」
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