優先順位

irxs 赤桃

病み

クソ雑短い

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大学を卒業し、就職した頃からずっとだった。

桃「えーっと…」

社員から提出されたファイルと睨めっこしながらそんなことを考える。

なにが「ずっと」なのかと言えば、ただの癖に等しいのだけれども。

さっきの状況とは打って変わって、社長室に置かれているソファに寝転んだ。

スマホ片手に横になると、少しの睡魔が襲ってくるが今はまだ業務時間内だ。

手の中にあるスマホでPDFを開いて再び資料確認と修正、可決判断の作業を進めていく。

左手は忙しなく動く中、右手は首元に添えられている。

桃「んー……」[悩]

ｶﾞﾁｬｯ

赤「なーいくーん」

桃「はーい？」

赤「…いや寝てるのかと思ったじゃん」

桃「寝るわけないでしょまだ働く時間だよ〜笑」

赤「……ふーん」

唐突に室内に入ってきたかと思えば、ジト目で俺を見つめるりうら。

桃「俺の顔になんかついてる？」

ちらりと目線を寄越してりうらに問うが、すぐに目線はスマホへと戻す。

赤「…ないくん、首。」

桃「………え」

さっきまで扉の前で立ち尽くしていたりうらはいつの間にか目の前にいて、俺の右手を掴んだ。

桃「っちょ、なに！？」

赤「よく見て、右手」

桃「へ、…？」

少し見えずらい視線を動かすと、右手で首元に思い切り爪を立ていた。

赤「…なんかしんどいことでもあった？」

今度はしゃがんで、俺の手を握ってそう言ってくれる君。

なんだか、年上と一緒にいるみたいで。

まろとかあにきとかみたいな感じがして。

桃「…っ、ぅあｯ、？」

赤「んふっ、ないくん泣き虫じゃん笑」[拭]

気づいたらぼろぼろと仮面が剥がれていた

桃「…やっぱ、最高のメンバーやな、笑」

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これメインじゃありません

本日のメインディッシュは、16:30頃公開𓂃◌𓈒𓐍