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ナイスすぎ
続き楽しみです!
朝から投稿ありがとうございます!
【shp side】
窓側を見るとそこには、シャオロンさんがいた。
shp「シャオさっ!」
俺が思わず大きな声で名前を呼んでしまいそうになる。
シャオロンさんはそれに気づいたのか、口元に人差し指をあてて、静かにするようにとジェスチャーした。
そして、鍵を開けるジェスチャーをする。
鍵を開ける。
部屋の外が何か騒がしくなっている気がするけど…何があったんや、?
sho「ショッピくん、平気か?」
shp「はいっ…大丈夫です」
sho「よし、ほなここから脱出しよか」
シャオロンさんは意地悪そうにニコッと笑いながらそういった。
でも……。
shp「出たいのは山々なんですけど..でも……」
sho「…?なんかあった?」
首を傾げるシャオロンさん。
出たいのは本当だ。でも…
もし、またW国に迷惑をかけてしまったら…。
わいは獣人やし、戦闘が強いわけでもない…。
W国におっても、足でまといなだけなんじゃ…。
sho「…何にそんな悩んとるんか分からんけど」
「悩みはここをでてからにしてくれ、そろそろ行かな時間やばいで」
時間…?時間って何の…?
sho「こんな鉄格子、猫やったら簡単にすりぬけれるやろ?」
…!そうか、その手があった。
その場で動物になり、鉄格子の隙間へと身体をいれる。
ゆっくり慎重に身体を動かすと、綺麗に鉄格子を通り抜けることが出来た。
『ニャァァ…』
シャオロンさんに抱きしめてもらえた。
それが嬉しくて、思わず鳴いてしまう。
…てか、この人どこからきたんや、?
だってわいの部屋、5階やぞ?
今、シャオロンさんは僅かな出っ張りの上にたっている。
どうやって降りるんや…
sho「大丈夫」
「ちゃんと降りれるから大丈夫やで」
シャオロンさんはそう言ってわいの頭を撫でた。
その直後、シャオロンさんはわいを強く抱きしめて、下へとジャンプする。
そして、見事に着地した。
sho「ほら、連れ出してきたで!!!」
シャオロンさんはそう言った。
ふと、シャオロンさんが見ている方向を向くとそこには…
『ッッッ………ポロッ』
ci「あぁぁぁぁ…良かったぁ…」
kn「ショッピくん!!!ショッピくんやぁ!!!」
tn「無事でよかった…」
みんな、わいを囲んで涙を流したり、安堵したり、様々だった。
gr「ショッピが帰ってきて嬉しいとは思うが、感動の再会は後だ」
W国総統グルッペンさんが言う。
tn「ショッピくんはグルさんとかペ神と一緒におってな?その方が安全やし」
頭が混乱する。
今から何をする気なんや、?
しかし、グルッペンさんの言葉を聞いて、何故、部屋の外が騒がしくなっていたのか、理解ができた。
gr「今からは楽しい楽しい」