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episode1

ハンドレッドノート



《内容》

登場人物

・ナイトアウル

・依頼人

・モブ


主演

星喰左手


概要

星喰左手、怪我

右左







ーーーーーーーーーーーー









「暴力団の素行をなんとかしてほしい?」


「はい……」


事の始まりはある男性の依頼だった。話によると、男性の住んでいる街では暴力団が暴れ回っているらしく、住人も大変迷惑しているそうだ。


「ナイトアウルの皆さんはお強いと聞きまして…。報酬はいくらでも払います!もう頼れるところがないんです!お願いましますっ!」


男性は頭を下げてお願いした。ナイトアウルの名探偵、皇千トは困った顔をして記録者である2人を見つめた。


「ぼ、僕はそういうの全くできないから判断は2人に任せようと思う……。2人が行くなら僕は留守番してるよ。」


「ええ。その方が千トが怪我せず済みますね。」


「め、右手くんと左手くんはどうしたい?」


左手は両手を後ろに回し、面倒くさそうに答えた。


「俺は別にどっちでも。兄貴に任せるよ。」


すると、右手は少し考えてからこう言った。


「分かりました。それなら私と左手で、 行きましょう。千トは留守番していてください。」


「い、いいんですか!?」


「はい。こんなに頭を下げられて断っても、こちらもいい気分にはなりませんので。」


「あ、ありがとうございます!」






ーーーーーーーーーーーー






「2人ともぉ!帰る時にパンケーキ買ってきてね!?絶対だよ!?」


「ええ、分かりました。帰ってきたら3人で食べましょうか。」


「で、では行きましょうか。」


そうして、依頼人と星喰兄弟は依頼人が住んでいる街、よなくちょう《夜鳴町》へ向かった。






ーーーーーーーーーーーー






「この辺りですね…。大体このくらいの時間になると暴力団が来るんです。」


「なるほど。…確かに、治安が良いとは言えませんね。」


「こんな空き地に集まってんのか。趣味悪ぃ笑。 」

そんな会話をしていると、暴力団が現れた。


「おい。ここは俺たちの陣地だぞ。変な事するなら命の保証はねぇが。」


この暴力団のボスであろう男が左手達を見ながら脅す。


「ひっ……。」


「おぉ。怖い怖い笑。」


「すみません。私達はネスト序列50位、ナイトアウルです。この街、夜鳴町が貴方達暴力団が暴れ回っているせいで住人から苦情が出回っています。」


「あぁ?知ったこっちゃねぇよ。」


「……すみません。下がっていてください。ここにいると貴方まで巻き込まれます。」


「えっ…あ、はいっ……。」


右手は危険を素早く察知し、依頼人を安全地帯に誘導した。


「さて、これで邪魔な者はいなくなりました。少し…暴れましょうか。」


「そーだな。こいつらには少し教育が必要だ。」


「あぁん!?ナメてんじゃねーぞ!!」


そう言うと、暴力団の男たちは左手と右手を襲いだした。


「おっ…と。危ねぇな笑。」


「効きませんね。どれもこれも。」


「……っ!ふざけんなっ!!」






ーーーーーーーーーーーー






どれほど時間が経っただろうか。もう、ほとんどの男は倒れていた。勿論、星喰兄弟には傷一つなかった。……依頼人が出てくるまでは。


「あ、あの………。」


「あっ!おいバカ出るな!」


暴力団の1人が依頼人を見てナイフを持って突撃してきた。


「死ねぇぇぇぇぇ!!」


「っ!!クソがっ!!」


「左手!危ないっ!」


「う、うわぁぁぁっ!!」




一瞬、右手の時が止まった。


「……左手?」


「……っ」


「あっ……あぁ……っ」


左手は、依頼人を庇い代わりに刺された。致命傷は器用に避けたらしく、右の上腕を深く刺されていた。


「いっ…つ。わり、兄貴。刺されちった笑。」


「…っ!左手!」


「ご、ごめんなさい!私が出てきたばっかりに……。」


「別に。そっちに怪我無いならいいわ。」


左手は素っ気なく答えた。右手はその間に残りの男たちを瞬く間に倒して左手の元に走った。


「左手っ!大丈夫ですか!?」


「そんな焦んなって笑。別に大怪我とかじゃねーんだからさ笑。」


「ですが……。」


「だいじょーぶだから。それより、さっさと帰ろーぜ。千トが心配する。」


「……。帰ったら、手当てします。」


「へいへい。」


そう言うと、右手は依頼人に体を向けた。


「あっ、あの……。本当に、すみません。」


「…大丈夫です。これで依頼は解決ですね。報酬は後に郵送してください。」


「わ、分かりました…。本当にありがとうございました。」


「……。」






ーーーーーーーーーーーー






「ただいま戻りました。」


「おかえり!右手くん、左手く…って、ふぎゃあああああ!!」


「うわうるさ。」


「ゆっゆゆゆゆゆ左手くんっ!!どうしたのその怪我!?」


「ちょっとしくった。」


「ほら左手。手当てするのでこちらに。」


「はいよー。」


おそらくこれが、右手が左手を守りたいと生きてて1番強く思った日だろう。 フラっと何処かに行ってそのまま帰ってこないのではないかと心配してしまう。だからこそ、守りたいと。そう、思った。

ーーーーーーーーーーーー

どう、でしたかね?


初めてのテラーの小説なのでめっっっちゃくちゃ緊張してます……。


ここ不定期すぎてヤバい笑。


本垢はプリ小説なのでね。みんな探してみてくださいよ😏


ではまた書ける日にフラっと現れますね!


リクエストも受け付けるのでじゃんじゃんください!いつ答えられるか分かりませんが笑。


では!

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