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道化師「お、戻ってきたのか白髪 」

道化師「死ぬことを決意したか?」


そんな戯れ事を言う道化師に耳を傾けず、

俺は2人の方へ向かった。


道化師「ま、そりゃ2人を殺しておいて逃げるだなんて出来ないもんな笑笑」


道化師「爆発するまで後20分♩」


2人に刺さっている矢を抜く


道化師「どうする白髪?」


道化師「お前はこのまま死ぬのか?」


「それともここから逃げて2人に恨まれて爆発して死ぬのか?ってあ、どっちも死ぬから意味無いのか笑笑」


そんな意味の無い話に飽き飽きしながら俺は爆弾が爆発するのを待っていた。


「人生を悟ったような顔してるが?笑笑」

「まぁ死ぬもんな笑笑」


時計の針の音が舞台になり響く。


「爆発まで15分」


ふと道化師の方を見つめると、どこか悲しそうな目をしてる道化師が居た。


「お前と人生添い遂げるなんてな」


俺はその言葉に違和感を感じていた。

エリトラは3個ある。道化師が付けて逃げれる分まで、それなのに俺とここで人生を終わらせるという事はおかしいと思った。


クロノア「お前は逃げないのか?」


道化師「あぁ、もう全てを終わらせるさ。」


クロノア「お前は一体何をしたかったんだ?」


道化師「俺が何をしたいかなんて俺でも分からないな。」


「爆発まで10分 」

道化師「はっ、リアムすらお前を見放したみたいだな。」


クロノア「見放されて当然。看守と囚人っていう関係なんだから。」


道化師「というか、なんでお前は逃げなかったんだ? 」

道化師「2人の為っていっても、死んでるんだから意味ないだろ。」

クロノア「俺達はいつも一緒なんだよ。11年間ずっと。死ぬ時も一緒だよ。」


道化師「下にお前に合いたいヤツがいるんじゃないのか?」


クロノア「…。」


「爆弾まで5分。」


道化師「やり残したこととかないのか?」


道化師「下に友達でもいるんだろ?会いたいヤツがいるのに死ぬなんていいのか?」


クロノア「2人が死んで俺だけが残ったって嬉しくないでしょ。」


道化師「1人でも残ったら嬉しいだろ。」


クロノア「今頃言ったってね。」


クロノア「お前はいないの?大切な人。」


道化師「居るわけないだろ?全員殺したさ」


クロノア「そうか。」


「爆弾まであと3分。」


クロノア「あと3分か~。」


道化師「人生楽しかったか?」


クロノア「誰かさんのせいで最悪だよ。 」

道化師「一体誰なのやら。」


「爆弾まで後1分 」


クロノア「いよいよ1分か…。」


道化師「さぁ、走馬灯が見える頃だな。」


クロノア「2人ともごめんなぁ…」


目からいっぱいの涙を流して俺は2人に一生懸命に謝った。


道化師「さぁ、10、9、8」


クロノア「言わなくていいから!」


「3、2、1」


そんな合図と共に、爆弾は爆発した。その衝撃でメデューサ号は爆散し、5人は1人残らず爆発に巻き込まれて死んでしまった。


リアム看守はエリトラで脱出し、無事、「トラゾー」の所へ避難できた。だが、メデューサ号が爆散するところを目の前で見てしまい、その衝撃でトラウマになってしまったという。トラゾーは3人が死んだこと言う現実を受け止めきれず、毎日毎日墓参りに行ってるみたいだった。ステイサムは治療費が足りなく、重病を負いながら人生を過ごしているみたいだった。



___________________




と、まあ私が苦手なバットエンドになってしまいましたがどうでしょうか!

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