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「ゃ、やだっ、お願いっ…、!」
「やめないです、うたさん」
「もっ、ゆるひてっ…ねむろっ…」
「喋ってると舌噛みますよ?」
「へぁ……ん゛あぁ゛ぁぁ!!」
手形が付いてるんじゃないかと思うほど力強く腰を掴まれ力の限りに引き寄せられれば自分ですら知らない身体の奥まで届くソレに脳みそは電流が走ったかのようにチカチカと目の前がショートする感覚に意識が飛んだ。
なんで、どうしてこうなったのか…分からない
たまたま俺の家に遊びに来ていたねむろ。企画の話や新作のゲームの話、他愛のない会話を普通に楽しんでいただけだった。密かに好意を抱いた相手との何気ない日常を過ごせるだけで良かった、楽しかった、幸せだった。それ以上を望むことなんてしなかったのに。
ぺちぺちと頬を軽く叩かれる感覚に、うっすらと目を開ければ、そこには眉を下げて少し心配そうな顔をしたねむろ。さっきまでのは夢だったのかと思いたくなる程の優しい顔に安堵の息を吐いて身体の力を抜けば、自分の腹の奥に感じる違和感に夢じゃなかったんだと思い知らされた。
「ぁ゛、お、おくっ…まで…」
「あ、起きました?うたさん飛んじゃったからちょっと心配してたんすけど」
「ねむっ、ねむろっ…の、奥までっ…!」
「俺の奥まで入ってんの分かります?…ここら辺まで入ってますよ」
そう言うと、俺のヘソの少し上辺りを撫でられれば腹の奥がずくっとした。自分の腹を今にも突き破られるんじゃないかという恐怖と、今までに味わった事のない感覚が同時に俺を襲う。
「やめっ、おねがっ…ねむろぉっ…」
「ああ…泣かないでください…大丈夫ですよ」
ボロボロと恐怖からなのか、生理的なのか分からない涙が自分の顔を濡らせば、ねむろの指がその涙を拭いとっていく。ふわりと笑う顔にグズグズと鼻を鳴らせば、頬や耳当たりをやわやわと優しく撫でられ、無意識にその手に擦り寄った。
「大丈夫、怖いのは今だけです。そのうち気持ち良くてわけわかんなくなりますから」
なんて、優しい声で言われれば、ヒュッと自分の息が止まりかけた気がした。ねむろにやめるという選択肢がないことが、分かってしまった。
「アンタのナカ、俺ので満たしますね」
「ひっ!?…ぁ゛、あぁあ゛っ…!?」
低く優しい声に腹の奥がずくりと疼いた瞬間、今までとは比べ物にならない程の圧迫と律動に意味を持たない声を上げる事しか出来なかった。
なんで?どうして?なんて言葉が自分の口から出ることもなく、ただただ与えられる快楽に溺れるしか俺にはなかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
貴方が俺に他とは違う好意の視線を送っている事に気付いていた。きっと貴方は無意識だろうし、俺にバレてないとすら思ってることも、俺には全部分かっていた。
誰からも頼りにされて好かれている貴方に好かれている自分が誇らしかった。何故俺なんだろう?と思わないこともないが、そんな疑問よりも貴方に好かれている事に優越感さえ抱いていた。
こんな衝動的な行動に出るはずなかった、そしてきっと貴方もこんな風になることを望んでいなかったのは分かっていた。だけど、どうしても、俺のものにしたくなった、俺という存在に溺れ堕ちて欲しくなった。俺がいなきゃ生きていけないくらいに、堕ちて欲しかった。
だから、俺よりも少し小柄で華奢な身体を組み敷いた。貴方が褒めてくれたこの声を耳元で囁き、男にしては少し小さい唇に噛み付くように口付け、暴れる足を落ち着かせるように服の中に手を入れ薄い腹をなぞれば、涙目で俺を睨みあげながら大人しくなる貴方を征服した気になってゾクリとした。
それからはただただ、貴方に気持ちよくなって欲しくて、余すことなく貴方のすべてを手に入れたくて、泣いてやめて欲しいと言う貴方の言葉に耳を貸すこともなく、ナカを突き上げれば可愛く俺の下で啼く貴方にまたなんとも言えない征服感を感じた。
「うたさん、うたさん…きもちいいです?」
「ひんっ…!ぁ、みみ、やめっ…」
耳元で言えばやめてという言葉をまた無視して細い腰を掴む手に力を入れて自分の方に引き寄せれば身体中が痙攣するかのようにビクビクと揺れる。
首、肩、腕、太ももに噛みつき、もうこの人は俺のものだと印を付ける。誰にも渡さない、全てが俺だけのもの。
「ねむっ、ねむろっ…ねむろぉっ…」
「なぁんですか…うたさん、」
縋るように俺の首に腕を回し抱き着いてくる彼を優しく抱き留め柔らかい髪に鼻先を埋める。まるで迷子の子供のようにポロポロと泣いて俺に縋る姿に俺の幸福度と満足度が加速していく。
「ねむろっ、好き、すきっ…は、離さないで…」
「…ふっ、俺も好きです、愛してます。貴方が嫌だと言っても離してあげませんから」
「んぁ゛っ…!あぁ゛っ…!」
言い終わるか終わらないかのタイミングで彼の腹の奥に自身を力強く突き上げれば、目を見開き、口を開いて腰を逸らして、今までにないくらいの痙攣を起こし、ナカイキして意識を手放し脱力するその身体を抱き締めた。
「あぁ…やっと堕ちてくれました…?もう貴方は俺のもんですよ…俺だけのもんです」
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終わりです。衝動的に書いたお話です。
この二人大好きなんですよね、ちょっと狂気じみた感じにしたくなるCPですよね笑
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