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12時40分。


筆者がまだ知らない鳥を運動公園で見つけた。


鳩でも、雀でもハクセキエイでもない鳥だった。


胴に比べて顔の小さな野鳥でぴょんぴょんと良く跳びはねる鳥だった。


筆者はこの野鳥の名前を知るために、写真を撮り、スマホアプリで鳥の名の検索をしようとした。


しかし撮れない。


スマホのカメラは主に人間を撮るように設定されており、鳥は小さくめちゃくちゃ良く動くから撮り辛かった。


撮影の素人の筆者には手に負えない鳥だった。


その鳥は雀よりも人間に対する警戒が低い鳥なのか、筆者があたふたしてても飛んで逃げなかった。


5分ぐらいカメラと格闘し、やっと撮れた。


そして『Picture Bird 』というアプリでその鳥の名前を調べた。


その鳥の名はシロハラ。


ツグミ属に分類される鳥の一種だ。


結構美人な鳥だなと思った。


シロハラって名前もラノベのヒロインみたいでいいなと思った。


12時50分~12時55分。


一匹のカラスがいた。


スリムな若いカラスだった。


毛艶は良かった。


メモを録りながら観察してたらこっちに近づいてきた。


人間を警戒してないのだろうか?


5mまで近づいてきた。


好奇心の強いタイプのカラスらしい。


なんと3mまで近づいてきた。


筆者は1羽のカラスと見つめあった。


なんかもう1羽近づいて来た。


カラスが瞬きするのが見えた。


筆者はカラスの瞬きを初めてリアルタイムで見た。


筆者はカラスに瞼があることを初めて知った。


お互い3m、見つめあったまま三十秒ぐらい見つめ合ってた。


これ以上近づくと危険な気がして筆者はゆっくり歩いて去った。


カラス達とおしゃべりしだしたらいよいよ筆者は精神異常者の仲間入りである。


野鳥観察対象とはある程度距離をおいておいた方が無難である。


しかし良いデータを得た。


四時まで野鳥を観察した。


カワセミやオオバン、運動公園にいつもいるアオサギのつがい、など沢山の野鳥が観察できた。


帰り道、結構大きめの白鷺がいた。


白くて綺麗だった。


明日からしばらく法事で野鳥観察が出来ない。


生きていれば来週も野鳥観察の続きを書こう。


(最後まで読んでくださりありがとうございました。)

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