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進む僕と残る君
拝啓最強で最高な貴方へ
こちらは彼岸花が目に鮮やかな季節となりました。貴方は如何お過ごしでしょうか。
僕らが離れて早1ヶ月が経ちました。
時の流れと言うのは遅く感じるもので何をしていても貴方を思い出してしまいます。
さて今日は久しぶり会いに行こうかと思いお手紙を書いています。
秋らしいお花コルチカムと貴方の好きなタツナミソウそして1本の白百合お持ちしますね。
それでは後程。またお手紙書きます。
8月25日 敬具
あき
この作品を書かせて頂いています。
あきと申します。
今回は1作目第1話を読んで頂きありがとうございます🙏🏻՞ ՞
この話は解釈が難しいところが多くあるので少し解説をさせてください。
私が題名から考える物語は「君、貴方」は夏に亡くなってしまった。亡くなった「君」の時は進まないから魂は夏に残り続ける。
「僕」は生きているため時も魂も進んでいく。
つまり(秋に)進む僕と(夏に)残る君という考えで一話を描きました。
また、作中に出てきた3つの花、秋らしいコルチカム。貴方の好きなタツナミソウ。1本の白百合。の花言葉は
コルチカム→私の最良の日々は過ぎ去った
タツナミソウ→私の命を捧げます
1本の白百合→死者に捧げる花
と言う意味が込められています。
花言葉は次の話しで触れていこうかなと思っています。
また、僕と君の関係についてはこれから明かされていくかと思います。
是非読者様なりの解釈や考えを教えてください。
ご愛好のほどよろしくお願いします🙇🏻♀️𓈒𓂂𓏸
あき