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ミントと柴田の一件で、俺たちはかなり精神的なダメージを受けていた。が、仕事はしなくてはならない。
もちろん、蓄えはあるし、一年や二年遊んで暮らしていてもまったく問題は無いのだが…
そうは言っても、俺は神託の鏡という異世界ネットショップのアイテムが気になっていた。
アレを手に入れれば…
きっと全ての謎が解ける…
そう確信していたのだ。
そして、その日もダンジョン・サスティナに向かう事になった。
バニラは家に居て欲しかったが、行く!と聞かないので連れていく事にした。
ダンジョン・サスティナは強化型ダンジョンという新しい形態のダンジョンだった。
最近の研究で明らかになったのだが、サスティナで出没するモンスターを倒すたびに、ダンジョンが強化されているようなのだ。
つまり、今はかなり強い。
よって、ダイバーたちにはかなり敬遠されているダンジョンだ。
俺たちはそうも言っていられないので、ウラウサたちも連れてダンジョン・サスティナに向かった。
相変わらず、シャニル、ゼンファーファ、ルールゥに乗ってダンジョンを駆けていく。
イエローベアは出来る限り殺さずに、攻撃する程度にとどめた。
ダンジョン強化を少しでも食い止めるためだ。
「ここからは歩きですね。」
道が狭くなり、二人ずつしか横並びできない程の幅になった。
シャニルたちを魔法ケージに入れ、俺たちは奥へと進んで行った。
「しかし…
強化ダンジョン、ですか…」
「どうかしたのか?」
「いえ、私の前世ではそのようなダンジョンはありませんでした。
ソウルの力も進化している、と言う事でしょう。」
ゾードが言う。
「へぇー…」
俺はそう言ってバニラの横から出てきたイエローベアを剣で突き刺した。
「衛輔、バニラの敵をー!
もうっ!」
バニラは暴れたりないようだ。
「まぁまぁ、そろそろボスだよん(*^◯^*)★」
ジョーカーがマギサイコロを取り出してそう言った。
「よし、いくにゃ!」
サニーが言い、ボスの間に入った。
キングイエローベアが両手にブーメランのような武器を持って現れた。
「ブーメラン…?
多方向からの攻撃に注意してください!」
ゾードが言うが…
「ブーメランなんて、投げる前に殺る!」
バニラが右腕を前に出した。
すると、右腕が変化していき、真っ直ぐに高速で伸びていった。
中心は鋭い刃になり、キングイエローベアの腹部を貫いた。
「おーわりっ!」
「お、おぅ…。」
という訳で、ダンジョン・サスティナの攻略はあっさりと終わってしまった。