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○○side

“大毅くんなんて大っ嫌い!!”

って言ってしまったけど本当は…




嫌いなんかじゃない。

むしろ好き。大好き。


だった。



同じクラスの佐々木さんとキスをしているのを見る前までは…


✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂






濱田『○○ちゃん?』


○○『ん?』


誰もいない夕方の公園に濱田くんとベンチに座った。

すると濱田くんが心配そうな顔を浮かべていた。


濱田『ほんまに後悔してへん…?』


○○『…なんで?』


なんで濱田くんがそんなこと聞いてくるんやろ?

濱田くんがキスしとる写真見せてきたんに…


濱田『いや…○○ちゃん、重岡に『大毅くんなんて大っ嫌い!!』って言っとったから、』


事の始まりは俺が招いたこと。

なのに○○ちゃんに『ほんまに後悔してへん…?』って聞く自分はどうかしている。


○○『大毅くんに“大っ嫌い”って言ったのは私の本当の気持ち。

やから、後悔なんてしてへんよ。』


今の私は失恋状態。

その気持ちを誰かに

濱田くんに埋めて欲しくて本当の自分の気持ちに嘘をついてしまった。


濱田『ならよかった。でも、これから重岡とはどうするん?』


○○ちゃんの顔を見るととても悲しそうな顔をしていた。

今にも泣き出しそうに。


重岡のために泣かんといてや…


○○『大毅くんとは…もう関わらない。』


彼女の口からは思いもよらない言葉が出てきた。

その言葉にやっぱり俺は内心喜んでいた。


濱田『関わらないって?』


○○『言葉通りだよ。もう、大毅くんとは話さないしLINEもやらない。

これ以上、傷つきたくないの…』


濱田『っ……』


俺が一番誰よりも分かってるはず

俺が招いた“嘘”でここまで○○ちゃんを傷つけてしまっている。


こんなことしなければよかった…

なんて今の俺は思うことすら考えることすら出来ひんかった。

やってそうしなければ…




重岡から○○ちゃんを奪うことが出来ひんかったから…


濱田『今…○○ちゃんは重岡のこと好き…?』


○○『ううん…全然。むしろ好きだった私が馬鹿だった…』


濱田『そんなことないでっ…』


○○ちゃんが自分自身を傷つけていることを見て我慢することが出来ひんかった。

やから…

気づいたら○○ちゃんを抱きしめていた。

無意識に…


○○『濱田くん…』


濱田『○○ちゃんの傷が塞がれるまで俺が隣にいてええかな…?』


○○『うん。全然いいよ。その方が今の私にはどれだけ濱田くんの存在が大きいことか😊』


濱田くんが隣に居てくれるだけでもう大丈夫。

誰かが隣にいてくれるってすごい力強いんだなぁ


濱田『おん。おおきに。これからは重岡の位置

俺が貰うな?』


○○『うんっ。』



○○ちゃんは喜んでいるように思った。

立ち直り早っ!と思ってしまうほど○○ちゃんはポジティブや

そういうところにも惹かれた。


重岡っていう彼氏がおるのに…

でも、これからの重岡はどうなんやろ…?


もう○○ちゃんの彼氏ではない。

いわゆる“元彼”


そして俺は

“偽彼”


濱田『明日、一緒に学校行かへん?』


重岡に『○○ちゃんは俺のもんやっ!』と見せつけたかった。

やから、○○ちゃんに話した。

○○ちゃんの答えは…


○○『えっ?!いいの?』


何故かすごい驚いとったw

驚いた顔を可愛くて好きやな〜と思った。






そして翌日も重岡と○○ちゃんをって傷つける。


重岡『○○ちゃんっ…なんでっ…』


と、昨日と同じことを重岡は言うんや。


——–キリトリ線——–

モチベのためにイイネたくさんお願いしますっ!

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