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10章世界に知れ渡る手紙
「先輩この手紙的なのどうします?
世間に公開しますか?」
『公開するつもりだ
裏で事件を操ってる奴は存在する。そいつの動きをみたい』
「分かりました。では俺は一度本部に戻ります。先輩は?」
『寄りたい所がある
先に戻ってくれ』
「了解です」
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『さてどうしようか
みくに伝えた方が良いのか
公開するつもりだがほんの一部だけ。全てを話すか、』
この選択でみくの人生価値観考え方全て変わるだろう
あの子はいろいろと極端過ぎる。
まひとへの想いも
『、、、伝えた方が良さそうだ』
『 』
「もしもし」
『もしもしみく?
ちょっと話したい事があるの。今から会えない?』
「良いけど貴方仕事は?」
『大丈夫仕事関係だから』
「、、、了解」
本当に話しても良いのかまだ分からない。でも話さないと行けないと何故か思った
______________________
「何?話したいことって」
『これを見て欲しいの』
「手紙?、、!?」
『これはまひとが亡くなる前に書いた遺書。遺書とは思えないけどね』
、、、みくは無言のまま読み始めた。
途中苦しそうな顔をするけど心無しか幸せな顔に見える
「、、、これを私に見せてどうしたの?
何となくうみは私に見せない選択をとりそう」
『私も最後の最後まで悩んだよ。でも世間に公表するつもりだしみくはまひとの事で隠し事されるのが1番嫌でしょ?』
「そうだけどって待って?
世間に公表するって言った?
」
『うん』
「何で!?もし真犯人がその事を知ったらどうするの!?」
『公表する理由は単純に真犯人がどう行動するか気になるからよ
あと全部を公表しない
世間に晒しても大丈夫な範囲で公表するつもり』
「良いけど私にもその公開範囲教えて。」
『いいよ』
『今考えてる範囲は
医療ミスのとこぐらい
それくらい私に有力な情報ひとつも残してくれなかった』
「まぁそういう性格だからね」
昔から何を考えているのか全く分からなかったなのに以外にもモテてミステリアスってこの人間をさす言葉何だと何度も思う
『さてこれからどうしたものかね』
「?」
『真犯人はりくでは無いと思う。じゃあ誰なのかってなるよね』
「うん」
『ちょっと前に独自で調べ物をしたのりくの後ろは誰なのか。嬉しい事に裏世界とは繋がってなかった』
「近くに裏世界に繋がってる人間がいたら溜まったもんじゃないでしょ」
『そうだよね。裏世界に繋がってないって事は多分だけど普通の一般人が依頼したと思う』
「一般人?りくは一般人の依頼も受けるの?」
『お金を貰えばどんな人の依頼でも受けるよ。
りくはそういう人間』
私はいま厄介な相手を敵に回した
お金を払えば何でもする
殺人強盗誘拐詐欺暴力
公安として幼馴染として見逃すわけに行かない
まだ尻尾を掴めたばかり
しかもそれは依頼人のしっぽではなく何時でも逃げられる
身軽な猫の尻尾