TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する








注意書きは一話目をどうぞ。








______________________________




N O T 視点












今から二年と少し前の頃の出来事だった。




その事件が起こるのは。











ガコーンッ、バコーンっ、








「いやぁ!!!!!やめろ!!やめてくっ……」


「今だ!!!突撃!!!」


「お母さんどこぉ……」


「くっそ、足が無くなってやがる……!」







そんな罵詈雑言が飛び交う日の地上にて。







怒号と銃声が鳴り響くこの地では、血とアンモニア、人の体液の臭いが充満していた。







現在はW国が優勢だが、いつ形勢が傾くかはわからない。







それに、無駄な血を流すのが嫌でもあるのだ。








早く、早く一刻も早く戦争が終わらせたいが為に皆命を尽くして人を殺す。








ウチの国は戦争国家。そりゃあそこらの国とは軍事力が違う。








更に、うちは戦争で消費してしまう物資も最高峰であり、その物資の量は幾千にも及ぶ。








W国。







その一言を聞いただけで皆さんはどう思うだろうか。







ある者は秘密主義のイカれた総統と幹部で構成された謎に包まれた国。








またかの者は、謎が多すぎるが故にその国の情報が市場へと出回らないせいで戦争で不利に働くとか。








そう、この国はとてつもない秘密主義の国。








そのせいで幹部がどのような戦闘を行うのか、また国民の情報まで見つからないという幻に塗れた国である。







そのおかげで戦争では有利に働くのだ。








まぁそんな事はさておき今、つまりはこの語り手である俺……シャオロン・シトリンはこの第四特区戦争地帯での戦場を任されている。









戦争地帯では激しい戦闘は逃げられない。つまり、その地帯では敵国、自国共に腕の強いものが集まるのだ。








その中でも、近接最強と謳われる彼は近接特攻遊撃部隊隊長、‪”‬総統の忠犬狂犬とも呼ばれる接近戦に特化した者である。








そして、更にこの戦地区において彼と背を預け合う彼の持つ異名は天の声女神へと告げる鐘の音









天の声……通称ロボロ・ピンククォーツ。そんな背の低い彼はシャオロンとは軍学校時代からの付き合いで、この軍の中では彼が一番付き合いが長い事になるだろう。









よくシャオロンは戦闘面でやりやすいと言う点からコネシマと呼ばれる騒音クソ野郎とタッグを組むのだが、








今回は息の合うコンビネーションが特徴の彼……つまりはロボロとタッグを組んでいたのだ。








だが、その彼は遠距離からの後方支援が主。この戦地区では若干W国こちらが劣勢へと追い込まれている。









その形勢をどう立て直そうか二人の男は考えていたのだが、どうやら敵さんはそんな時間は許してはくれないようで。








しかも、敵さん側からの増援が来たようだった。その事実も加えられた事で、一気にこちら側が極な劣勢へと矢を向ける。









その劣勢を立て直そうと彼……そう。








魔法界最高責任管理者の一族、シトリン家宗家と分家に生まれた人間、シャオロン・シトリンこと彼は時の番人タイムガルディアである。








そんな彼は一度その力を使えば簡単に歴史を書き換える事が出来る魔法を使役する。








その魔法を使えば、実在する生物を元々実在しなかった・・・・・・・・・事に出来る。









そんな最強の魔法を、彼は忌み嫌っていた。









心の奥底では使いたくないと本心から願っているのに、彼の本音が無理やり公と名いう白日へとされされた。









そう、この非常事態において、違う桃色の双眼を持つ彼の魔法も尾を帯びていたのだ。









桃色の彼の固有魔法は反転リフレクター









強者が弱者へと代わり、弱者は強者へと成り代わる事が出来る能力。









先も表記したように、黄色の彼は最強魔法忘却魔法を忌み嫌っている。








そんな黄色の彼の心にも桃色の彼の魔法が作用したのだろう。








黄色の彼は全ての生物を消滅させていったり、はたまた記憶を消去したりとその魔法を暴走させていた。








黄色の彼の『絶対に使いたくない嫌いな魔法』が、『自然と使いたくなる好きな魔法』へと反転していってしまったのだ。








その為、彼は自分の身体を傷つけながら存在を消していくこの地区での生ける死神と化している。








確実にお敵さんは潰せるだろうが、味方の損害がある上、彼の身が持たない。









元はと言えば桃色の彼の能力のせいでもある。








そう彼の魔法をかき消すために発動した。









だが、それは一時遅かった。








彼の最強魔法忘却魔法が桃色の男の存在を消したのだ。









桃色の彼は、肉体そのものは消滅していないがこの世に‪”‬生物として産まれてはこなかった存在‪”‬として消されたのだ。









だが、桃色の彼はそれだけの‪”‬事故‪”‬をこの身に受けながら黄色の彼に酷い執着をしていた。








だから、彼を助ける為に能力‪”‬反転‪”‬を使用しこの場を収めた。








これが彼と彼の昔に起きた実際の出来事である。











______________________________



s h a 視点











「あ.ᐟ‪でも安心してな.ᐟ‪俺はお前の事恨んでもなんでもないで.ᐟ‪」








そう過去の出来事を思い浮かべていた。








彼の言葉の半分が頭に入っては来なかった。








「まあでも……そろそろお話はええよな?」









ブチッブチブチッ、と彼は止縛魔法ストップを‪”‬反転‪”‬をしいて『彼に掛かる魔法』を『彼に掛からない魔法』へと反転。








そのままこの魔法を無効化。









これでこの魔法は彼には掛けることが出来なくなってしまった。








正直言ってぺ神の『無効化』よりも厄介だ。








「ほな……大人しく俺に拉致られてな?」









「ふっ、誰がお前になんもせんと拉致られると思っとるん?」








「あーあ、せっかく‪”‬暴力‪”‬はせずに行こうと思ったんやけど……」








彼が指をポキポキと鳴らし、首を少し傾ける。








「無理そうやし、もうってまうか.ᐟ‪」








「はっ、軍学校以来やなぁ……?」








「ねぇ、このちっこい子供誰なん……?」








ついでに、この状況についていけない大先生であった。











______________________________







𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎…いいね500&2コメ







実はさ、第二章どんな内容にしようか悩んでたんだよねぇ……





だから第一章の時よりも投稿頻度が少ないだ……





許してよぉ……





第三章では重要な事が判明するからね!





第二章も半分いったし(多分)お楽しみに〜











ここまでの閲覧ありがとうだぜ!(コソッ












全ての記憶から消えた貴方へ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,082

コメント

12

ユーザー
ユーザー
ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚