テラーノベル
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辺りが街灯で照らし始めた頃
彼はペンを止めた
この家には彼1人のみ
机の明かりをつけた
手元が眩しいくらいに照らされた
黄「、、、眩しいですね」
彼は少し目を細めた
教科書とノートを閉じ、
カバンに入れると、
椅子から立ち上がり
朝読んでいた本を
本棚から取り出した
パラパラとめくると
やがて、
真っ白な
空白のページが現れた
黄「、、、」
机に戻り
真っ白だったページが
少しずつ
黒くなっていく
休む事なく
迷う事なく
ペンを走らせる
1番下まで書き終わると
最後に日付を書き足した
数秒眺めた後
本を閉じ
また、
本棚に戻した
ガチャ
ドアが開く音
しかし、
彼の部屋のドアは開いていない
ほんの僅かに、
気にも留めないような数秒
動きが止まったが
彼はすぐに歩き始めた
今度はパソコンを開き
一つのアプリを開いた
ーーーーーーnight routine
コメント
1件
翡翠さん、第9話拝読しました。 静かな夜のルーティンの中に、少しずつ滲む違和感がすごく好きです。真っ白なページが黒くなっていく描写が映像的に浮かんで、目が離せませんでした。最後の「night routine」というアプリ名と、ドアの音の不穏な響き…次が気になりすぎます。素敵な世界観をありがとうございます🌙