テラーノベル
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………………ん………………?
………っああ。寝てしまっていたのか……
…にしては、よく寝たが…?
…なんだか、身体が重い。
重いまぶたをゆっくり開ける
…………へ…?
ここは…?
薄暗いコンクリに覆われた少し広い部屋だ。
窓が無く、まるで地下にいるようだ。
前には、ドアがあり。その上に薄暗く光る
蛍光灯がある。
……どこだ。ここは。
身に覚えがない。
……俺は……?
日本とカフェで会って……
え……と…?
珈琲…飲んで…?談笑して……?
コツ……コツ……
ドアの奥から、革靴の歩く音が響く。
……誰かが来る…っ!!
…っくそ!
体を起こし、逃げようとする。
ガチャンッ!!ギィィ…
……くッ!!
パッと手を見ると、手錠が繋がれていて、
手錠から鎖が壁に向かって埋め込まれている
……ひっ…嫌だ。
くるな…ッ…なんでこんなに、
俺を苦しませるんだ…!!
ギィィ…
前の重そうな鉄の扉が開く。
そこには、よく目に焼き付いた、人物がいた
……日本?!
…日本は微笑む。
……また助けてくれる展開になってしまった
米 …ジャパン!!
た、助けに来てくれたのか?!
日本…日本!!お前ってやつは…
日 …ッふふ…!!
日本は何故か笑う。
……何かが変な気がする。
日 この状況になって気づきませんか。
日本は口元を指先で擦り、不気味に微笑む。
米 き…気づくって…?
た、助けに来てくれたんじゃないのか…?
**コツ……コツ……**と、
ジリジリと日本は距離を詰める。
米 …なんだ…よ、日本… ?
なあ。?なあって……?
日本は目の前で屈む。
そして、俺の首元を右手で触る。
日 ……ふふっ。…ねえ。
僕。アメリカさんのストーカーしてました。
米 …ッは!!? す…ストーカー? お前が?
頭に雷が落ちた感覚がする。
頭が真っ白になる。
日 …まあ。もう少し聞いてください。
ねえ…アメリカさんさ。僕に他の人に嫌わ れてる感覚がするとか言ってたじゃん。
あれさ、
僕がさ、ぜーーーんぶ!他の人に広めた
デタラメなんです……!
なんだよ…なんだよ!!
米 …ッは!!? に、日本…が?!
日 …はい。アメリカさんには
申し訳ないです。でもね…?
アメリカさんってさ、みんなから慕われて
て、僕が話そうにも、他の邪魔者のせいで 話せなかったり、アメリカさんの意識が、邪魔者に行っちゃって。
少し、カフェまで前置きが長かったですね。
日本が俺の手を握る。
思わず手に力が入る。
俺は、怒鳴ろうと、大きく息を吸う。
日本は俺の震える手を優しく包む。
米 は、離ッ…せ……?
怒鳴ろうとした喉が、ヒュっと引っ込む。
怒鳴ろうとするが、何かが詰まる。
何故だ、こいつは……こいつは俺を……
狂っている。こいつはおかしい。
でも…何故だ…ッ…?
日本の瞳は、曇りがなく、こちらを見つめる
日 ……怖かったですよね、僕のせいで。
でもさ…誰よりも僕が貴方のことを思って いますよ…?
米 …っ…ぁ……、お…ぃ……
…こいつは異常者だ。怒鳴れ、怒鳴れよ俺。
何故だ、なんで俺はこいつに懐く。
…でも………俺は……
ここを出ても…誰にも頼れない…
俺が醜態を晒しても、優しく俺を受け止めてくれた、たった1人の存在が。
嫌だ、でも……俺は。俺は…っ
それでも、喉から出るのは
情けない嗚咽だけだ。
日 大丈夫です。僕の前では何時でも泣いて いいんです。何を言ってもいいんです……
そう、日本は俺を招くように言う。
…俺、これの方が幸せか?
否、俺は。俺は…俺で…俺は…?
でも………
日本は、俺の頭を優しく撫でる。
……あぁ。俺は、
日本がいなけりゃ生きていけないもな。
……
おかえりなさい。
もう少し、アメリカが反抗するような感じにしたかったですけれど……
これも悪くは無いですかね。?
少し、前置きまでが長かったですね。
反省反省。
さて、完読?ありがとうございます。
別ルート等も気分により書きます!
ありがとうございました。
コメント
2件
うーん?どちらかといえば、日アメのような?……?