コレは私達がまだ幼い頃の物語
「 〜 ♪ … 」
私は修行後 いつも通り 庭で本を読んでいた。
「 ぁ … ぇと … 此処はッ … 」
あれ … ? 子供ッ? 白上と同じぐらい…
ここら辺では見かけない娘だなぁ
白上達の様なキツネでは無いし ~ …
…ょし …!
困ってそうだし助けなきゃ!
「 あのッ! もしかして困ってるッ?
白上で良ければ手伝うよッ! 」
「 ぁえ … ぃ、イイのっ? 」
「 勿論 ! 」
白上はそう言って笑みを浮かべた、
あ!名前聞かなきゃ!
「 君 名前はッ? 」
「 ぉ、ミオ …大神ミオ … 」
「 成程ゞ …! ミオ宜敷ね! 」
「 ウチも聞くけど … なッ …名前はっ? 」
「 名前 ~ ? 名前はねッ! 白上フブキ! 」
「 白上フブキ … フブキちゃん宜敷ね…!」
「 … 呼び捨てでいいよ 〜 ? 」
「 じ、じゃあ フブキ…!宜敷っ ! 」
これが私達の出会ゐ
また居るかな 〜 ? ミオ 元気してるかなぁ
前大神と会った以来 ずっっと あの娘の事しか考えて居ない … 何故なのだろう、
よし! 行こう !
そう言って寺(家)から飛び出し 前大神と巡り会った場所へと向かう。
「 ミオ 〜 !! 居る 〜 ?? 」
私は必死走り、必死に声を出して探した
周りの人の目なんて気にしない
…気にするまでない
「 … 」
黒い毛並み … 大きな獣耳 … 間違いない!
すぅっ …っと息を吸いこう言った、
「 ミオ 〜!! 」
すっ とその少女は振り向く
「 … ああ! フブキっ ! 」
にこやかに笑みを浮かべ 手をぶんぶん振る
「 久々だねっ! 」
「 うんッ ! 」
「 元気にしてたッ ? 」
「 勿論 ! フブキは? 」
「 白上も元気 ! 」
「 ずっと気になってたケド … 」
「 ミオは修行とかしてるのッ ? 」
「 修行かぁ〜 してるゞ! 」
「 おぉ 〜 !! どんなのゞ? 」
「 占いとか… ? 」
「 凄 〜! カッコイイよ ミオ ! 」
「 嬉しいなぁ 〜♪ 」
「 それでねゞ! … 」
「 ぁっ! そろそろ時間が! また明日! 」
「 うんッ ! また明日ね! 」
「 ミ 〜 ….オッ ! 」
そう言って大神に飛び付く、
「 わわっ ?! なぁんだフブキかあ〜 」
「 ぇへへ 〜! びっくりした 〜 ? 」
「 そりゃ びっくりするよ 〜 ! 」
「 御免ゞ 〜 ッ ! 」
「 よし! 今日も任務ゞ! 」
「 そうだねっ ! 」
「 疲れた 〜!! 」
「 お疲れ様 〜っ 」
「 フブキ大活躍だったね 〜 ! 」
「 でしょ〜?ミオが居たから活躍出来たんだよ〜 」
「 そうかなぁ 〜? 」
私達はいつものように任務をこなして行った、
…あの日までは
コメント
4件
終わり方神ですか...!?!? 続きが気になる~ッ...!!
スゥー…1言だけ言います 「神」