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あの日までは          



やべべッ!… 任務なのに遅れちった!


流石にヤバいと思い 必死に走って集合場に向かい、



「 着いたゞ! … 」



あ、あれ ….?

周りを見ても誰もいない、



「 み、ミオ 〜 ? 何処に居るの 〜 ? 」



居ない … なんで …?

此処ら辺怪異が居るし村の人々だって居ない…

ミオ … 白上だけでどうすんのさ …


私は集合場から離れ大神を探す事にした、



「 居ない … 居ないよぉ … 」



もしかしてミオ怪異に … んな訳無いし…



「 ん … ? 」



ミオの気配だ! ここら辺に居るんだ!

私は走った、とにかく走った


黒い髪、大きな背の少女が目に写った、



ミオ ! ミオだ !



「 やっと 見つけたよ 〜 心配したよ ? 」



私は大神に近づき、触れようとした



… バタリ



えッ … ?

み、ミオ ?

傷だらけだ どうやら怪異にやられたのか

 


「 フ ….ブキ  …  」



まだ意識はある …! 急いで病院に ….

私は大神を抱えて 病院に向かった 。


怪異が近くに居るカモ?? やられたらどうする???



そんな事考えてる暇なんて無い、とにかく病院に向かわないと


 死ぬ物狂いで走った、走って走って走った


 




数分後    






「 … 」


病院に着いたは良いけど この待ってる時間が1番嫌なんだよ、


ミオが死ぬ  … ?そんな事無いよ

死ぬなんてそんな … 

数分後….




「 みッ …. ミオ〜!!! 」



勢いよく抱きついた、



「 ちょ フブキ 〜 ? 苦しいよ〜w 」


「 良がった … 良かっだ 〜゙! 」



泣きじゃくる私を見て大神は微笑んだ



「 ウチはフブキのおかげで生きたんだよ〜? 」


            「   ありがとうね … ?   」

 


「 お取り込み中に申し訳御座いませんが 

    大神ミオ様はかなり状態がまだ酷いので暫くは入院沙汰かと … 」



と医者が言った、


「 はい … ぇと …治りますかッ? 」


「 勿論ですとも、 1ヶ月ぐらい休めばすぐですよ、 」 



うん 良かった 良かったよ …

「 では私は此処で … 」 



医者はそう言い残して部屋から出ていった。



「 … フブキ御免ねぇ? しくじっちゃって 」


「 ミオは悪くないよ! 悪いのは怪異だから! 」


「 フブキは何時になっても仲間思いだねぇ〜イイ事だけど! 」

 


大神はケラケラと笑って見せた。



  




こんな幸せ他に無いや …


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