『ということがあってね!!!黒霧さんどう思う!!?』
私は今、また黒霧さんのバーで飲んでる。
弔くんは、先生のところに行っていない。
離れたくないとか言ってたのに、弔くんはこうやって離れていってしまう。
もう。
プンプンしながら私はこうして、黒霧さんに愚痴を言ってるのだ。
黒霧「ははは、弔も大人になったもんですねぇ」
黒霧さんは笑う。
『笑い事じゃないんだよ!』
黒霧「ははははははは」
黒霧さんは、食器を拭きながら笑う。
も〜〜本当にこの人は、弔くんに甘いんだから!
ていうかみんな弔くんに甘々すぎ!
別に…いいんだけどさ。
『前までキスさえも知らなかった子がだよ?
急に、、、えっ!?ってなったよほんと』
黒霧「弔も年頃の男の子なんでしょう。
それにオールフォーワンの旦那も弔にある程度の教養は教えてるみたいですし。性教育こそ必要だったと思いますよ」
『それはそうかもだけどさ……』
まあ、それはそうか。
一般知識として、性教育も必要か____
うーーん、
机に顔を置き
『うーーーーーん』
と唸っていると____
「おい」