テラーノベル
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学校の時にのんびり考えてました。成績は諦めます。
※srfさんとkntさんの口調を完全に把握してるわけではないのでキャラ崩壊が起きます。ご理解ください。
※伏字なし
※モブあり
※本人様とは一切の関係ありません
※不快になる発言(いじめ、性的暴力関連)あり
奏斗視点
今日はセラフと遊園地に行く日。すっごく緊張する。この日のためにアキラから服を選んでもらったからどうにかなるだろう。
奏「……セラ遅いな」
待ち合わせの時間からもう20分も過ぎてる。普段だったら5分前くらいには居るはずなのに。
奏「…もう帰ろうかな」
服を2時間もかけてくれたアキラ、髪セットをしてくれた雲雀には申し訳ないが来ないなら帰るしか……
セ「ごめん!!遅くなった!!!」
奏「えっ!?!」
帰ろうとした矢先にセラフが来た。髪はセットされてないが服がきちんとしててちゃんと選んでくれたんだろうなと伝わる。
奏「な、なな、何で遅刻してきたの?」
セ「さ、さっきダル絡みされて…ちょっと走って逃げてたら髪の毛崩れちゃって…」
セラフは癖っ毛だから気づかなかったがよく見たらワックスを付けてある。
奏「ほんとだ…」
セ「ほんとごめん!!お詫びになんか奢らせて!!」
奏「大丈夫だよ…!寧ろ大変だったね…」
セ「ありがと…フリーパスにする?」
奏「そうするか」
今からセラフと擬似デート。超緊張する…。
セ「まず何処から乗る?」
奏「コーヒーカップじゃね?」
セ「りょーかい」
セラフは馬鹿力だから思いっきりぶっ飛ばして初手でもう気持ち悪くなった。
奏「ゔぇっ…」
セ「ふー良い汗かいた!次どこ乗る?」
奏「メリーゴーランドで…」
メリーゴーランドはとてもつまらなかった。
セ「つまんなかったね」
奏「次はジェットコースターで」
ジェットコースターはとても迫力があり本当に面白かった。久しぶりにジェットコースターに乗ったかも。
奏「さっきのは楽しかったね」
セ「次どこ乗る?」
奏「…いっそのこと全制覇する?」
セ「しちゃうか」
セラフと休みほぼ無しで全制覇をした。残すは観覧車とお化け屋敷だ。とても楽しい。
ん?デート…?デートかこれは?ただ高校生2人が遊んでるようにしか思えないのだが。気のせいではないだろうか。おかしい。
セ「あれ…??ちょっと待って財布多分さっきの所に置いてきちゃったかも…ちょっと取りに行ってくるね!!」
奏「え!?それだいじょばないでしょ!!」
セ「本当にやばい。とりあえず待ってて!!すぐ戻るから!!」
セラフは大急ぎで取りに行った。抜けてるセラフなんて珍しいな〜。
モ「あれ?お前風楽じゃね?」
そう聞き慣れた声で言われて振り返ってしまった。中学の時僕をいじめてた奴らだ。
奏「……!?」
モ「え?マジで風楽じゃんw」
モ「なんか1人で遊園地とか来てるんだけどw」
奏「………」
モ「っておい。無視すんじゃねぇよ」
奏「…っ!」
モ「なんかお前すごい綺麗になってね?メガネで垢抜けなかった癖に」
奏「コンタクトに変えて……」
モ「後少しおしゃれになってね?やんかムカつくんだけど」
奏「…友達に選んでもらって」
モ「お前が友達?騙されてるだけじゃね?」
モ「う〜ん。前までパシらせてたけどなんか顔可愛いしセ○レくらいなら丁度良いんじゃね?」
モ「あ〜確かに。顔と親父とジジイくらいしか良いところ無いし妥当だわ」
どうしよう。今の内にセラフに連絡しないと……。動揺と恐怖で手元が震える。
モ「何してんの?」
奏「…!!」
モ「セラフ…って誰?」
奏「…関係無いでしょ」
モ「は?何お前?多少友達が出来て綺麗なっただけで調子乗んなよ」
奏「やめて……!!!」
セラフ視点
良かった。ちゃんと現金も無事にあった。現金無くしたら俺がこれから奏斗の家に入り浸ってニート生活を送る羽目になってしまう。
セ「お詫びとして自動販売機で何か買ってあげよ」
奏斗は何が好きなんだろうな〜と予想しながら自動販売機を眺める。確かこの前はコーヒーを飲んでいたからコーヒーをあげよう。
奏斗には迷惑かけたな…。遅刻はするしデート意識しようとしたのにただの全制覇になっちゃったし財布どっか置いてって放置しちゃうし…。カッコいい所何も無いじゃん。
セ「はぁ……今日ほぼ振られに来てるもんだよな……」
セ「ん?」
今奏斗から『たすねた』と送られてきた。何を言いたいのかが分からなかった。ただ見ていくと奏斗は誤字脱字が一切無い文面であることに気づく。そこで凄く焦ってることに気づいた。俺は急いでコーヒーを手に取り元の道に戻った。
セ「奏斗……!」
元の場所に戻ると奏斗が殴られそうになってた。多分中学の頃のいじめっ子だろう。
聞いただけでも腑が煮えくり返ったのに目の当たりにしたらもう無理だ。
セ「何やってんの?」
奏斗視点
セ「何やってんの?」
モ「え?誰?お前知ってる?」
モ「知らんけど…風楽お前知ってる?」
奏「逃げて!!セラ!!」
セ「…そうやっていじめて、何が楽しいんだよ」
セ「奏斗をこんな風に追い込んで!お前らのせいで奏斗は学校に行けなくなった!そのせいで人から距離を取るようになった!!」
セ「ふざけんじゃねぇよ!」
奏「セラっ!!もう良いから!!辞めて!!」
セ「……奏斗…ごめん。来るの遅くなった」
奏「ううん、ありがとうセラ…」
セ「…もう二度と奏斗の目の前に現れんじゃねぇぞ。現れたら許さんからな」
そう言って元同級生達は帰って行った。
セ「俺…今日カッコ悪い所ばっかりだよね。遅刻もするし財布もどっか置いてっちゃうし…これじゃ振られて当然だよね…」
どうしよう。言葉が出ない。そんな事ないよって。カッコよかったよって。喉の奥につっかえたようになって言葉が出ない。
奏「…ち、ちが…」
セ「とりあえずお化け屋敷寄ろ?」
奏「う、うん…」
セ「奏斗って怖いもの苦手だったっけ?」
奏「超苦手」
セ「それは楽しみだな〜?」
奏「最低」
お化け屋敷の中は薄暗くて足元がおぼつかない。セラフの服の裾を持って移動するのだけで手一杯だ。
奏「………!!」
セ「そんな怖い?」
奏「怖いに決まってるでしょ……もうやだ……」
セ「服の裾だと危ないしな…手繋ぐ?」
奏「うん…」
セラフの手は暖かくて大きい。それだけで安心感が違う。
奏「…僕好きだな」
セ「え?何が?」
奏「それは………」
奏「やっぱなんでもない!!」
セ「えーなにそれ」
やっぱ言えないよ。さっき守ってくれた時も、ふざけてる時も、真剣に取り組んでる時も、甘えてくる時も、拗ねてる時も全てがカッコいい。この少しの間セラフを見て感じた。言い逃れなんて出来ない。僕はセラフがきっと好きなんだ。ずっと。
セ「最後は観覧車か…」
セ「とりあえず乗ろ」
奏「うん…」
モ「ではゆっくりお楽しみくださ〜い」
最後に観覧車を選ぶという事はそういう事だろう。夕方の日差しが差し込んでくる。
2人っきりで沈黙が流れる。
セ「あのさ…」
セラフが口を開いた。
セ「今日はありがとう奏斗。いきなりの事なのに任せちゃったり大変な目に遭わせてごめん」
セ「この前なぁなぁな告白だったけど俺の気持ちは変わらないよ」
セ「好きだよ奏斗」
セ「良かったら俺と付き合ってください」
奏「……僕はずっと目の周りに人が居たら不幸になると思ってた。今日もセラに迷惑かけたし酷い思いさせたと思う。でも、それでも」
奏「こんな僕で良かったならよろしくお願いします」
セ「…え!?ほんとに!?ありがとう…ありがとう奏斗…」
奏「これからもよろしくねセラ」
セ「ありがとう…大好きだよ奏斗」
奏「んへへ…僕も…」
一旦終わります‼️
コメント
3件
「遊園地デートと返事」読了っ! セラフ遅刻からの、まさかの財布忘れ…抜けてるとこも愛おしいよね🥺 中学のいじめっ子再登場のシーンは胸が痛かったけど、そこに駆けつけるセラフがめっちゃかっこよかった…!「ふざけんじゃねぇよ」にグッときたよ。 最後の観覧車での告白も最高。二人ともやっとお互いの気持ちを受け入れられて、ほんとによかったね…おめでとう🤍 あざらしさん、素敵な9話をありがとう。続きも楽しみにしてるね🌙
#にじさんじBL
#ばぁうくん愛され