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歳の差同棲

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歳の差同棲

2 - 発覚する事実

♥

145

2024年03月26日

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私烏と世一を同棲っていうか同居させたいんですけど、みんな反対してるん…?

個人的におもろいとおもっとったんやけど…

まぁいいや








カーテンから光が差し込んでくる

「うっ…まぶし…今日は晴天か。昨日はえらい土砂降りやったのに…」


「うにゅ…」

「なんやそない声。おもろいわぁ笑」

俺の隣で眠る子猫がおる

昨日道端で拾った世一言う猫や


「凡。はよ起きんと寝坊すんで」

「うぅん…今日はお休みだからいーの…」

「お休みって…今日水曜やで?」

「今日はお休み…」

「凡。学校は?」

「通ってない…」

まさかとは思うたがほんまか…

「とりあえず起きよか。今日お休みでも寝坊は寝坊や」

「ん“ー」

「よう起きれたなぁ…はなまるあげたる」

そういいながら世一の頭を撫でた。嬉しそうやった



***



「さてと…ほんなら凡。世一はこれからどないしたい?」

「どないしたいって?」

「施設に行くか、親御はん探すか」

「・・・」

迷うわなぁ。第一に親御はん見つけたところでどないなるか分からへんしなぁ

「施設行ったらどうなるの?」

「施設やと、勉強出来るし、もしかしたら新しい親御はんが出来るかもしれへんなぁ」

「そこに烏はいる?」

「俺?俺はおらへんわ。凡と違って俺は1人で暮らせるもんやから」

「俺の新しい親なる?」

「ならへんよ。」

「施設行っても会える?会いに行ける?」


やたらと俺について聞いてくるわな。名付けがそんなに嬉しかったんか


「俺が世一会いに行くんやったらできるけど、世一からは出来へんよ」

「じゃあ毎日会いにくる?」

「毎日は難しいわぁ。俺も仕事持っとるもんで」

「じゃあやめる」


「ほんなら親御はん探しにいこか」

「それもやだ」


「…ほんならどないしたいんや?」

なんやこの子。ほんまにどないしたいんやろ



「烏の子なる。」



この子今爆弾発言しよったわ…

「世一。それは出来へんよ」


なんでや…とでも言わんばかりに目で訴えてくんのやめてぇや。お兄さんキラキラに弱いねん

「ええか?凡の親御はんは、親権ちゅー凡を育てる権利捨てとらへんのや。やから凡は今俺が保護中ちゅー扱いなっとるんや」

「?」

分からんよな。小1にはまだ難しいか

「なら保護猫的な扱いでいいじゃん」

「なんや。居たいんか」

「うん」

えらい素直やん。

「親御はん見つかるまでならええよ」

「役所行こか」

「うん」


***


「それほんまに言ってはるん?」

「生まれた記録もないやと!?」

こんな事あるんか…しかも今の日本で…

あぁ…頭痛とーなってくるわ…

国民じゃなければ生きていけない

だけど、保険やなんやら色々作るには親権者の許可がいる…

この子は親御はん見つかるまで生まれる事も出来へんのか…


「烏!どうしたの?」

「なんもあらへんで…帰ろか…」

「役人さんや、今日んところは帰るで、この子保護しとる事だけ知っといてぇや」


ーto be continuedー

この作品はいかがでしたか?

145

コメント

2

ユーザー

最高です!書いてきただ気ありがとうございます(*´˘`*)♥

ユーザー

うへ

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