TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



DD side


いつからか、分からない。

どうして大切な君がいなくなったのか、誰も知らない。


DD

「 みんなで楽しく撮影してただけなのに、、お前も、楽しそうにしてたじゃんかよ ッ 、」


理由がわからずいなくなった君を思い、ぶつけようのない怒りを心の内に留める。

だいじょうぶ、居なくなったわけではない。

いつかきっと帰ってきてくれるから…なんて、自分に暗示するかのように言葉に出さないように、心の中で沢山つぶやく。

一日一通、彼の音沙汰の亡くなったDMに日記のようなものを送る。

俺らしくない、なんてきっとあいつも思ってくれるはず。

自分でも俺らしくない、こんなことが出来たのかと驚きが心の奥底に隠れている。

でも、毎日送ったら気づいてくれるかなって、楽しかったことを共有したら戻りたくなってこないかなって。

少ない希望、微々たる願いが届くようにって願い続けていたある日、あいつが帰ってきたらしい。

俺はらしくもない日記なんて送ってたせいで合わせる顔がない、、ただ恥ずかしいだけだけど。

そんなこんなでうじうじしていたら彼はまた、失踪した。





いつまでも変わらない道を歩みたかった

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

607

コメント

2

ユーザー

更新ありがとうございます!!このお話大好きです!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚