テラーノベル
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DD side
いつからか、分からない。
どうして大切な君がいなくなったのか、誰も知らない。
DD
「 みんなで楽しく撮影してただけなのに、、お前も、楽しそうにしてたじゃんかよ ッ 、」
理由がわからずいなくなった君を思い、ぶつけようのない怒りを心の内に留める。
だいじょうぶ、居なくなったわけではない。
いつかきっと帰ってきてくれるから…なんて、自分に暗示するかのように言葉に出さないように、心の中で沢山つぶやく。
一日一通、彼の音沙汰の亡くなったDMに日記のようなものを送る。
俺らしくない、なんてきっとあいつも思ってくれるはず。
自分でも俺らしくない、こんなことが出来たのかと驚きが心の奥底に隠れている。
でも、毎日送ったら気づいてくれるかなって、楽しかったことを共有したら戻りたくなってこないかなって。
少ない希望、微々たる願いが届くようにって願い続けていたある日、あいつが帰ってきたらしい。
俺はらしくもない日記なんて送ってたせいで合わせる顔がない、、ただ恥ずかしいだけだけど。
そんなこんなでうじうじしていたら彼はまた、失踪した。
コメント
2件
更新ありがとうございます!!このお話大好きです!!