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なんでこうも 公式は隠キャに絶望を見せてくるのか…
「っ!!」
唇に力強く押しつけられる、柔らかなもの。
目の前にあるのは、恋人の顔。
熱く、強く、それは想いをすべてぶつけてきているよう。
だけど、そんなことを理解することなど、杏葉はできなかった。
「うわっ」
階下から聞こえる男子生徒の声。
そのせいで我に帰ったのか、弥奈は顔をパッと離した。
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第5話 あふれた想い
「杏葉ちゃんは、誰にも渡さないんだから!」
弥奈は振り返り、唖然としている空太に宣言する。
「…………」
「別に奪うつもりはないんだけど……」
「今のあなたにそんな気はなくても、明日からのことなんてわからないでしょ!」
目の前の会話を聞きながら、杏葉は横目で階段の下を見た。
すると、そこには宗次郎がそっと顔をのぞかせている。
「杏葉ちゃんのこと、好きになるのはもちろんだけど、気に留めることもや*************
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