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初めてだった。
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104期にとって。
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本格的な壁外調査は。
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緊張。
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期待。
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不安。
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様々な感情を抱えながら。
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調査兵団は壁の外へ出た。
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〇〇は分隊長として参加している。
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リヴァイは兵士長として別行動。
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いつものことだった。
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お互い実力を認めている。
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だからこそ。
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壁外調査では恋人ではなく兵士になる。
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それが二人の約束だった。
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出発前。
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視線が一度だけ交わった。
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それだけ。
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言葉はない。
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だが十分だった。
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「生きて帰る」
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そう伝わる。
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そして。
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調査兵団は進んだ。
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だが。
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事態は急変する。
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女型の巨人。
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圧倒的な脅威。
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隊列は乱れ。
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各地で混乱が起きた。
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煙弾。
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悲鳴。
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轟音。
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情報が錯綜する。
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〇〇も必死だった。
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部下を守り。
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状況を判断し。
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生き残るために走り続ける。
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木々の間を立体機動で駆け抜けていた時だった。
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バキッ。
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折れた枝が頬を掠める。
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鋭い痛み。
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「っ!」
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反射的に顔を庇う。
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だが。
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今は止まれない。
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血が流れている感覚はあった。
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それでも。
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生き残ることが優先だった。
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そして。
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長く苦しい戦いの末。
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調査兵団は撤退した。
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犠牲は大きい。
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重い空気が本部を包む。
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帰還後。
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負傷者の確認が行われる。
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〇〇は医務室で簡単な治療を受けていた。
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「少し傷を縫いました」
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医師が言う。
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「きれいにくっつけば跡はほとんど残らないと思います」
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「ありがとうございます」
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〇〇はほっと息を吐く。
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その時。
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医務室の扉が開いた。
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見慣れた姿。
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リヴァイだった。
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普段なら。
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人前で真っ先に来たりしない。
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だが。
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今回は違った。
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〇〇が無事か。
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確認するまで落ち着かなかった。
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「リヴァイ」
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〇〇が顔をあげる。
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その顔を見た瞬間。
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リヴァイの肩から力が抜けた。
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生きている。
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ちゃんと。
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ここにいる。
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それだけで良かった。
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本当に。
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良かった。
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だが。
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次の瞬間。
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視線が頬で止まる。
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白い包帯。
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縫われた傷。
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リヴァイの眉が寄った。
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「顔か」
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低い声。
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「うん」
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「枝」
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「そうか」
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〇〇は苦笑する。
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「大したことないって」
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「医者も言ってたし」
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「跡も残らないらしい」
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だが。
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リヴァイは納得していなかった。
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〇〇の顔だから。
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傷ひとつでも気になる。
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もちろん。
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彼女の価値が顔で決まるわけではない。
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そんなことは思っていない。
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それでも。
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大切な人が傷付くのは嫌だった。
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「心配しすぎ」
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〇〇が笑う。
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「お前な」
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「生きて帰れたんだから十分だよ」
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その言葉に。
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リヴァイは少し黙った。
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確かにそうだった。
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今回。
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帰って来られなかった兵士がいる。
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二度と会えない仲間がいる。
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その現実を思えば。
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頬の傷など軽いものだ。
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それでも。
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「……無事で良かった」
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ぽつりと零れる。
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珍しく。
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素直な言葉だった。
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〇〇の表情が柔らかくなる。
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「うん」
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静かに頷く。
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「私も」
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そして。
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誰もいないことを確認してから。
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そっとリヴァイの手に触れた。
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一瞬だけ。
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本当に一瞬だけ。
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「リヴァイも無事で良かった」
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その言葉に。
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兵士長は小さく息を吐く。
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今日ほど。
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離れた配置だったことを恨んだ日はなかった。
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戦闘中。
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〇〇の姿は見えない。
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無事かどうかも分からない。
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ただ信じるしかなかった。
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だからこそ。
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今こうして。
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笑っている姿が愛おしい。
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「次からは気を付けろ」
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「枝に?」
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「全部だ」
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「それは難しいなぁ」
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くすくす笑うそよ。
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リヴァイは呆れたようにため息をつく。
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だが。
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その目は優しかった。
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傷ひとつで済んだ。
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それだけで十分だった。
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失わなかった。
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今回も。
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まだ。
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隣にいてくれる。
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その事実に。
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リヴァイは誰にも気付かれないほど小さく安堵していた。
コメント
1件
うん…読んだよ。この話、すごくよかった。 壁外調査の緊張感と、帰還後の静かな空気のギャップが効いてたな。特にリヴァイが医務室に来るところ、あの“普段なら人前で来ない”って一文で二人の関係がにじみ出てて好き。傷ひとつでも気にするリヴァイらしさと、「生きて帰れたから十分」って笑う○○の強さが対照的でぐっときた。 最後の「まだ隣にいてくれる」の安心感、本当に尊かったです。大切な人を思う気持ちがじんわり伝わってくる27話でした🤍