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『私を見て』 番外編
少し息抜きということで、雅と八木のイチャイチャデートを覗いてもらおうと思います
まぁ、あのほぼ記憶が曖昧なので、見てる方々にはフィクション物という認識でお願いします
というかノンフィクションよりフィクション味強いかな?
まぁじゃあいってらっしゃい〜!!!
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八木side
さすがに休日だから死ぬほど人多いなぁ、、
雅大丈夫かなって思ったけど、俺の手すごい力で握ってるわ
八木
「雅、大丈夫?」
雅
「だい、じょぶ、、うん、」
八木
「怖かったら腕組みしよっか、ほら」
雅
「ありがと、、!」
そうして俺らは腕を組みながら動物園の中へと入っていった
雅
「わぁぁー!!見てみて!!パンダとか居るよ!!」
八木
「結構並びそうだな、並ぶか?」
雅
「うんっ!!並ぶー!早く行こっ!」
そう言うとグイッと強く俺の腕を引っ張った
こんなにテンションが上がってる雅を見た事がない、可愛すぎだろこいつ、、
あぁ、、人目気にせずキスしたいけど、雅が怒るからなぁ、仕方ねぇあとで人がいないところ連れ込むしかないな
雅
「んん、、やっぱ結構並ぶね」
八木
「けどすぐ見れるでしょ、大丈夫だよ」
そういいふたりでこの後どうするかなどの話し合いをした
雅
「わっ!!見て!パンダめっちゃ可愛い〜」
八木
「可愛いな、すっげぇもふもふしてる」
ま、パンダよりお前の方が可愛いけどな?
小動物かってぐらい可愛い、、背はでかいけど
その後俺らは色んな動物を見て回った
八木
「お昼時だしそろそろ動物園出て何か食べ行こっか」
雅
「うんっ!!あ、待って、写真撮ろ〜」
八木
「ん、いいよ」
チュッ パシャ
八木
「、、え?」
雅
「えへへ、、間抜けな顔撮れたっ!」
八木
「こういう所ではキスしなかったんじゃないの?」
雅
「ん?まぁいいじゃん、たまには、ね?」
いたずらな笑顔でこちらを見つめてくる
あぁほんとに罪だわ、、この可愛さ
家帰ったら抱き潰す
その後雅がお肉を食べたいと言うので2人でステーキ屋さんに入った
雅
「ねぇ、300食べれるかな?」
八木
「大丈夫でしょ、もし食べれなさそうなら俺にくれればいいよ」
雅
「ん、ありがとぉ〜」
そうして仲良くステーキを食べきったあと美術館へと向かうことにした
雅
「もっかい上野戻っていい?」
八木
「うん、いいよ、どこ行くん?」
雅
「国立西洋美術館!今ねモネのやつが展示されてるから行きたいって思ってたの!」
八木
「おぉ、モネか、いいじゃん、行こっか」
一旦上野へ戻り国立西洋美術館の中に入った
雅は絵画が好きでよく一人でも美術館へと出かけているのは知っていた
構図やら細かな色使いなどがとにかく好きらしい、元々歴史好きな雅だから納得は行くな
他の勉強はからっきしダメなのに歴史になると人が変わったようになる
だから自然と芸術も学ぶようになるのかな
芸術も時代的背景の影響が大きいから
雅
「一郎?どしたの?」
八木
「ごめんごめん、考え事」
雅
「そっか、早く行こ!」
八木
「うん」
そして階段を降り、展示ブースへと足を運んだ
雅
「ねぇ、見て見て、やっぱり構図綺麗だねぇ、この絵のモデルって雇い主の奥さんらしいよ」
八木
「そうなんだ、久々に見たな絵画なんて」
雅
「ね、綺麗でしょ?やっぱりこういう絵を描ける人を天才って呼ぶのかな」
八木
「かもしれないな、けど俺は雅の絵も十分すごいと思うけど」
雅
「あらっ、ありがとっ!」
ありがとうという雅の顔がここに展示されている絵のどれよりも美しく見えた
先程から何人かがチラチラと雅を見てこそこそ話してるのが分かる
普段だったら雅はその光景を相当気にするが今は目の前に大好きな絵画があるからなのか一切気にしていない
こんな綺麗な人が俺の彼女なのだ、顔に惚れた訳では無い、けれど綺麗だと思う
好きだからゆえの理由だとしても雅は世界一可愛いし綺麗だと思ってる
八木
「もう終わりそうだね」
雅
「だね、何時間でもここにいられそう」
八木
「それは分かるけどwまぁ一旦出よっか」
雅
「うんっ!」
美術館を出たあと2人で渋谷に行くことにした
八木
「お父さん達が20:00に東京駅集合だってさ」
雅
「わかった!んー、夕ご飯どうするのかな?それぞれで食べる?聞いてみて」
八木
「聞いてみたらそれぞれにしようかって」
雅
「わかったー!」
そんな話をしながら、雅が買いたいものやお揃いの服を買いに行った
雅が水を飲みたいと言うので少し待ってもらいコンビニに入った
コンビニを出た時に雅がナンパされているのが見えた
八木
「雅、ごめんお待たせ」
雅
「ん、!もう、遅いよ、早く行こっ!」
モブ
「ちょいちょい、無視しないでよぉ〜」
八木
「さっきからなんですか?明らかに嫌がってますよね?」
モブ2
「お前に用ねぇから、さっさと失せろよ」
男たちはそう言うと雅の腕をぐいっと強引に引っ張った
雅
「痛っ、、、ちょ、もうやめてくださいっ!」
八木
「てめぇ、俺の彼女に何してんだよ、勝手に触んじゃねぇよ、その汚ぇ手離せ」
モブ
「あ?てめぇガキが調子乗ってんじゃねぇぞ!」
そう言うと男は俺に殴りかかってきた
なんとか阻止し怒りが爆発した俺はいつのまにか男を殴りかけていた
雅
「一郎っ、!ダメだよ、ほら早く行こう」
雅は俺の手を取り、走り出した
人が沢山いるところに出た時やっと止まった
八木
「はぁ、、はぁ、ごめん、雅、、」
雅
「ううん、大丈夫、守ってくれてありがとうね」
八木
「やっぱ1人で置いてけないね、、これからは常に一緒にいよう、ごめん」
雅
「ふふっ、、うん!」
恥ずかしそうにはにかむ雅を見てつい俺はキスをしてしまった
一瞬驚いた顔をしていたけれど、嬉しそうに笑いながらキスをし返してくれた
少し落ち着くために2人で純喫茶に足を運んだ
雅
「一郎、ごめん少し吸っていい?」
八木
「ん、大丈夫よ、灰皿貰おっか」
雅
「うん、ありがと」
カチッとライターをつけ、ふーっとタバコの煙を吐く雅の横顔はいつにも増して大人に見えた
最初は驚いたけれど理由を聞いたら何となく納得してしまった
タバコを美味しそうに吸ってる雅を見ていると知らない一面を見ているようで胸がドキドキした
俺よりも1歩先に大人になってるようで
例えそれが世間から許されない行為だとしても、俺は雅を受け止める自信がある
八木
「まだ17時だしさ、、ちょっと2人でラブ、、ホテル行かない、?」
雅
「え、?一郎からそんな言葉聞くとは思わなかったわ、wふふっ、、いいよ? 」
そうやっていたずらに笑う雅の顔がとても可愛くて、愛おしかった
そして食事を済ましたあと2人で新宿へ向かい小綺麗なラブホに入った
雅
「んー!やっぱ都会の方が綺麗だねぇ、久々に入ったや」
八木
「ねぇ、、そんなこと言うと俺が嫉妬で狂いそうだからやめて」
雅
「ん?ごめんごめんっ!お風呂入ろっか」
八木
「うん」
2人でお風呂に入り、バスルームに身を包み、ベットに座った
八木
「家じゃないから、、声我慢しないでね、?」
雅
「ちょ、、もう、緊張するようなこと言わんでよ、好きだよ、一郎」
八木
「俺も好きだよ、、雅、帰っても抱いていい、?」
雅
「程々に、、ね?」
八木
「頑張る、、w」
俺は雅の体をそっと触った、ピクっと動く雅がとても可愛くて手が止められなくなった
そうして2時間が経ち、ホテルを出た
雅
「なんかお腹すいちゃったね、お父さんお母さんに会う前になんか食べる?」
八木
「ラーメン食べいく?明日もどうせお休みだし」
雅
「いいじゃん!ラーメン食べいこー!」
2人でラーメンを食べたあと両親と集合し家へと帰った
もちろん家でも俺は好きなように雅のことを沢山抱いた
嬉しそうに笑いながら俺の背中に手を回しキスをしてくる雅の顔はこの世の何にも変え難いほど幸せそうだった
このままこの幸せが続きますようにと願いながら二人一緒に眠りについた
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いかがだったでしょうか?
初の番外編ということでほんっとに、、死ぬほど更新が遅くなってしまい申し訳ございません、、
バイトから帰るのがいつも夜遅くてですね、、疲れが溜まりに溜まってまして
ほんと布団に入った瞬間眠りについてしまって、、これからはもっと頑張りますので
どうかお待ちいただくと嬉しいです、!
今回は八木と雅のイチャイチャデートを覗いて頂きました
ほんと番外編ということで作者も伸び伸びと書いた結果4000文字に近づく勢いで書いてしまいました
次回からは本編に戻りますのでたのしみに!!
では、次のお話でお会いしましょう、、
次回 『私を見て』 14話 色々な苦悩