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『わたしをみて』

16 - 『わたしをみて』 14話 色々な苦悩

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2024年10月23日

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私を見て


※本作品はノンフィクション作品です

一部暴力や虐待等の表現がございます、見るのが辛い方はそっと閉じて下さい
















では、物語の中へいってらしゃいませ、、













____________________


雅side


あぁは言ったものの一郎を巻き込む訳にはいかない



とにかく離れなきゃ、、



大好きなのに、こんなに好きなのにあの人達から沢山助けてくれた一郎を一郎の両親を俺は守ってあげられないかもしれない、



とにかく今日の夜一郎に話そう



怒られる、、かな、w






「一郎、話ある」


八木

「わかった、部屋行こっか」


「、、うん、」


八木

「なぁに?話って」


「あの、、ね、やっぱ、、中学卒業したらお互い離れた方がいいかもって思って」


八木

「は、?」


「もうこの数ヶ月相当迷惑かけてるし、、もう、巻き込めないよ、」


「私は1人でも頑張ればいきていけるか、ら、、さ、一郎は一郎の好きなことを」


八木

「雅、何言ってんの?迷惑?そんなこと思ってない、あの時のデートは?今までの事ぜーんぶなかったことにしちゃうの?」


「ッ、、」


八木

「俺は嫌だ、雅を一人にはしておけない、したくない」


「でもッ、!」


八木

「でもじゃない、俺も俺の両親も雅のこと大事なの、だから2人だって俺らの上京認めてくれたでしょ?」


「雅はずっとそんな苦しい思い抱えながら生きていくの?もっと俺らに本音話してよ、、」


「ごめん、、」


八木

「謝らなくていいから、ね?もう俺たち家族でしょ?これからは辛かったら苦しかったら沢山本音話してよ」


「俺ら家族はちゃんと受け止めるから、雅がもう悩まなくていいようにするから、だから、俺のそばから離れんでよ、、」


滅多に泣かない一郎が泣き出してしまった



この時に全て悟った、ほんとにこの人は俺のことが大好きなんだと



東京でデートした時も、上京のこと話した時もずっとモヤモヤしていた



このまま一郎に甘えていいのかなと、けど、、



そっか、、俺達、”家族” なんだ



俺を、、私を家族って認めてくれてたんだね



俺ばっかり突っ走って、勝手に悩んで、落ち込んで、苦しくなって



もっと前からこの思いにちゃんと気づいていれば一郎を泣かすこともなかった



「ごめん、ごめんね、、ありがとう、一郎、私、、やっぱり一郎のそばにずっと居る」


「もうめんどいとか言われてもずっとそばに居る、私、、一郎とずっと人生歩んでいきたい、だからもう、泣かないで」


八木

「、、こっちこそ、雅の思いに気づいてあげれんくて、ごめんね、、ずっとそば居てくれるん?」


「うんっ、!ずっとそばに居る」



この日の夜いつも以上に激しく一郎に抱かれた



俺を抱きしめる腕はもう離さないと言う思いが伝わってきた



愛してるって言葉を使うのは恥ずかしいけれど



俺は一郎をこの世の何よりも愛してるよ



だから、一郎も隠してる思い話してよ、、



気づいてるよ、俺がどこか出かけて帰ってきた時、部屋の扉越しに啜り泣いてる声が聞こえてくるのを



一郎は何を隠してるの?俺はもう全部話したよ



だから頼ってよ、俺を頼ってよ、!




八木side


あんな話をまさか雅からされるとは思わなく、つい泣き出してしまった



雅は俺に全てをさらけ出してくれたのに、俺は



ずっと悩んでいた、雅との関係を



好きで好きでたまらなくて、とても愛おしくて、誰よりもそばにいてあげたい



けれどこんな自分の感情が雅を縛ってしまっているのではないかと



けど今日雅が話してくれたのを聞いて、こんなにも雅が自分のことを好きなのだと再確認できた



もう寂しさから泣くことはないと思った



それから俺たちは幸せな日々を歩んでいた、はずだった




八木ママ

「ねぇッ、雅ちゃんが、、居ないのよ、!」


八木

「は、、?ちょ、っ、、と、まってよ、居ないってどういうこと、?」


八木ママ

「何時になっても帰ってこないの、、あなたは塾があるから遅くなるのはわかってたんだけど、、いつまで経っても帰ってこないのよ、」


八木

「あ、、え、、、と、とりあえず俺、、外探してくる、!」


八木ママ

「う、うん!ママもパパに連絡するから、気をつけてね!」


八木

「いたら連絡するから!」


はぁ、はぁ、、どこにいるんだ、!雅!!



どのくらい走ったのかわからない、、



既に外は真っ暗で虫たちの鳴き声だけが聞こえる



どこからか聞き覚えのある泣き声が聞こえてきた



雅?雅なのか、、?そう思った俺は急いで声が聞こえる方へ走った



あっ、、みや、、び、?



目線の先には泣きながら、腕を切る雅の姿が目に入った



何か悲しそうな声でブツブツと呟きながら強い力で何度も細い腕を傷つけた



血が雅の腕を伝って地面へぽつりと落ちた



そこには血だけではなく涙も混じっていた



制服姿のままの雅 いつからここにいたのだろうか、寒さで体が震えてしまっている



それに制服のシャツの袖も血で赤く染ってしまっていた



泣いている姿の雅をとても美しいと思った



なんて声をかけよう、そう思いながら静かに雅の背後に近づいた



そのまま細い腰に手を回し、ギュッと雅を抱きしめた



「ヒュッ、、あ、、ぁあ、、よ、ごれ、、ちゃ、う、よ、はな、れ、て、ッ、!!」



雅はそう言い放つと弱い力で俺をグッと押しのけようとした



離れたくない、このまま雅を離したら、どこか遠くへ行ってしまうのではないかと不安になった



八木

「雅?どういうことかちゃんと説明して?」


「、、、、い、、や、だ、、」


八木

「一旦その腕洗おっか、化膿しちゃうと良くないから」


「さわら、、な、い、、でッ、!」


八木

「やだ、俺は雅がこのまま傷ついたままじゃ、嫌だから、少し冷たいかもだけどあらうよ」


「んっ、!いや、、!!」


雅は何度も腕を振り払おうとしてきたが、ぐっと強い力で何とか腕を水道まで持ってきた



ジャーと流れる水は雅の腕に当たり、ぴちゃぴちゃと弾けた


「ッ、!!!!いッ、だ、、いッ、! 」


八木

「いい子いい子、我慢して」


「いたい、、よぉ、、いち、、ろ、う、」


八木

「やっと名前呼んでくれた、少し薬局寄ってから帰ろっか、みんな心配してるよ」



雅は黙りながら、首を縦に振った



痛々しい腕の傷を見て俺は泣きそうになったがグッとこらえた



少し外で待ってもらい、包帯や消毒液などを買い家路についた



八木

「雅、何があったか説明してよ」


「おじいちゃん達が、、やってきて、、今日は、一郎塾だったでしょ、、?その隙にやって、、きて、、殴ら、、れ、た」


八木

「家まで送ってやればよかった、、ごめん」


「一郎は謝らないで、、悪いのはあの人たちだから」



話を聞きながら、家に着いた



お母さんは泣きながら雅を抱きしめた



何度も泣きそうになりながら、雅はごめんなさいと謝っていた



その後ろでお父さんが静かにお母さんと雅を抱きしめながら家の中へ入った



お母さんは苦しそうな顔をしながら雅の腕を手当してくれた


八木ママ

「雅ちゃん今日は疲れたでしょう、先にお風呂入って休みなさい」


「お気遣いありがとうございます、、あの、一郎、後で部屋来てね、?」


八木

「大丈夫ちゃんと行くよ、心配しないで待ってて、ね?」


「うん、、じゃあお先にお風呂いただきますね、おやすみなさい」


八木パパ

「雅ちゃん、明日は学校休もうか、一郎も休みなさい、少し家族で遠出でもしようじゃないか」


「グスッ、、ありがとう、ござい、ま、す」


少し目に涙を貯めながらとぼとぼとお風呂へ入っていった



そうして、家族会議が始まった



____________________








『私を見て』 14話  色々な苦悩










いかがだったでしょうか?


今回は前回のお話とは打って変わって、重いお話になってると思います


前回からの温度差にびっくりすると思いますが後々きちんと回収していく予定ですので、お待ち下さい


今回は更新にだいぶ間が空いてしまって申し訳ございません


体調崩してしまって思うように書けなかったというのが本音です


何とか這いつくばりながら更新していきますので、よろしくお願い致します!!!









それでは次のお話でお会いしましょう、、
















次回 『私を見て』15話  決心













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