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勇者「ううう…空の上にある雲なんて持って来れるわけないよぉ………もうやだ冒険なんて出るんじゃなかった…僕一人でなんて無理だもん…無理だよ無理無理…もうどうにでもなっちゃえ、手紙は渡したし岩の魔王のとこ行こ………」
勇者「ふぅ…ここが岩の魔王の…うわ険しい岩山だ…これ登るの?良いことなんて何にもないよ…本当に…どこか休めるところはないかな…あ、あっちの方から煙が…行ってみよう!」
???「へいへいへーーい!そこのボーーイ!よく来たね、大変だっただろう?
だけど!ここまで来れた君のため特別に!町まで案内しよう!」
勇者「え!?いいの!?」
フォイト「ああ、勿論さ!僕はフォイト、よろしくね?子猫ちゃん♪さぁ!イケメンペガコーンのこの僕の背中に乗りたまえ!」
勇者「う、うん!ありがとう!」
フォイト「僕がこの村について教えてあげようね♪僕たちペガコーン、つまりペガサスとユニコーンのミックス…産まれた時にペガサスは角をユニコーンは翼を付けてもらうんだ、そしてこっちはケンタウロスたちが住んでいるエリアだよ♪彼らは上半身が人間と同じだから角も翼も付けれないんだ…だけど彼らには逞しい腕と筋肉を持っているからね!力仕事はお手のもの…ってわけさ!」
勇者「すごく綺麗な場所だね!川の水も草も木も」
フォイト「勿論さBaby!ここは神秘的な魔物たちが住んでいる場所だからね、水も草も神秘的じゃないと…ね♪僕には釣り合わないだろう?」
勇者「あ、あはは僕ここの岩の魔王に会いに来たんだ。どこにいるか知ってる?」
フォイト「勿論さBaby可愛い君のためだ案内してあげようね♪」
勇者「すごい…こんな凸凹の道をスイスイ進んでる…」
フォイト「僕はこの道を知り尽くしているからね魔王のいる場所も勿論把握済みさ♪さぁもうすぐで着くよ心の準備はバッチリかい?子猫ちゃん?」
勇者「う、うん!大丈夫だよ!」
フォイト「ワーンダホーーー!良いね!さぁ行こう」
勇者「うわぁ…」
フォイト「へいへいBaby、どうしたんだい?魔王の城の前で怖気付いたのかい?」
勇者「い、いや、大丈夫だよ…」
フォイト「本当かい?実を言うと僕は城の中には行けないんだ…そろそろ帰らないといけないからね…」
勇者「そ、そんな…」
フォイト「ごめんね子猫ちゃん…でも君なら大丈夫だって信じてるよ!グットラック!Baby!」
勇者「行っちゃった…岩の魔王…どんな魔物なんだろう…風の魔王みたいなやつじゃなければ良いんだけど…」