彼は険しい顔をして一点を見つめている。視線のさきには一冊の本、黒髪の男がもう1人の男のうなじあたりを噛んでいる表紙の本、BL本。
「ぅぅぅ、買おうかな。でも金欠だし、やっぱり買うのなれないし…」
そうつぶやき少し悩んでからその本を手にとる。そのままレジにややはやめに歩いていく
バイトダルすぎ、そんなことを思っていると、レジに本をおかれた。
「はぁ…」
ため息をつきその本をみた、BL本…買う人いるんだ、僕はその本をおいた相手をみる。
「…は?」
華奢な体、大きな目、、、僕が恋した相手、相手も僕が同じクラスの荒良 涼夜(あらい りょうや)だと気づいているようだ。相手、同じクラスの紗有季 優(さゆき ゆう)があたふたしはじめ急に言い訳をはじめた
「あ、いや、あ、姉ちゃんが買ってこいって、言ったからそのあの」
そんなあたふたしているすがたも可愛らしい。そう思いながら僕は
「いや、別になんとも思ってねぇよ」
僕はそう言い紗有季を安心(?)させた。
「え、ほんと??」
と、僕より背が小さい紗有季はやや上目遣いで僕にたずねてきた。
「まじ、」
そう僕はかえす。だけどまだ彼は心配そうな顔で
「誰にも言わないよね、」
と僕に言う。なんだよ可愛いかよと思いながら僕は
「言わねぇ言わねぇw」
そう言った。僕が笑ったことに怒ったのか少し不機嫌そうな顔をしながら「ありがと。」と言う。それから少しの間他愛もない話をした。途中で紗有季が僕帰るねと言いその場からササッと立ち去っていった。
えー、疲れました。眠いです。( ´ ▽ ` )。読んでくれてありがとうございます!!気がのったらまた書くかな、 ではまた!