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この村には、人狼がいる。



この一言がすべての始まりだった…



_____

「馬鹿げた事言うのも大概にしたら?

アッ単細胞には大概なんて言葉、

分かんないか」


「はあ!?分かるし!分かりますー!」


「じゃあなんの意味か言ってみてよ」


「それはー…えっと…」


「やっぱ分かんないんジャン」


「わかるから!あとちょっとで…」


「まあまあ、そろそろ休憩明けるから

程々にしろよ〜」



暑い夏の休みの日だった。

烏野バレー部は残暑の残る中、

日々練習に明け暮れていた。


「お疲れしたっ!」


「したっ!」



「ああ!ちょっと待ってくれよ〜!

実は、面白いゲームがあってよ!」



そんな中、烏野バレー部の部室で

1年、日向翔陽は暑いにも関わらず

頑なにゲームの説明を施していた。


「てか何、?人狼なんて本当に

いるわけないデショ」


「…日向は何かに影響を受けたの?」


「この間クラスメイトが言ってたんだよっ!【人狼ゲーム】?だっけ…?

なんか、流行ってるんだぁって!」


「ふーん、興味ナイ」


_人狼ゲームの話ししてるのか〜?



「あっ!菅原さん!!」


「ちーっす。お前ら、まだいたのか」


「チビが帰らせてくれなくて、困ってたんですよー、助けてくだサーイ」


「今ちびっていった?おれのこと!!」


「言ったけど」


「このぉー!月島ぁっ!!」



「まあまあ日向落ち着けって…それで

人狼ゲームやりたいのか?」


「はい!知ってるんですか!?」


「まあな!俺、ゲームマスターやるから

今からみんなでやるべ!」


「わーい!やったー!」


3年、菅原孝支が人狼ゲームの話を

持ちかけると、まるで、

プレゼントを開ける子供のように

日向は嬉しそうな目を光らせた。


「人狼ゲームやるのはいいけどさ、」


「?」


菅原が淡々とした口調で話し始める。


「ゲームをやった後、怖〜い現象が

起こるって、しってるか…?」


「し、しらないです…」


菅原がその場に立ち上がり、

1年生の近くに歩み寄る。


「もし何かにあったら、急にバアッ!

って人が消えちゃったりして…」


「ぎゃあっっ!!」


「って、嘘だべ。」


「へ…?うそ…?」




「あの、僕ら帰りまーす」


「待てって!月島、山口!

ちょっと人数足りないから

入ってくれ!」


「いくら菅原さんの頼みでも、僕ら、

そろそろ帰りたいんで…」


「あとでアレ、奢ったる!」


月島らが帰ろうとしていたので、

菅原はジェスチャーである事を

伝えると月島は何かに勘づく。


「…はあ、分かりました。

山口、いいよね?」


「もちろんツッキー☆」


「おお!さんきゅーな〜あとはー…

あ!影山、お前も入れ!」


「???…分かりました」


「よーしじゃあ人数も集まった事だし、

これから、人狼ゲームを始めるべ」





_この村には、人狼がいる。




To be Continued

この村には、人狼がいる。【烏野1年+α】

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コメント

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続きが早く見たい!( 。>ω< 。)ワクワク

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