テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちは!Ririです!今回のお話は若井さん受けのオメガバースです!
⚠️注意
・りょつぱのBLです。
・オメガバース設定(💛→α 💙→Ω)
・🔞表現がございます。苦手な方はご了承ください。
・2人は既に付き合い同棲している設定です。
それではどうぞ、お楽しみください!
💛視点
ダッダッダッ
夜の街並みを走る音がなる。人混みをかき分け、最愛の恋人が待つ家に向かって全力で走る。
身バレ防止につけているニットキャップとマスクが邪魔で仕方がない。
Ryok「はぁッはぁッはぁッ」
仕事中に来た、家にいる恋人の若井からのLINE。
「ひーときた。くすりない」
この世界は、男性・女性の区別の他に、“第2の性別”であるα・β・Ωの区別がある。
成績優秀、世間から期待されるα、世界人口のほとんどをしめ、ごく一般の性であるβ、そして、“ヒート”と呼ばれる発情期が1ヶ月に1回あり、ヒート中なら男性女性関係なく妊娠できる、Ω。
僕はα。第2の性が突如として現れた約100年前、αは1000人に1人と言われる天才で、生まれた時から人生勝ち組のようなもの。それとは対象的に、ヒートがあると言うだけで差別され、世の中から排除されてきた3つの性の中で1番数が少ないΩ。ここ数十年でαとΩの人数が急激に増え、αが1000年に1度の天才と言われ優遇されることも、Ωが排除、差別されることもほとんど無くなった。が、未だにΩを下に見て、Ωの人達をいじめたりする輩は沢山残っている。古い人なら尚更だ。Ωということを隠し、ふとした瞬間にΩということがバレた大人気アイドルが大炎上。酷すぎる誹謗中傷を受け芸能界を辞め、自殺する事態まで起きた。
僕の最愛の恋人である若井は、世間にはαと名乗っているが、本当の性はΩ。この事を知っているのは、恋人であり、番でもある僕とメンバーの元貴だけ。
薬を飲んでヒートを抑えることはできるものの、多少なりともフェロモンは漏れる。僕がαであるように、元貴もα。PMGAのスタッフも、αの人間が多い。だから、若井はヒート予定日の1週間前になると仕事を休んで家で過ごす。
Ryok「はぁッはぁッ」
いつもなら、ヒートが来た日は僕が家に帰る前に若井の好きなデザートを買って、若井の大好物を作って振る舞う。対処法が無くひたすら耐えるしかない薬の副作用によるしんどさが少しでも減るように、僕は若井に尽くす。
が、最近忙しく、僕が若井のヒート抑制剤の在庫があるかの確認を忘れてしまっていた。“最近忙しかった”など、ただの言い訳でしかないが。
一体、ヒートってなんなんだ。僕たち人間は、ただ繁殖する為だけに生まれてきたわけでは無いのに。ヒートによりいじめを受け、悪いαにレイプされ捨てられるΩ。本当にこの世界はクソみたいだ。
ヒートなんか、無くなってしまえばいいのに。αとかβとかΩとか、第2の性もなくなってしまえばいいのに。そうすれば、若井も毎日世間にΩだということがバレるかもしれないという恐怖に苦しめられなくて済むのに。
若井のLINEが来た後、元貴に事情を説明してスタジオを飛び出してきた。近くのドラッグストアで抑制剤を買い、家に向かって全力で走る。
Ryok(若井ッごめんッ、ごめんッ!すぐに帰るからッ)
Ryok「はぁッ…はぁッ…」
やっと家に着いた。息を整えながら、カバンの中から鍵を取り出す。
震える手で鍵を取り出し、家の中に入る。
いつもなら揃える靴を雑に脱ぎ捨て、リビングのソファに荷物を放り投げ冷蔵庫から水を取り出し、若井がいるであろう寝室に向かって走る。
Ryok(…ッすごいフェロモン…ッ)
寝室の扉から廊下に漏れ出る、強いフェロモン。甘い香りが僕の頭を支配し、今にも理性が失いそうになる。
Ryok(落ち着け…ッ若井は絶対に理性を失ってる…僕が獣になってどうするッ若井を今すぐ助けろッ!)
ドアノブを回し、寝室のドアを勢いよく開ける。
Ryok「若井ッッ!」
Hrt「はーッ゛♡はーッ゛♡ぅう゛ぅぅ゛〜…ッ///ふーッッ゛ふーーッ゛」
寝室のキングサイズのベッドにいたのは、僕の服で巣作りをして、巣の真ん中で僕の服を握りしめながらうずくまり苦しそうな声を出す若井。
ベッドに駆け寄り、理性を失い敏感になっている若井の背中を優しく擦りながら声をかける。
Ryok「若井…若井…!僕、僕だよッ
ごめんッ遅くなったねッ待たせてごめん…」
Hrt「ぁ…///りょ…ちゃ…ッ♡」
Ryok「うん、涼ちゃんだよ。」
Hrt「りょちゃ…ッッ゛♡くるしぃ゛ッ♡たすけ…ッ゛♡」
Hrt「ぁつい…ッ♡あつぃい゛ッ♡泣」
Hrt「熱いね…苦しいね…」
泣きながら、熱を孕んだとろとろの目で一生懸命僕の方を見つめる若井。
Ryok「若井、お薬飲も。ね?」
Hrt「ゃだッ…♡やだぁあ゛ッ♡泣」
Hrt「ぉくすりぃ゛やッ゛♡ぁ゛つぃぃ゛♡泣りょちゃッのッ゛ほしぃ゛いッ゛♡」
Ryok「だーめ。お薬飲まないと。 飲んだらいっぱい僕のあげるから。お薬飲も?」
Hrt「やだぁぁ゛♡泣りょちゃッ゛はやくぅ゛♡♡」
Ryok「お薬飲まないとずーっと苦しいから。ほら、口開けて?」
パキッパキッと銀色のシートから薬を手に出す。
薬を飲むのを嫌がり手足をジタバタとさせながら暴れる若井を抑え、口を無理やりこじ開ける。
Hrt「ぁがッ…゛♡がぁ…゛ッ」
若井の口に薬を入れ、冷蔵庫から持ってきたペットボトルの水を口に含み、若井の頬を両手で包み唇を重ねる。
Hrt「んむ゛ッ…♡んう゛ッ♡♡」
若井の口の中に水を移そうとしても唇を開けないから、若井の鼻を摘み無理やり唇を開けさせる。
Hrt「ん…゛ッ♡ふッ゛♡♡」
僕の手が冷たいのか、とろんとした目で気持ちよさそうに目を細める若井。
Ryok(口の中あっつ…)
Hrt:コクッコクッ
Ryok「ん…ちゃんと飲めたね。偉い偉い。」
Ryok:なでなで
Hrt「ん…♡」
頭を撫でると、嬉しそうに僕の手に擦り付く若井。
Ryok「巣作りしてくれたんだ。ありがとう。上手だねぇ若井。待たせてごめんね」
Hrt「ん…♡」
目にハートを浮かべながら、手を広げる若井。ハグをしろという意味だろう。
Ryok「ん、ぎゅーね。はい、ぎゅー」
Hrt「ん…♡りょちゃ…ッぃいにおい…♡」
若井のことを抱きしめると、僕の首元に顔を埋める若井。
Ryok(体あっついな…これは苦しいだろうな…)
抱きしめた若井の体はとても熱く、汗が大量に流れている。
Ryok「…汗、気持ち悪いでしょ。服脱いじゃお。」
若井の服を脱がせ、我慢汁と愛液でべちゃべちゃになった若井の下着も下ろす。
Ryok「うわ…♡パンツべちゃべちゃだね…♡」
Ryok「はやくきもちくなろうね…♡」
Hrt「ん゛ッ♡はやくぅ゛♡♡」
Ryok「わかったわかった♡ちょっと待ってね、ゴムつけないと…」
ベッドの横にあるサイドテーブルからゴムを取り出し、口で封を切り、自分の性器に被せる。
ピト…
Hrt「…ッ゛♡」
Ryok「楽になろうね…」
若井の後ろに僕の性器を当て、ゆっくりと中に挿れる。
ズチュッッグググ…
Hrt「…゛ッ?!♡ぅあ゛゛ッ?!!♡♡ぁあ゛あッッ♡♡」ビクビクッビクッッ
Ryok「…ッ゛」
若井の中は溶けるように熱く、挿れた快感でイった若井の中は、きゅうきゅうと僕のを締め付ける。
Ryok(や…ッばい…)
若井のフェロモンに当てられ、締め付ける中が僕の理性をじわじわと支配する。正直言っていつ理性を失ってもおかしくない。
Ryok(だ、ダメだ…落ち着け…)
酷く敏感になっている若井に、いつもみたいに激しくしたらきっとすぐトんでしまうだろう。今の若井に負担をかける訳にはいかない。あくまで今の行為は若井の苦しみを少しでも取るためにやっていることだ。
Hrt「んッ♡ぁあ゛?!ッ♡♡あ゛ッ♡ぅあぁあ゛ッッ♡ゃ゛ッ♡んえぇ゛えッ♡」
Ryok「きもちーね♡」
Hrt「きもち゛ッ♡ぁあ゛ッ…♡まッ゛…りょちゃッ゛♡まって゛ッッ♡ぃッイッちゃぅ゛からぁあ゛ッッ♡♡」
Ryok「イっていいよ♡ほら、」
ぐちゅぐちゅと若井の性器を上下に擦り、絶頂に促す。
Hrt「ぁ゛ッ…♡あ゛ッ♡ま゛ッ♡♡」
Ryok「我慢しなくていいよ♡ね?♡」
Hrt「ふ…ッ゛♡ぅう゛ぅ゛うう゛う゛ぅッッッ♡♡♡♡」ビュルルルルルル
ビクビクと痙攣しながら性器から性液が飛び出す。
Hrt「ぅ゛…♡?ぁ゛…??♡♡」ビクッビクビクッ
Ryok「じょーず♡よしよし…♡きもちいね…♡」
Ryok「ほんと可愛い…♡♡」スリッ
未だ絶頂から抜けれずビクビクと体を痙攣させ、半分白目を向きながら喘ぐ若井。
興奮し真っ赤な若井の頬を撫でる。
Ryok(さすがに1回イっただけじゃヒートは収まらないか…)
薬は飲ませたから、何回かイけばヒートは収まるはず。1回イかせたがフェロモンはまだ収まっていないため、あと何回かイかせる必要があるだろう。まだ若井はイってる途中だけど…
Ryok「もっかいしよ、若井♡」
Hrt「んえ゛ッ?!♡ま゛ッ♡まって゛ッ♡゛まだイってるからぁ゛あ゛ッ♡♡゛」
若井の言葉を聞かず腰を動かす。
ズチュッズチュッズチュッ
Hrt「あ゛ッ♡あッ゛♡あッ゛♡ぅあぁ゛ッッ?!♡」
Hrt「んゃ゛ッ♡し゛…ッしぬ゛…ッしぬ゛ッ♡゛゛」
Ryok「死なない死なない♡ほら、一緒にイこ?♡」
Hrt「ゃ゛ッ♡んや゛ぁあ゛あ゛ぁあッ?!!♡♡」
Ryok「くッ…♡」
ビュルルルルルル
Hrt「はぁ゛…♡はぁッ…♡゛」
Ryok「ふーッ゛♡ふー…゛♡」
あれから何時間ヤったのだろうか。何回目かの絶頂で、すぅ…っと若井からフェロモンの香りが消える。ヒートが収まった証拠だ。
Hrt「ぁ゛…♡ぇ゛♡♡ぇぇ゛ッ?♡♡んへ゛…ッ♡♡ぁあ゛…♡♡」
Ryok「ふー…」
ズル…
Ryok(お水…)
若井の中から性器を抜き、ゴムを縛りゴミ箱に放り投げる。
サイドテーブルに置いておいた水を取り、ゴクゴクと飲む。
Ryok(ぬる…)
ずっと放置していたから冷えておらずぬるいままだが、乾いた喉が潤っていく。
Ryok「若井、若井。お水飲も?」
また口に水を含み、唇を重ね若井の口の中に移して飲ませる
Hrt:コクッコクッ
Hrt「ぷは…ッ」
Ryok「ん…」
Ryok「よしよし、お疲れ様。もう寝な。元貴に明日休みの連絡入れておくから、ゆっくり休みな。」
Hrt「ん…」ウトウト
Ryok「おやすみ、若井。愛してるよ」
若井の目を手で覆い、眠らせる。
Hrt:……すぅ…すぅ…
Ryok:…ちゅ
眠った若井の頬にキスを落とす。
Ryok「んん゛〜〜…」
Ryok「ぁ、元貴に連絡しておかないと…」
元貴に事情を説明し、僕と若井が明日休みのことを連絡し、スマホを閉じる。
Ryok「…シャワー浴びてこよ…。」
汗だくの若井の体をタオルで拭き、精液や汗でびちゃびちゃになったシーツを取り、眠っている若井を移動させたりして苦戦しながら新しいシーツを取り付け、掛け布団をかけてやる。
Ryok(かわいいなぁ…)
Ryok:なでなで
Hrt「ん…」
眠っている若井の頭を撫で、寝室を後にする。
いつか、医療が発展し若井の…いや、Ωの人達の苦しみが無くなればいいな。
薬はあるといえど、吐き気や頭痛、熱など酷い副作用に苦しめられている。Ωに対する偏見な差別が全く無くなった訳ではない。
いつか、若井が安心して暮らせる世界が来るように願って。
Ryok「ゆっくりおやすみ…大好きな若井…」
大 森 _ "
230
#大森元貴
RanJam
27,423
コメント
1件
読み終えた感想、めっちゃ刺さったわ…!涼ちゃんの「理性を保って若井を助ける」って目的意識がしっかりしてるのがカッコよかったし、ヒート中の若井の苦しそうな描写と、それでも2人の愛情が伝わってくる温かさのバランスが絶妙だった。オメガバースの社会的な問題にも触れてて、ただのエロじゃなくて世界観に深みがあるのがいいな。次どうなるのか気になる〜🔥