42
「あれ。今何歳だっけ」
『…22ですよ。』
「お、酒飲めんじゃん。」
そりゃ、飲めますよ。先生。
まだあんまり飲んだことはないけど。
「で?どうしたよ」
『 …小説、読みました。』
「…そう。」
やっぱり、この事が原因だったんだ。
「姫野のこと、好きだったみたい」
『 …ですね。』
「俺と居たら悲しむでしょ。手塚くん。」
『 …それはそうかもだけど』
『 私は、先生と一緒にいたいです、』
「…それは、愛の告白?笑」
『 ちっ、違います、!!』
よかった、笑
先生も、もうそこまで気にしてなかったみたい。多分。
「お前、、弱いの? 」
『 …う〜ん、』
「んじゃ頼むなよー」
『 …う〜ん、』
「聞いてんのかよ、笑」
頭が痛い。
とかじゃなくて、ただただ酔った。
前お兄ちゃんと飲んだ時、ほんとに弱くて迷惑かけたんだった。
どうしよ。
「ちょっと待ってろ」
そう言って先生はどこかに行ってしまった。
お酒を飲むと、一段と寂しくなる。
「…帰るぞー」
『 …はーい、』
・
「お前、タクシーで帰る?」
『 歩きですよーー』
「そ。じゃタクシー止めるわ」
『 …え。一緒に帰らないんですか、』
「ふはっ、…帰るか、笑」
『 …はい、! 』
きっと、お酒がはいってなかったらこんな事口に出せていなかった。
・
「ほら。乗れ」
『 …はーい』
先生に押せれながらタクシーに乗る。
運転手さんが「どこまで?聞くと先生は私に聞くことなく、先生の家の住所を言った。
「寝てていいぞ」
『 …寝ませんよ、』
「ふふっ、すぐ寝そうな顔だけどな。」
『 先生といられる時間だもん…』
お酒はこわい。
絶対普段だったらこんなこと言えてない。
「結局寝んのかよ、、笑」
・
「おい、ついた」
『 …えっ、寝てたよ、』
「笑笑、出るぞー」
『 どこ、ここ…』
「俺んち。」
『 …はいっ!?』
一気に酔いが覚めた。
どーゆーこと、先生の家!?。
あ、車?タクシー代持ったないからか。なんだ
「お客さーん。降りるよー」
『 …はい。』
・
「なにとまってんの。」
『 え、だって…』
おかしい。
タクシーから出て、先生に着いて行ったら
先生の家の玄関まで来てしまった。
どーすればいいのよ。
「入んないの?」
『 え、入るんですか…?』
「嫌ならいーけど。」
『 …入ります、!』
「どーぞ。笑」
・
コメント
3件
お持ち帰りした後どーなるの!?
えっ?先生?お持ち帰りですか?(笑)