雪兎side
仕事終わりにあの居酒屋で待ち合わせ。
19時頃にお店に着くと、もう既に先客が。
『あ、健くん!』
小「やほ〜、…え、待って?髪染めてるやん!」
『そう、ちょっとイメチェンしてみたの、笑』
小「めっちゃ良い、似合ってる。可愛いやん」
健くんからドストレートに褒められたらやっぱり照れる。
小「え、顔赤っ。なに、もしかして照れてんの?笑」
『違、照れてないって…//』
小「めっちゃ顔赤いで?可愛すぎやろ、笑」
『…もう、健くんのせいだもん。格好良すぎるから…///』
小「…雪兎ほんま可愛すぎんねん、アホ、」
そう言いながら健くんは私の頭をくしゃっと撫でた。
ほんとに心臓持たないから早く来てくれ……((
そして数十分後に他のメンバーも到着して、ごはん会が始まった。
末「そういえば雪兎ちゃん髪染めたんやな」
草「それ金髪ではないよな、?何色?」
『ミルクティーアッシュ、笑』
正「ほんまにめっちゃ似合ってるわぁ、可愛い」
『えへへ、ありがとう…///』
末「雪兎ちゃんめっちゃ照れてるやん笑」
『そりゃ推しから褒められたら照れるって…』
正「俺に褒められて顔赤くしてんのほんま可愛い、好き♡」
よしくんは相変わらずメンバーがいる所でも熱烈アピールしてくる。
小「雪兎ちゃんも大変やな、まっさんに好かれるなんて、笑」
正「おい、こじけんなんてこと言うねん」
佐「でも雪兎ちゃんも正門推しなんやったら嬉しいんじゃないん?」
『いや、嬉しいけど現実味なさすぎて…笑』
草「アイドルに好かれることなんかないんやからそりゃそうやろ笑」
そんな話をしていたら近くにいた誠也くんに声を掛けられた。
末「なぁ、雪兎ちゃん?」
『ん、どうしたの?誠也くん、』
末「正門に向かって「良規、好きやで♡」って言ってみたら?笑」
『えっ!?いやなんでそんなこと…///』
末「正門がどんな反応するか見てみたいねん、大丈夫やって俺が上手く誘導するから」
すると誠也くんは早速よしくんに話しかけた。
末「なぁ、正門?」
正「はい、なんですか誠也くん?」
末「雪兎ちゃんに好きって言われたら嬉しい?」
正「もちろん、そりゃ嬉しいですよ?当たり前やん」
末「ならちょうどええわ、雪兎ちゃんが正門に言いたいことあるらしいから、笑」
草「…あれなんか企んでる顔してんな末澤、笑」
佐「雪兎ちゃんに何させようとしてるん?誠也くんは」
小「俺もちょっと末さんが考えてること分かったかも、笑」
『…あの、よしくん、』
正「雪兎ちゃん、どしたん?」
私は前に春歌に教えて貰ったあざとテクをフル活用して目の前の推しにこう伝えた。
『…良規のこと大好きやで、?//(上目遣い』
正「……」
…あれ、?まさかの反応なし?
聞こえてなかったのかと思いもう一度、
『良規、大好きっ、//』
正「…雪兎ちゃんもしかして俺のこと誘ってる?」
『うぇっ!?///』
正「そんな可愛いこと言われたら流石の俺でも我慢出来ひんねんけど、?」
んで気づいた時には押し倒されてて…
末「あ、おい正門!離れろ!」
佐「めっちゃカオスなってるやん、やばぁ、笑」
正「雪兎ちゃん連れて帰って良い?」
末「あかんに決まってるやろ!アホか!!」
草「雪兎ちゃんこっちおいで、笑」
『あ、リチャくんありがと…//』
小「さっき雪兎ちゃんに好きって言われたまっさんほんまにくらってたで、笑」
小「1回目に言われたやつも聞こえてなかったんじゃなくて理性と戦ってる顔してたもん笑」
『そうだったんだ…ほんと死ぬかと思った…///』
正「可愛すぎてほんまにあそこで食べちゃうとこやったわ…//」
春歌考案の作戦はよしくんにとっては効果バツグンだったみたいです。笑
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