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「鬼島く……ちょ……待って……」
「……俺の事、名前で呼べよ。呼ばねぇと止めてやんねぇ」
俺は練習の成果で、かなりキスが上手くなった。
俺のキスの虜（とりこ）になっているシーナを押し倒して、また唇を重ねる。
「でも……急に名前で呼ぶの恥ずかしい……」
「じゃあ、俺も……結衣って呼ぶから」
「うー……それじゃ……」
「タケルッ！！いい加減起きなさい！！いつまで寝てるの！！」
「！？ 」
ガバッ！！
何が起きたんだ！？突然シーナの可愛い声が母親の声に！？
混乱していると、勢いよく入って来た母親に制服を投げつけられる。
「うおッ！？何すんだよ！？ 」 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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